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イルミネーションの季節、はじまる。
去る11月22日の夜から、国営アルプスあづみ野公園の「森の光物語」が今年も始まった。

国土交通省と公園緑地管理財団が管理・運営する、全国16ヶ所の「国営公園」では、来場者の激減する冬場の客寄せとそれに伴って発生する地域振興をかかげてイルミネーション・イベントを競い合うように実施している。(もっとも冬の厳しさや自然環境のうえで特殊な営業を余儀なくされる一部の公園を除くのだけど。)
このアルプスあづみ野公園もご他聞にもれず、今や一大集客イベントとなっていて、この時期の土曜の夕方には普段は渋滞などありえない山麓線が大渋滞となることもあるほどの賑わいなのだ。

こうしたイルミネーションの是非については、僕自身ふたつの相反する考えに揺れてしまう。
消費電力量を考えると、これは電力需要がただでさえ増大する冬の信州で「国営」と名のつく機関がこんなイベントをやるとなると、正直、静岡県の浜岡原発の出力維持のために謀っているのではないかと勘ぐってしまう。
その一方で、寒く厳しい信州の冬、こういう「遊び」の要素がなくては辛いだけなのだとも思う。

ここでは原発の是非について語る気はないし、(まぁ、僕は原発に懐疑的な考えを持っているのは間違いないけど。だから持続再生可能な「自然エネルギー」を模索してしまうのだ。) エコという観点からすると、「京都議定書」の温室効果ガス削減目標達成を国家の大命題としている一方で別の行政機関がこんな無駄遣いをしていることは批判されてしかるべきことだと思う。
それにこの公園ができる前は広大な森と原野であったこの山の中に、不自然なイルミネーションはないだろうと思ったりもする。夜は真っ暗になる森に暮らす生き物たちは、この明かりに怖れをなしているのではないだろうか。人間も自然の一部と考えるならば、野生動物たちに配慮なくしては人間の未来はありえないと僕は考えている。

だけど、やっぱり光がもたらす安らぎ、安心感、きらめき、歓びといったものは、人間の心には必要だし、誰もがこれで寒くて暗い夜にも暖かさを覚えるものであるのも間違いない。

だから僕は複雑な気持ちを抱えながらも、山麓線を走るたびについ、この色とりどりな光に目をやってしまうし、今年は期間中に積雪するような雪が降るならば必ず見に行こうとも思っているのだ。

CIMG3276.jpgCIMG3282.jpg
この記事にアップするための写真を撮りに、昨夜、入場せずに表から見える範囲だけで行ってみた。生活に関係ないところでの人の動きが極端に少なくなる水曜の夜なのに、駐車場には100台は悠に超える車が入っていたし、入り口のところでカメラを構えていると引っ切り無しに人の出入りがある。
まだ物珍しさもあるのか、それとも年末恒例の行事として根付いたのか、どちらもあるに違いないけれど、水曜の夜でこれだけ人が入るならば営業的には大成功なのではないだろうか。

20万球のイルミネーションの織り成す光の美しさは、外からではほんのわずかしか見ることはできない。だからと言って、忙しかった昨夜は、夜間割引入場料の280円を払ってまで見る余裕はなかった。それは雪が降った夜までとっておこう。

CIMG3286.jpg
国営アルプスあづみ野公園「森の光物語」
 2008年11月22日(土) ~12月28日(日) 16:00~20:00
 (期間中の休園日:11月25日、12月1日、8日、15日)
 夜間割引入園料大人280円、小人50円(16時以降入園の場合)
 JR大糸線豊科駅からタクシーで15分
 長野自動車道豊科ICから県道57号・県道495号を車で8km



安曇野のイルミネーション・イベントとして忘れてはならないのが、安曇野の里(ビレッジ安曇野)の「Azumino光のページェント」。
こちらはビレッジ安曇野のある重柳地区の若手住民が中心となって、市民ボランティアが企画・運営する手作りのイルミネーション・イベントで、去年僕が提案したのを実行委員会メンバーの皆さんに共感していただいて今年から実現した「自転車発電による電飾の点灯」やペットボトルを再利用した光るオブジェなど、エコを考える機会になるような発想もふんだんに込められていて、「森の光物語」とは違った魅力たっぷりのイベントだ。

「子どもたちに夢を与えたい」「不景気で暗い心を、光で温めよう」、そんな想いが結集して創られる暖かなイルミネーション。市民手作りで7万球も灯すのはあっぱれと言うしかない。

僕も今年は都合が合えば応援に行きたかったのだけど、飾りつけなどは土日主体ということでちょっと難しく、今年も見ているだけになってしまって非常に残念だ。
でも、12月6日からの開催に向けて、今度の週末(29、30日)にも飾りつけを行うということで、まだボランティアも募集しているとのことなので、お時間のある方はぜひ参加してみてはいかがだろうか?

