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塩尻ワイナリーフェスタ2008(3)
信濃ワインから約1.5km、普段の僕なら歩いている距離なのだけど、クローズまで1時間を切ってしまったので、再びシャトルバスに乗って、井筒ワインの前まで。

ここは井筒ワインと五一ワイン(林農園)が向かい合って立地している、いわば桔梗ヶ原ワインの中心地ともいうべき場所。
どちらもブドウ栽培からワイン生産、販売まで一貫して、しっかり人の手をかけて造られる本物のワインで知られるが、隣どうしだからと決して仲が悪いわけではなく、切磋琢磨しながらその実力を高めていった今の塩尻のワインの牽引車とも言うべき2社。
つまり両者とも甲乙つけがたいレベルの高さ。僕自身、Kidoワイナリーのワインに出会うまでは、この2社のワインが最高だと思っていたし、今でも気軽に飲める値段ながら個性的でフランスやドイツのワインに負けないものを造っていて、ファンの多いワイナリーであることも間違いない。

そして、何よりもどちらも働いている人たちが本当に素敵。五一ワインのショップのお姉さんはいつも人懐こい笑顔で迎えてくれる話好きな人だし、井筒ワインのショップのお姉さんの知識の深さにはいつも唸らされるし。
先月も友人たちとこのふたつのワイナリーを訪ねたのだけど、五一ワインの農場を見せてもらってたらブドウ栽培担当のおじさんがその場でブドウをもいで「お土産に持ってきなよ」とくれたのには本当に嬉しかった。そのまま食べてもおいしいし、塩尻ワインの白の象徴的なフルーティな味わいの源になる「ナイアガラ」という品種。帰って食べたらいい具合に熟していて、ナイアガラらしい甘酸っぱさが美味しかった。

閑話休題、10月25日の井筒ワイン・五一ワインに戻ろう。

CIMG2340.jpg
先にどちらを見ようか迷いながら、まずは井筒ワインへ。
僕はここの発泡を続けた状態で瓶詰めした新酒が大好きなのだ。例年この時期にはまだ間に合わず、11月に入ってからの出荷なので、今回も残念ながら飲めなかった。
でも、近所の酒屋さんにも並ぶので、それを楽しみにしていよう。
ここの新酒は基本的に酸化防止剤無添加で出荷されるのも嬉しいのだ。

普段でも地下の貯蔵庫は見学できるし、事前に申し込めば醸造場や農園も案内してくれるので、今回は新酒(発泡していないタイプ)の味見ができればいいという程度に思っていた。
だから、さくっと試飲だけして、今回はおしまい。
CIMG2338.jpg
コンコード(赤)もナイアガラ(白)も今年の新酒はなかなか美味い。飲みなれているものと基本的には同じ路線の味で、これからメルローやピノ、珍しいドイツ系品種のツヴァイゲルトレーベなどが順次新酒になって出てくるのが本当に楽しみ。
ブドウ栽培から一貫して行っているので、珍しいものも多品種少量生産でたくさん出してくれる。それも若いものなら1本2000円以内とリーズナブルな値段だし、なんだかんだ言って僕はここのワインを一番たくさん飲んでいる。
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ワイナリーフェスタ限定で2005年の樽熟成したカベルネ・ブランを2000円という破格値で、それも目の前で瓶詰めしてくれて売っていたのは欲しかったけど、時間がなくて断念。帰りのバス待ちの時間に買えればと思っていたけど、無理だった。残念。

CIMG2342.jpg
続いて、向かいの五一ワインへ。信州ローカルのCMの「夢ひろがる五一ワイン」というサウンドロゴはあまりに印象的で気がつくと口ずさんでいる人も多いほど、信州内ではかなりのメジャーブランドなのに、ワイナリーに行ってみると「こんな小さな蔵で造っているんだ!」とびっくりする。僕も初めてここを訪ねたときは本当にびっくりした。もっと少量生産な日本酒の蔵の方が立派だったりするのだから。
でもちゃんと醸造技術者の目の届くところでブドウ生産から一貫して手がけられるので、安定した品質のワインを造れるのだ。
CIMG2343.jpg
お約束で一通り試飲して、今年はやっぱり白がなかなかの出来だと思う。新酒では酸っぱさを感じるやや辛口のセイベル9110(白)が意外と甘く感じられたので、これは熟成させれば深い味わいのワインになるはずだ。もちろん赤も例年通りの出来。素直に美味い。

