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今だから、そろそろ政治のことを話そうか。
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後立山連峰初冠雪(10月10日)

いろいろ思うところがあって、あえてまた更新しなかったことをお詫びします。
忙しくてなかなかblogまで手が回らなかったと言うのもあるけれど、選挙続きのこの2ヶ月ほどは下手なことを言うとすぐに炎上させることになりかねなかったので、あえて沈黙を保ってみたのだ。

政権交代。
小異こそたくさんあるけれど、大同を取ろう、僕はそう思って今回の衆院選は民主党に投票した。

今までこのblogを読んできてくださった方なら感じておられるかもしれないが、僕の政治的な立ち位置は一貫してリベラル。それも「小泉改革」の時期からの社会全体の右傾化、強いものが正しいという風潮の中に、僕自身は一歩も動いていないにも関わらずかなり左寄りに立っていたわけだ。

いわば、正統的な「リベラル・レフト」。僕自身はまったく意識していないにも関わらず、いつの間にか僕はそう目されるようになっていたのだ。

でも、もともとは僕はノンポリ。学生時代などはむしろ政治的な活動を毛嫌いしていたほどなのだ。
そんな僕に訪れた転機は、長良川河口堰反対運動に関わったことからだった。

あの運動の原点は政治的なものというよりも「遊ぶ場を取り上げられることへの反抗」だったと、開高健さんをはじめとする運動のリーダーたちも言っていた。当時岐阜に住んでいた僕もそれに共感していたからこそ、素直に仲間に入っていった。それは長良川の清流のように、ごく自然な流れだった。

長良川河口堰は結局のところ押し切られて建設され、運用が開始されて早や14年になろうとしている。その後の長良川の水質の悪化、生態系の大きな変化は推進側が想定していたもの以上のものがあり、あまりに大きな負の遺産を作ってしまったことが悔やまれる。
でも、あの反対運動の一番大きな意義は、公共事業・土建行政に絡みつくさまざまな利権を白日の下にさらけ出したことにあると思う。

今回の政権交代の一番大きな変化は、カネの流れが「コンクリートから人間へ」とシフトされていくことだ。同じバラマキ政策でも自民党政権の間接的なバラマキから直接当事者にばら撒かれるということが大きな変化であり、中間にいて利権を貪ってきた連中には本当に痛いことになっていくのだろう。

その「コンクリートから人間へ」という発想は、15年ほど前に僕らが長良川河口堰反対運動に関わっていた時期には既に僕らの中に当然のようにある発想だったことを思うと、ようやく機が熟してきたということかと、あまりのスピードの遅さに改めて苦笑してしまう。

自民党が壊滅的状況に追い込まれてしまった今、最低4年は民主党政権が続くことは間違いないと思う。僕に考え方の近い菅直人さんや仙石由人さんが政策決定の中枢にいるから、当面は安心してやさしい政治への変化を僕も傍観していられるだろうが、果たしてどうなることやら。
とにかく、弱い立場の人たちが安心して暮らしていける世の中がやってくるよう、僕らは見守っていく必要があるだろう。彼らが間違った方向に向かいそうならば、僕らはしっかり声を上げていこう。


翻って、安曇野にて。
先週、安曇野市長選挙と市議会議員選挙が行われた。合併から4年が経ち、安曇野市としての一体感が出てきたかどうかというところで、今後の方向性を占っていく選挙だ。

ここにも「コンクリートから人間へ」の発想が生きていて、当初はあまり話題にもならなかった新市庁舎建設問題が選挙戦中盤になって大きくクローズアップされるようになってきた。
結局、新市長に当選したのは、民主党系の前県議の宮沢宗弘さん。市庁舎に関しては「建設するも現計画からの大きな見直しが必要」というちょっと曖昧な表現をしていた分、無難な選択を市民はしたのかもしれない。
僕が個人的に応援していた古幡開太郎さん(市庁舎建設中止派)が、組織がないにもかかわらず大善戦し、平林伊三郎市長が事実上後継指名した藤森康友さん(市庁舎建設推進派)よりも多い得票を得たということは、安曇野でも「チェンジ」を市民が求めているのだという何よりの証拠だ。

宮沢新市長には、そんな民意をしっかり汲み取って欲しいと心から思う。
そう、人間がとにかく大切。その人間を生かす環境をいかに守り育てていくか、僕らも市民のひとりとしてしっかり声を上げていこう。

しかし、市議会議員候補者の選挙カーは相も変わらずなんたることか。幹線道路に面した畑で働いていると、嫌でも各候補者の選挙カーの声が聞こえてくるのだけど、いまだに名前の連呼と「地元の皆さんのお役に立ちます」という、何がしたいのかわからないような声ばかりが聞こえてくる。
農村だからとなめられてるのかと、ちょっと悲しくなってしまう僕。そう、僕も安曇野に暮らして2年とちょっと、議論好きな信州人としてすっかり自己認識してしまっているのかも。
それでもちゃんと政策を選挙カーから伝えてきた候補者もいた。スピーカーのボリュームを絞り名前の連呼をしない選挙カーもあった。静かに通り過ぎた候補者は、駅前や交差点、ショッピングセンターなどでの辻立ちではちゃんと自らの言葉で政策を語っていた。
地縁のしがらみのない僕が投票した候補者は後者であるのは言うまでもない。

そう、地方議員もしっかり政策で勝負する時代なのだ。地区(ムラ)の代表として地区に利益誘導するのではなく、安曇野市全体の代表なのだから。街頭で政策を語れる議員を、僕ら市民は育てていかねばならないと改めて思う。

とにかく日本の政治が変わっていくこの時期にしっかり立ち会えたことだけでも、生きていてよかったと思えるようなそんな政治を当選した政治家の皆さんにはお願いしたいと、優等生的な言葉でこの「暴論」を締めくくろう。
おやすみなさい。
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【2009/10/16 23:47】 | log | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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