


(2月18日朝、アートヒルズ下と国営アルプスあづみの公園下より撮影)
昨日、ちょっと寒風に吹かれたせいか朝起きると喉が痛かった。でも東の空には絹織物のような雲と朝陽の織り成す美しい模様が光っていた。
だから、体調悪いなんて言ってるのも馬鹿らしく、すぐに車を走らせていつもの撮影地点へ。
日に日に春が近くなっていく中、つい半月前は美ヶ原のあたりから上がっていた日の出が、青木峠のあたりに見えるようになってきた。だんだんと接地ポイントが北に上がっていく時期が今。
常念岳はやや霞んではいたものの、それでも美しく聳え立つ。それにしても雪が少ない。この勢いで暖かくなるならば、半月後にはきっと雪形「常念坊」が現れるに違いない。
今日は一日喉にやさしい生活を続けていた。夜になったら1週間ぶりに雪がちらちら舞い始めていた。それも細かくて積もりそうな雪質。北アルプスのソフトクリーム・スノーだ。こんないい雪はもしかしたら今年初めてかも。
それも一時は強い北風に乗って吹雪の様相にもなる。
でも一時的なものなので、明日の朝もうっすら積もる程度で終わってしまいそうなのがちょっと残念。

やっぱりこの時期は雪がなくては始まらない。まだまだ冬が続きますように。
山の春は4月に入ってから、梅も桜も桃も杏もほぼ同時期に咲き始める、それが普通なのだから。
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