試飲しながらふらふらしてると、「工場見学ツアー」の文字が。時間を見るとなんと間もなく最終回の時間。無理やり押しかけて中に混ぜてもらう。
CIMG2349.jpg
まずは醸造蔵の中に案内され、まだ果汁を搾ってる最中の甘いデザートワイン「氷果の雫」の製造工程を紹介してもらう。マイナス20度で凍結させたナイアガラの実を、非常にプリミティブな単純な構造の機械でじわじわと圧力をかけて搾っていく。
CIMG2350.jpgCIMG2351.jpg
搾りたての果汁を飲ませてもらったけど、甘く、そしてフルーティ。これが発酵して香り高いデザートワインへと変貌していくのだ。
ちなみに凍結中のナイアガラはこんな感じ。CIMG2353.jpg

CIMG2352.jpg
次に高級赤ワインになる最初の発酵中のタンクを見せてもらう。手でかき混ぜるのは日本酒と同じ。機械でやってもいいのだけど、種がつぶれたりで不具合が起こることも多いからと、ここでは高級品は基本的に手作業とのこと。

CIMG2355.jpg
そんな感じで一通り見せてもらう。たくさん並んだ貯蔵樽。素材はミズナラが中心。オークの香りはここでしっかりつくのだ。

CIMG2356.jpg
そして、再び試飲タイムへ。
ここでは、樽発酵中のワインを無料で飲ませてくれる。まだ若さは感じられるけど、嬉しくておいしい。写真はメルロー。

CIMG2347.jpg
ブドウ畑をトラクターに引っ張られた収穫用の車に乗ってめぐるミニツアーも。これは子どもたちが喜びそうだけど、一番楽しそうだったのは酔っ払って童心に返ったおじさまおばさまたち。笑

ブドウ棚の下でシートを敷いて楽しんでる人たちもいて、来年はこの手で楽しもうかと思ってしまった。
実際にそんな楽しみ方をしてた人のblogはこちら

そんな感じで慌しく楽しんだ3時間、駆け足ワイナリーめぐり。
やっぱりこういうイベントの良さは普段ワイナリーを訪ねても見ることのできない製造工程などを見られることが一番だと思う、工場見学好きの僕。
来年もぜひ楽しもう。

ちなみに、井筒ワインも五一ワインもイベント以外のときでもワイナリーを訪ねれば試飲ができるので、お勧め。塩尻駅から2km、十分徒歩圏内だから安心。

帰りの車内、ほろ酔い加減で気持ちよく、見事な夕焼けに浮かれてしまう。
今日も楽しい一日をありがとう!
CIMG2370.jpg

そしたら、大糸線で僕を目撃したという証言が翌朝ひつじ屋に届いていてびっくり。ああ、悪いことはできないなぁ。くわばらくわばら。
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【2008/10/29 06:37】 | 信州グルメ図鑑 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
ぶどうの樹の下でシートを敷いてお弁当食べれるのがいいですね~。食後のデザートは手を伸ばせば・・。
あの、収穫用の車に載せられて♪ドナドナド~ナド~ナ~♪・・って私もあれに乗ってツアーに行きたいです。
【2008/10/30 11:35】 URL | もっちゃん #-[ 編集] | page top↑
>もっちゃん
おお、もっちゃんは仔牛だったのか!
ウソウソ、冗談です。
トラクター、都会の人にはまったく縁のない乗り物だから、もの珍しさもあるのかな。
食後のデザート、残念ながらこの時期はほとんど収穫済み、わずかに残っているのも貴腐ワイン用にこれから霜に当てていくものばかりで、とても食べられたものじゃありません。それが現実。
でもぜひ来年は、電車でお越しくださいね。スケジュールが確定したらお知らせします。
【2008/10/30 17:57】 URL | nanook.azumino(terra-sun) #-[ 編集] | page top↑
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