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台風なな号の旅立ち
台風なな号旅日記もいよいよ最終回。いや、これはあくまで序章の最終回に過ぎないのも間違いない。やれやれ。でも楽しみ。

3月4日
前日の雪は安曇野を真っ白な世界にした。
もちろん諏訪地方も久しぶりに積雪。白い諏訪大社を見るならこれが今年最後のチャンスだろうということもあって、信州三大パワースポットめぐりの完結編は諏訪大社へ。
それも4つの社、すべてを一気に回ってしまおうという魂胆だ。

10時半過ぎに地球宿を発ち、ななちゃんとふたりで一路諏訪へ。
4つの社をどういう順番に回るのが正しいお作法なのかは僕はよくわからないので、とりあえず名前のイメージから上社前宮→上社本宮→下社春宮→下社秋宮の順で回ることに。
車が少ない昼時なのに発生している不可思議な渋滞(それも工事を路上でやっているわけでもない)にはまりながら、12時過ぎに上社前宮に到着。

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上社前宮は、諏訪権現信仰の原点とも言われる小さな社。今はご神体は祀られていないとのことだけれども、4つの社の中ではもっとも開放感のある明るい社。それでも背後の山の持つ力をとても強く感じることができる場所で、実は今の僕はここが4社の中で一番好きかもしれない。

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次に訪ねたのが、上社本宮。背後にそびえる守屋山(標高1650m、ここはアルプスの展望台としても有名)の山そのものがご神体。参道の廊下が印象的だが、その先にある拝殿の配置がとても特徴的で、参道からはまっすぐ拝殿を拝むことができず、「大きく願い事をしなければ聞いてくれない」とも言われる、そんな神社。
ななちゃんは何を願ったのだろうか? シンプルな願い事の僕に比べたら、思うことはたくさんあるはずなのだけど。

時計は13時を回って、いい加減お腹のすいてきたななちゃんと僕。
諏訪のおいしい店をほとんど知らない僕らは、NaOのグルメ本でこれぞという店をピックアップしてみた。とりあえずパン好きのななちゃんの希望もあって、ベーカリーカフェ「こころ屋」を上社本宮のすぐ近くに見つけて訪ねてみるが、普段はカフェを切り盛りしている奥様がご懐妊(おめでとうございます!)とのことでカフェはお休み。
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でもしっかりパンは焼いてくださっているので、明日の朝ごはん用に見るからにとてもおいしそうな天然酵母パンを仕入れて別の店へ。
再びNaOのグルメ本とにらめっこして、今回はナチュラル、オーガニックというキーワードで旅をしていることもあって、養鶏場の経営するカフェ&レストラン「なとりさんちのたまごや工房」へ。完全なオーガニック飼料で自然飼育という卵はなかなか食べられないが、それでもできるだけ自然で新鮮な卵を使うこのお店ならまぁ安心できる。それに今回は玄米菜食の縛りはかけてないので(結果としてマクロっぽいメニューを選ぶことは多かったけど)、卵もたまには食べてみたかったのだ。
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さすが鮮度の高く、アレルゲンフリーとされる植物性飼料に6種類のハーブだけで育てた鶏が産んだ卵を使ったオムライスはうまかった。それも普通、洋食屋さんで食べるオムライスの中のご飯はチキンライスのように油を使って炒めたものが入っていて、正直全部食べると胸焼けしたりもするけれど、ここのはサフランライス。
もちろんまわりのオムレツはふわふわ半熟気味で、そのまま食べてもよし、スプーンでつぶしながら食べるもよしという、絶品だった。オーソドックスなソース(デミグラス、トマト、ホワイトから選べる)も実は野菜の味がしっかりして個性的でうまい。
こんなオムライス、真似したくてもきっと作れないだろうなぁ・・・
そもそもそんないい卵は僕にはなかなか買えない。今度おぐらやま農場の風和くんから買えたらぜひ挑戦してみたいけど、根性なしの僕には無理だろうなぁ。

