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別所温泉へ
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昨夜の雪は思ったほど積もらず、道には積雪なし、せいぜい2cmぐらいだった。
でも朝陽の差し込む中まだちらちらと降り続いている。この調子だと、雪の中に虹が見られるかもしれない。朝のうちにいい条件に恵まれるといいのだけど、果たして。

先日、「ちょっと遠くの温泉まで気分転換」と言ってたのは、峠を3つ越えて別所温泉へ行ってきたのだった。
雑誌「自遊人」の「温泉パスポート」(通称「自遊人パスポート」)という、雑誌代800円ほどで全国で100ヶ所近い、本物、あるいはこだわりのある温泉宿のお風呂に無料で入浴できるという素晴らしいものがある。これで存在を知ってもらって、「泊まってみたい」と思ってもらうためという思いが宿側にある一方で、消費者側は無料でお試しができるという、win-winなマーケティング・ツール。1年~1年半に1回のペースで発行されていて、半年間有効。
どちらが先か僕は知らないけど、「温泉博士」という月刊の雑誌も今や全国の温泉の無料クーポンを毎号50ヶ所以上用意していて、結構近場の温泉が取り上げられていたりで、この2冊は僕ら温泉好きには本当に重宝する。

何よりもこのご時世、円高という要因があっても海外に気軽に行けるほどの余裕はない人が多いし、最近リタイアした世代の人たちはツアーばかりでなかなか個人旅行で海外に行くことがないということで、国内でちょっと遠くの温泉に泊まって観光をするというのが今の旅行のトレンド。
ましてや近々土日祝日の高速道路が普通車一律1000円になるようだし、政権交代が起これば公約どおり高速道路の無料化が実現される可能性もあるということで、ますますもって「旅行は国内」という傾向は強まっていくに違いない。
すみません、僕もその片棒を担いでいるのです・・・

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狐島の白鳥飛来地に寄ってみると、今年僕が立ち寄った中では一番のギャラリーの数に怖れをなしてさっさと退散(なにしろ、数十センチおきにカメラマンが並んでいるのだ!)、一路上田盆地へ向けて走る。
この時期だと安曇野から上田への最短距離となる国道143号線は、標高が高く道が険しい青木峠を越えるのが本当に大変。メインルートの松本・岡田から国道254号で、三才山トンネル、鹿教湯、平井寺トンネルを抜けるルートが一番時間的には短くて済むけど、有料道路代が950円もかかってしまう。
だから僕が上田方面へ行くときに使うのは、明科から白坂越えの国道403号線で麻績へ抜け、修那羅峠を越えて行く道。別所温泉まで夏道で1時間ちょっと。途中積雪があっても1時間半でなんとか行ける。通勤割引の時間帯や土日祝日ならば、豊科~麻績を高速経由で行くという手もある。これだと普通車400円で済むし。1回珈琲飲んだと思えば気軽に出せる金額だ。(ただし、ETC装着車に限る)

でもこのルートで去年の今頃の時期に車がトラブってJAF呼んだんだよなぁ。今日は慎重に行かなくては。

案の定、そこらじゅうで道がアイスバーン状態になっていて、ちょうど気温が上がり始めていたので本当に慎重に走らなければならない。
緊張感が抜けないまま、無事に別所温泉に到着。「信州の鎌倉」とも呼ばれる、名刹の立ち並ぶ静かな温泉町、150円~500円で入れる4つの共同浴場があり、普段なら僕はそのどれかに入浴する。

でも今日は別所で一番のおもてなしを誇る旅館「臨泉楼柏屋別荘」へ。
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ほんの数年前までは日帰り入浴は受け付けておらず、1泊2万円以上していたので行きたくても手の届かないところだったけれども、客単価の目減りを食事・休憩つきの日帰りプランや冬場は格安プランを設定するなどして補っているのは信州のほかの名旅館でも一緒のこと。部屋を遊ばせておくぐらいなら、採算レベルギリギリでも客を入れた方がいいのだ。
入浴だけだと1050円かかってしまうので、150円の共同湯「石湯」が隣にあるということで割高感は否めない。だからのんびりゆったりお湯につかることができる。

自遊人パスポートの「無料」客にも次につなげようという姿勢からか、フロントで記帳させられたのはちょっとびっくり。僕はこのパスポートを利用し始めて5年ほど経つけれど初めての経験だ。
こりゃ次回「温泉博士」に載るときには誰かと一緒に行って、連れの名前で入らなければ・・・
でも、テキパキと、それでいて柔らかな応対のフロントの若い女性の仕事ぶりにはさすがおもてなしが身上の高級旅館とうならされた。田舎のサービス業、侮るなかれ。

さて、お目当ての温泉。
内湯の床はなんと畳敷き!さすがに腐食しにくい素材の畳のようだけど、これは珍しい。たぶん僕が今まで経験したのは3ヶ所目ぐらいだろうか。ほかがどこだったかすぐには思い出せないけど。
岩を組み上げた露天風呂の風情もなかなかだし、無色透明な単純硫黄泉の柔らかなお湯が常に流れ込んでいるのが本当に気持ちいい。もちろん掛け流し、温度調節は流し込むお湯の量でやっていたりと、本当の温泉の力をしっかりと感じられるいい湯。
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地元の人たちとの裸の交流ができる共同湯もいいけど、たまにはこういう落ち着いた雰囲気でのんびりお湯につかるのもいいものだ。すっかりリラックス。

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風呂上がりにはロビーを仕切って作ってあるギャラリーを見せていただく。ちょうど時期的に昔懐かしい雛人形がたくさん飾られていて、古きよき時代にタイムスリップ。後の壁にはここに逗留したたくさんの文化人たちの色紙が飾られている。古くから愛され続けてきた山あいの名湯。時代が変わっても変わらないものを大切にしているのだ。

信州の鎌倉散歩はまた別の機会に。善光寺のご本尊と真正面に向かい合っているという「北向観音」は、今年は御開帳ゆえにこれからの時期、大いに注目されていくだろうなぁ。
大好きな信濃デッサン館、無言館も近いし、なんとなくよさげなカフェも多い場所。今度は一日ゆっくりと訪ねてみたい。
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【2009/02/19 10:33】 | ちょっとお出かけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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