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西島秀俊、加瀬亮、香川照之。
久々に映画ネタをば。

この2ヶ月ほどの間、生来の映画好きがまた頭をもたげてきた気がする。
というのも、いつも「ひつじ屋」で眺めていた「松本CINEMAセレクト」の上映会チラシに興味があったものの、なかなか平日の夜に松本に出て行く機会を作れずにいたのだけど、意を決して上映会に行ってみたところ、映画好きの血が騒いでその日のうちに「NPO法人松本CINEMAセレクト」のメンバーになってしまっていたという恐ろしい状況に。
年会費3000円で上映会の大幅割引があり(通常、1800円のところを1200円で見られるので、5本見れば年会費がペイするのだ)、メンバー無料の上映会もあったり、さらには1枚の招待券がもらえたりと至れり尽くせり。
上映会は月に2~6回ほどのペースで実施され、企画、作品買い付けから当日の会場運営、上映すべてがボランティア・スタッフの手で行われているけれども、そこで上映される作品は新旧取り混ぜて商業ベースに乗らないものやミニシアター系のものを中心にすごくいい作品をセレクトしてくれて、本当に楽しめるのだ。

さすがにボランティアまでやる余裕は今のところ僕にはないので、上映会にせっせと足を運ぶことで活動にますます共感していくのであった。(本当は一緒に仲間になりたいのだけどね。本業が軌道に乗るまではできる範囲で少し関わればいいや。)

もともと洋画、それもミニシアター系、アート系と呼ばれるマイナー作品が好きだった僕だけど、ここしばらくは邦画を観る機会が増えている。
黒沢清、北野武、そしてそれに続く若い才能がどんどん出てきて、今や世界の映画界でも一目を置かれる存在となった日本映画。トヨタもホンダも斜陽が語られる今、もしかしたら世界に誇れる日本の産業の一番手なのかもしれないほどの元気がある。

最近1ヶ月の間に、CINEMAセレクトの上映会と、その他、東京や長野に出かけた際に見た邦画、および日本資本が制作に入った映画のタイトルをざっくり挙げてみよう。

「東南角部屋二階の女」  黒沢・北野の愛弟子のデビュー作。淡々と静かに、でも心に深くしみいるいい作品。
  監督:池田千尋 主演:西島秀俊加瀬亮、竹花梓

「真木栗の穴」 血も死体も出てこない、不思議な感覚の新しいホラー映画(ホラー苦手な僕も楽しめた!)
  監督:深川栄洋 主演:西島秀俊、粟田麗

「TOKYO!」 東京を舞台に世界の気鋭の監督3人が撮った中編3作のオムニバス
  「インテリア・デザイン」 監督:ミシェル・ゴンドリー 主演:藤谷文子、加瀬亮
  「メルド」 監督:レオス・カラックス 主演:ドゥニ・ラヴァン
  「シェイキング東京」 監督:ポン・ジュノ 主演:香川照之、蒼井優

「ヤーチャイカ」  世界初の写真映画。ふたりの詩人がつむぐ美しい世界。
  監督:覚和歌子、谷川俊太郎 主演:香川照之、尾野真千子

そう、僕がこの1ヶ月ほどの間に観た日本映画で、主演男優としてなんとこの記事のタイトルにした3人が必ず名を連ねているのだ!
そればかりではない、僕が未見の作品でもこの3人は今年公開の作品に本当にひっぱりだこだ。

若手から中堅の域に差しかかり、役者として一番脂が乗っている時期だというのもあるだろうけど、この3人はどんな役でも確実にいい演技をして、観ているほうも安心して観ていられるし、それを期待して多くの監督が彼らを使うのだろう。

今や日本映画界の至宝と呼んでもいいだろう、主役から脇役までどんな役でも大きな存在感でこなしていく3人の30代~40代前半の男優。それぞれの個性がいろんな作品で光る。

男子である僕は、今までは映画の中の女優に惚れることばかりだった。それは映画に現実と違うもの、あるいは現実と重ねられるものを求めて観てしまう以上仕方のないこと。男が女に惚れて愛するのは本能なのだから。