また、企業や個人からの協賛金も募っており、ここに参加して一緒に作り上げる市民のイベントとして根付いていってくれればと僕も願っている。
この「Azumino光のページェント」については、僕は「資源の無駄遣い」とは決して思うことはできない、むしろ地域の一体感を作り出すいいきっかけとして最高のイベントだと思っているのだ。

ボランティアのお問い合わせは、ビレッジ安曇野(Tel:0263-72-8568)まで。

2008Azumino光のページェント
 イルミネーション点灯は12月6日~2009年1月31日。
 場所:安曇野の里 安曇野市豊科南穂高5076
     豊科ICより北へ5分。重柳交差点を穂高市街方向へ直進すぐ
     JR大糸線柏矢町駅より東へ徒歩20分
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【2008/11/27 06:04】 | 安曇野を歩く | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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コメント
アルプス公園のイルミネーション、行ってみたいな~と思いこの前も山麓線からチラ見してただけですが、言われてみれば、ただキレイなだけが表に出てエコの事はみんな忘れてしまってますね考えてみれば複雑ですね。せっかくの山の中にある公園なんだから素朴感を出す為に、キャンドルで公園を演出しても・・と思いましたが、地味になってしまう上、火事が心配ですね。(キャンドルもどんなけいるねん!て話ですね・・怖い感も漂うかも?)
そうそう、一つ前に話しが出てたムトウハップ・・私も子供の頃、皮膚が弱く、お世話になってた事を思い出しました。湯船に入れると、みんなその硫黄の匂いのお湯に入らないといけないので洗面器の中にお湯とムトウハップを入れ、それを腕とかにかけてもらったりしてました。
(湯船に入れて入った方が効果あったかとも思いますが・おかげで今は丈夫になりました。)
【2008/11/27 11:15】 URL | もっちゃん #-[ 編集] | page top↑
アルプス公園のイルミネーション・・・
私も気になっていつつも行ったことないのですが、そうかエコの観点で考えたことなかった~~!!
でも、渋滞するくらい賑わっているんですね!!

「Azumino光のページェント」は
毎年、通りかかるたび
目を奪われてしまいますが、
今年からterra-sunさん発案による
自転車発電による電飾の点灯~を
心に留めながら、見させていただきます♪

PS.私のブログにて、もしかして八ヶ岳?
か、わからない写真をUPしました。。。
よろしければ、ご指南いただけると幸いです。
どうぞ、よろしく~<(_ _)>

【2008/11/29 00:02】 URL | cyai #647wj3d.[ 編集] | page top↑
>もっちゃん
イルミネーションを見るのが嫌という人はほとんどいないと思います。でも、そのウラにあるものも考えて欲しいと、今の「想像力欠如社会」へ小さな警鐘を鳴らすべくあえてこんな文章を書いてみました。

キャンドルはなかなかいいアイディアですね。小規模だったらアートヒルズとジャンセン美術館のクリスマスの夜間開館のときに、去年はキャンドルのほのかな光で飾っていましたが、今年はどうなのかなぁ。どちらのサイトを見ても今のところ記載はないし。開催されるようならまた紹介しますね。

ムトウハップ、硫黄分のせいで追い焚きすると釜が傷むということで、僕は銭湯でしか体験したことがありません。
一部の心無い自殺者のおかげで本当に必要としている人が使えなくなるというのは何かが間違っています。これもまた想像力の欠如が一因としてあると思います。
だから業界は「自主規制」という形で過剰に反応せざるを得なかった、そんな感じなのでしょう。

なんだか考えさせられることばかりで疲れます。もっとみんな本を読んで想像力を磨こうよ!と言いたい今日この頃。
【2008/11/29 00:09】 URL | terra-sun #-[ 編集] | page top↑
>cyaiさん
去年、うっかり山麓線を南下して、渋滞に引っかかったことが何度かありました。そんなわけで今年も「森の光物語」開催中の土日は山麓線を避けるようにしている僕です。

土曜日朝にビレッジ安曇野に立ち寄ったので、飾りつけの状況を見てきました。手作りの暖かさがあふれていて、点灯していなくてもとても素晴らしかったです。今週末の点灯が本当に楽しみですね!
【2008/12/01 19:01】 URL | terra-sun #-[ 編集] | page top↑
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