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心優しき革命家でありたいと思う
ということで、本日から3日間京都に滞在。ほんとはもっとゆっくり、暮らすように旅をしたかった。2週間程度のITプロジェクトがあったら、この時期なら短期出稼ぎという手もあったけど、なんだかんだで3日間しかいられず、残念だけど、それでも京都にいる。

特に予定も決めず、今日は日曜だから神社仏閣あるいは四条河原町界隈のカフェなどはかなり混雑しているということで、何故か二条駅前のTOHOシネマズへ。
そう、今日は2月1日。映画ファン感謝デー。

僕にとってひとりの大きなカリスマ的存在である、エルネスト・チェ・ゲバラを題材に、巨匠スティーヴン・ソダーバーグがベニチオ・デル・トロで撮った映画『チェ』2部作。
今日は2本一気に観てしまおうかなどとも思ったけれど、あまりの窓口の混雑と、まだ松本でも絶賛公開中なので、まずは第1部『チェ 28歳の革命』だけを観ることに。

正直、アメリカ「帝国」の息のかかった場所で育った僕には、キューバ革命とそれ以後の米国との対立構造ゆえに、あまりいい印象はなかった。でも、チェ・ゲバラが亡くなった1967年に僕は生まれている。その時代はまだ、共産主義に大きな理想を求めることができた時代なのだと思うと、決してキューバ革命と社会主義共和国も悪いものではなかったのだろう。

以前、『モーターサイクル・ダイアリー』で、チェ・ゲバラという人物に大きな興味を持った僕。共産主義革命の原点は彼の人間に対する愛情とやさしさなのだと、その長い青春の旅を描いたロードムービーで僕は知った。
そして、この『チェ 28歳の革命』で、いっそう彼の原点にある優しさに触れることができた。

だから、普通の人なら何とも思わないようなシーンでいきなり泣けてしまったりもした。
革命に至る道筋にはたくさんの血が流れていたという史実に従って、かなり生々しい戦闘シーンがたくさんあったりするのも心が痛んだ。

無血革命などというものはたぶん今までの人間の歴史の中では存在することはなかったのだろう。確かに教科書的には「無血革命」は存在しているけれど、その陰で命を落とした人がいるのも間違いない。

そして僕は思う。
確かに今の日本では「革命」というものは政治的には必要のないものだ。
だけど、こんなにもたくさんの人が痛みを感じて生きるしかない世の中であるのも紛れもない事実なのだ。

だから、すべての人に、意識のうえで「革命」が必要なのだと僕は常々思っている。
誰かに押し付けられることもなく、自分自身の中で自然と大きな変化が起こっていくことで、人はこの息苦しい時代を生きていく力を得ていくのだろう。

景気が最悪になる前に、一足先に都会でのサラリーマン生活に別れを告げて、田舎で自給自足を目指しつつも楽しく生きようとしてきた僕は、もしかしたら「革命家」なのかもしれないとときどき思う。
僕にチェ・ゲバラのようなリーダーシップがあれば、本気で「革命」を成し遂げようとしていたかもしれないけれど、今の日本で武力や暴力を使って革命を起こすことは不可能だ。

だから、心優しい革命家でありたいと本気で思う僕。人が人として最低限気持ちよく生きていけて、そしてお互いに思いやりを持って生きられる、そんな社会に日本が変わっていくことを心の底から望んでいるのだ。

チェ・ゲバラの優しさを改めて知ることで、僕は今までの生き方を肯定することができて、そしてこれからはもっともっと優しくなろうと思ったとても貴重な2時間だった。
少なくとも僕の周囲では、誰かを蹴落としてみたりとか、足を引っ張ったりとか、そんなことのないコミュニティを作っていきたいものだ。誰もが同じように思うならば、きっともっと優しい社会になっていくはずだ。これもひとつの革命なのだ。

たぶん、変えていけるのは「草食男子」と、「母性」なんだろうな。
ある人が言っていたけれど、「母系社会では戦争も起こらない」という考え方に僕は注目している。たぶんこれからの世界のキーワードになるだろう。

◇ ◇ ◇ ◇
最近、一番たくさんの人間の優しさを感じた、山下夏くんへの募金活動。
ついに目標額の1億8000万円に到達したとの嬉しい知らせが届く。
夏くんはご両親と今週、6日に渡米の予定だそうだ。
ドナーがいつ現れるかすらわからないけれども、命のリレーが実現する日はそう遠くないはずだ。
今年に入ってから夏くんはずいぶんと症状が悪化してきていたとのことなので、何とか間に合ってほしいと思う。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

臓器移植については本当にいろいろな考え方があって、むしろ否定的な意見すら日本では多く聞こえてくるのだけど、何かの間違いで命を落とすことがあるならば、僕は自分の臓器で使えるものがあれば喜んで提供したいと思っている。(もっとも肝臓は使い物にならないはずだけど)
それでつながっていく命があるならば。
非常にセンシティブな問題なので、これ以上はご勘弁を。論争する気もありませんので。
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【2009/02/01 15:06】 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
 今月15-16日と。
大徳寺大仙院で、尾関宗園和尚の説法を賜り
茶会にお呼ばれして来ます。
泊まりは東山閣というホテル、寺さんご存知?
中学の修学旅行以来の京都、
その上 全てお膳立て頂いた企画なもので
個人的趣向は皆無なんでございます。

 寺さんは“革命”してます!
そして沢山の同じ様な“心優しき革命家”が
周囲に増えて来ていますよね。
私も日々革命です、自身の意識と医療の常識との。

 2/17は陶苑で“人間ギャラリー”の展示品として
14~16時迄過ごします。
お暇でしたら覗きに来て下さいませ。
語ったり歌ったり...小さな革命の時間です。
【2009/02/02 10:35】 URL | ビワキュー岩村 #-[ 編集] | page top↑
>ビワムラさん
今、大徳寺のすぐ近くの安宿「月光荘」でまったりしてます。やはり一休さんのいたお寺だけに、今でも素敵な和尚さんが何人もいるそうです。お楽しみを。

東山閣ですか!お風呂が広いそうですね。貧乏旅人には縁のない宿ですが、清水寺にも近く、朝の散歩がとても楽しみな場所ですよ。お楽しみを。
夜はちょっと足を伸ばして木屋町あたりに飲みに行ってみてくださいね。(風俗店の客引き注意!) 運がよければストリートミュージシャンたちにも会えますから。お楽しみを。

岩村さんも心優しい革命家のひとりですね!
安曇野に吹く風に乗って、ここから日本を、世界を変えていける何かを築いていけるよう、みんなで楽しみましょう。お楽しみを。

では、17日、近所なのでひとりの革命家の姿を見に行けたらいいなと。お楽しみさま!
【2009/02/03 20:11】 URL | terra-sun #-[ 編集] | page top↑
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