でも、こんなにも男優に魅了されたのはもしかしたら初めての経験かもしれない。
そりゃ、ちょっと昔の洋画の男優さんはカッコよかったし、そういう目で僕も憧れたことはあった。
だけど、同世代のこんなにも素敵な日本人の男優に3人もこの1ヶ月で一気に出会ったということに、僕はとてもびっくりしている。
それは世代的に、同時代的に、彼らの演じる役柄に感情移入しやすいからなのだという気がしている一方で、そんな理屈では説明できない魅力が彼らにはある。

基本的に、彼らは3人とも二の線のいい男なのは間違いないけれど、それ以上に僕らの世代が持っている複雑な思いと背景にあるさまざまな社会現象(若き日はバブル、そして今はいろんな意味で病みきったもの)を的確に表現する力を持っているのだ。

やさしく穏やかで端正な顔立ちが安心感を与える西島秀俊。
どこか頼りなげな風情を漂わせてきっと母性本能をくすぐる加瀬亮。
知的なワイルドさと崩れそうな危うさを併せ持つ香川照之。

3人それぞれに基本的な色があるけれど、その色は僕らの世代が常に持ち合わせて生きてきた空気と共通するものがあると僕は感じている。そう、彼らは僕らと常に同じ時代を生きてきたのだ。

だから、僕らはスクリーンで彼らの姿を見ると安心して感情移入できるのだろう。

それぞれの映画は、魅力的で1本ずつレビューを書きたい気分だ。時間が取れればmixiでレビューを書くかもしれない。
それぞれの映画に出てくる女優たちもチャーミングでプチっと恋してしまいそうなのも間違いない。
竹花梓は「シャープなクール・ビューティ」という今までの印象が一気に崩れて大きな親近感が持てたし、粟田麗は「古きよき日本美人」だし、藤谷文子は十数年前のCM美少女のイメージから完全に脱却して表現力豊かな女優さんになってたし、蒼井優の飄々とした姿も相変わらずよかったし、尾野真千子は動かない画面にいっぱいの躍動感をもっていた。
5人ともとても素敵だった。

でも僕はこの1ヶ月、女優より男優にすっかり惚れてしまったのだ。

やっぱり映画って素晴らしいね。
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【2008/12/06 11:09】 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
>「NPO法人松本CINEMAセレクト」のメンバーになってしまっていた。。。

すごい、アクティブですね~!!
「CINEMAセレクト」の活動は新聞で見たことあります。。。
松本らしい、いい取り組みだと思います!
西島秀俊さんたちにも注目してみよう♪

あと、圧力鍋について詳細なコメントありがとうございました。m(_ _)m
ホームセンター系・おしゃれなヨーロッパ系・・・
私がまずひっかかりそうなところの商品の問題点から、愛用商品の名前まで
至れり尽くせりのご説明で感謝です。
早速楽天でチェックしてみます~♪



【2008/12/08 00:36】 URL | cyai #647wj3d.[ 編集] | page top↑
>cyaiさん
お返事遅くなりました。ごめんなさい。
都会時代には年間100本映画館で観たこともある映画フリークな僕。
安曇野に暮らしたら映画はDVD借りて旧作を楽しむ覚悟だったのですが、CINEMAセレクトに出会ってしまったのが最後(笑)。
DVDを家で観るのって集中力のない僕には実は苦手でして。やっぱり真っ暗な映画館でほかのことを意識することなく、集中して観る時間が大好きなのです。

松本、安曇野、暮らしてみてわかったのですが、文化レベルが都会で日々の暮らしに追われて生活しているよりもずっと高いですよね。
だからいつもいい刺激を受けています。

圧力鍋、納得のいくものに出会えますように。現品は「井上」に行けば結構手にとって見られるようですよ。
まぁ、値段は楽天で安い店から買うほうが送料プラスしてもはるかにお値打ちなのですが。
【2008/12/09 06:21】 URL | terra-sun(nanook) #-[ 編集] | page top↑
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