満腹になった後は、再び諏訪大社めぐりへ。朝、あれだけたくさんあった雪もだいぶ溶けてきてしまったけれども、それでもまだまだ名残り雪は美しい。
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下社春宮は拝殿の修復工事のため、残念ながらシートに覆われた姿。(秋宮もこの秋から拝殿と神楽殿の修復に入る)
春宮・秋宮の名前の由来は、ご神体が祀られている時期が春宮は春(2月~7月)、秋宮は秋(8月~翌年1月)というところから来ている。だから今の時期は春宮にご神体が祀られているはずだけど、工事中もここにあらせらるのかな???
京都の松尾大社に参拝する機会の多い僕にとっては、最近は妙に神社の境内に奉納されてあるこも樽に目が行って困る。そう、諏訪地方には9社の造り酒屋が今も頑張っていて、それぞれに個性的な銘酒を造っている。明後日21日は、「上諏訪街道呑みあるき」。信州の酒勝手に応援団としては絶対に欠かせない一大イベントなりよ。

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そして最後に下社秋宮へ。この周辺わずか百メートルほどの間に、下諏訪温泉の重要な源泉がいくつも湧いている場所。よって、ここに諏訪の「気」がある意味集中しているかのような強いパワースポットとして、温泉好きの僕にとっては敬愛するお宮だ。
この4社から得た大きな力を、僕らはこれからしっかり活かして生きていくにふさわしい〆の場所。

最後にすぐ近くの共同湯「遊泉ハウス児湯」でみそぎの湯を浴びて、諏訪のパワー吸収完了。

台風なな号はいっそう発達して、明日には安曇野を離れて進む見込みです。

そう、今夜がななちゃんの今回の安曇野滞在の最後の夜。
塩尻で五一ワインと井筒ワインのワイナリーを訪ねて確実な味の白ワインとリーズナブルな値段の1升ワイン(赤)を買いこんで、僕も地球宿に泊まることに。
すっかり望さんいじりを楽しんでいるななちゃん(実は魔女でドS???)に、僕はすっかり安心する。
うん、もう、ひとりで彼女の街に帰ってもきっと大丈夫。

ちなみにこの夜は、望さんと悦ちゃんの結婚記念日。当時の写真を見せてもらって遅くまで盛り上がる僕ら。


3月5日。晴れ。
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旅立ちにふさわしい、台風一過のようなすがすがしい朝。別れを悟ったのか、「ぶち」もなんだか寂しそう。
この旅の間、彼女とかかわった人に大きな爪あとを残した台風なな号。でもその記憶は誰もが自分の存在について考える手がかりとなったに違いないだろう。
望さんも「なんだか20年前に戻ったみたいだ」なんて言ってたし、僕も彼女と一緒にいる時間には17歳当時の僕に戻っていた。

ふじもり
さんの革命的なおいしいお蕎麦と素敵なふじもり夫妻にとにかくななちゃんを引き合わせたかった僕は、彼女の乗るバスの時間までの合間にまずはふじもりさんへ。
ななちゃんもとても気に入ってくれて嬉しかった。僕もたぶんこの冬最後の「つけ麺」をいただいて嬉しかった。

しっかりと彼女を元気づけた北アルプスの山々を目に焼き付けて帰って欲しいと、池田クラフトパークへ。

つらくなったら、いつでも帰っておいで。

山の神様たちはきっとそう囁いている。
そう、ななちゃん、スナフキンみたいなきみだけど、もう安曇野の大切な仲間のひとりなんだよ。

スナフキンだって傷ついていい。いやもっともっとナイーブでもいい。
いずれにしても、ありのままの自分自身をしっかり認めて、大切に生きているきみが僕は羨ましくてたまらない。

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長野道神林のバス停で握手を交わしたななちゃんの手はなんだかとても温かかった。
望さんほどは力は入れないけど、それなりに力強く握った僕の手を、同じくらい力強く握ってくれたななちゃん。
バスが見えなくなるまで、僕はその温もりを大切にしたかったから、手を振らずに見送った。

そう、きっとすぐにまた、台風なな号は僕らのところに戻ってくる。
今回会えなかった人たちも、きっとすぐにななちゃんに会えるはず。

だから、その日を楽しみにして、僕らは毎日をこの地で暮らしていく。

ななちゃん、その後、元気ですか?
3月19日、安曇野の最高気温は5月下旬並みの23度まで上がりました。
もうすぐきみの季節だね、春のひまわりさん。

FIN
but your stories will be continued for ever and ever and ever...
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【2009/03/20 00:56】 | 安曇野の仲間たち | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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