スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
夜が落ちてゆく
10月13日
喉の痛みは相変わらず、でも少しだけ声が出るようになった。
朝10時半までのつもりでレンタサイクルの配達に走るも、全件終了したのが11時過ぎ。それから着替えて、本当なら朝早くから準備に参加しなければいけない立場なのに、あわてて長峰山・天平の森へ。
僕の到着を待っていた人がこんなにもたくさんいたとは、改めて責任の重さにびっくり。そりゃそうよ、当日配る席次表やらパンフレットやら、何よりも一番大事な「結婚証明書」の原紙を僕が一手に持っていたのだから。ああ、体調不良を心の底から恨む、快晴の展望台。

CIMG1849.jpg
それにしても和也と可奈子の結婚式は本当に素晴らしいものだった。
すべてが手作りのガーデンパーティ。ここに集まった人たちが若いふたりを応援していこうと思った時間。
会場の天平の森としても、「安曇野ブランド」のひとつとして売り出せる企画だとして、休日返上で大勢のスタッフの皆さんの力を得て最大限にバックアップしてくれたのだ。
そうだ。僕らのやっていることは確実に安曇野の力になっているのだと確信した時間。

二次会で普段食べない焼き肉などを食べたこともあってか、あるいは本当にパワーが落ちてしまったのか、僕は急に元気をなくしていく。
そこに追い討ちをかけるかのように、人を見る目の非常に的確な友人から言われたひとこと。
「terra-sunは今のままじゃ痛々しくて仕事頼みづらいよ。私生活の面でしっかり支えてくれるパートナーがいてくれてこそ、その実力をしっかり発揮できるんだよ。早くいい人見つけなよ。」

おめでたいときにしか飲まないワインで酔いがまわってきたせいか、その言葉は僕にぐさりと突き刺さる。信頼している親友の言葉だからこそ、間違いなく真実なのだろうと思って、つとめて動揺を隠そうとするのだけど。

結果、まだみんなほとんど起きてる状況なのに目が回ってたまらなくなり、雑魚寝の大広間の端っこの布団に潜り込んで眠る。


10月14日
何度か夜中に目が覚め、寝なおすことを繰り返し、和也と可奈子の声が聞こえてきたので起きる。そしてすぐに荷物をまとめて帰ろうと思う。
ふたりとハグを交わし、少々酔いが残ってる気がしながらも安全運転で下山、8時に帰宅。
声も出なくなっていたので、そのまま眠る。そして起きたときにはもう暗かった。まだ喉も痛かった。
空腹感こそあるものの、何もする気力が起きず、ひたすら眠る。

そして夢をいくつも見た。全部が全部悪夢だった。冷たい雨が屋根を打ちつける音とともに、僕の心にどんどん嫌な思いを植えつけていく。
いや、悪い感触だけしか残らない夢だったというのが正解なのだろう。

そう、僕は幸せな未来を作っていけるふたりに、その幸せを分けてもらうつもりが、実は嫉妬していたのかもしれない。ごめん、和也、可奈ちゃん。
鬱と闘ってきた日々を思い起こして、現実を直視しようと試みるけれど、それができない。今の自分を客観視できなくなっている。

ヤバイ。完全に落ちている。
夜とともにますます落ちていくだけの僕。断ち切るにはひたすら眠るしかない。おやすみなさい。


10月15日
天気は回復して朝から一昨日のような快晴に。
なんとか立ち上がれたので、溜まっていた洗濯物を洗濯機に放り込んでもう一度寝る。
でも心はまだまだ落ちたまま。食欲がまったく戻らないのだ。
幸い喉の痛みは治まったのだけど、今度は咳が出る。

山田鷹夫というよくわからない人の書いた「不食-人は食べなくても生きられる」という本を見つけ、読んでみようと思うけど、脳に酸素が行ってないようで最初の1文字も読めずに再度ダウン。
昨日は全然上がらなかった部屋の温度が上がってきたらようやく空腹感を覚える。でも何も食べるものがない。不在にしていたからご飯すら炊いてなかったのだ。
やむなく、買い置きのマルタイ棒ラーメンを茹でて、冷蔵庫に残ってた賞味期限切れの卵を焼き、これまた賞味期限切れの納豆を載せて、スープではなくリンゴ酢と醤油とマスタードをかけて昼食にする。味にパンチが足りなくて、具入りのラー油をさらに足したりもした。

そんな簡単な食事でも美味かった。まだこんな僕でも生きているんだと実感できた瞬間。
やっぱりパートナーが必要なんだろうな。以前結婚していたときも含めて、ひとりで何でもできると自負してきた僕だけど、こういうときには何もできない。
恐らくこんな暮らしの中で何か間違って死んでしまったりしても、きっと誰も気づかない。

そう思ったけどどうすることも今はできない。

喉の痛みは消えたけど、心の痛みはまだまだ退かない。
今日一日ゆっくり休もう。何もせず、何も考えずに。ゆっくりゆっくりと。
次の一歩はそこから始まっていくのだから。
スポンサーサイト
【2008/10/15 14:56】 | log | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
<<バランスを取り戻せ | ホーム | 人から必要とされることの喜びと必要とされなくなったときの悲しみ>>
コメント
人とつながればつながるほど喜びも増えるし、パワーももらえるけれど、その喜びやパワーに自分が乗っかれなくなったとき、逆の効果がおとづれるようなきがします。そんなときは、少しそこから離れ、自然の中で心を落ち着かせたり、いつもと違う人にあって、違う行動してみたりしてみてはどうですか?がんばりすぎず、自分をいたわってあげてくださいね。
よけいなお世話させていただきました。
【2008/10/17 10:49】 URL | ちゃい #bYxryIBg[ 編集] | page top↑
>ちゃいさん
余計なお世話だなんてとんでもないです。
確かにちゃいさんの言うとおり、うまく自分が乗っているときはいいパワーをもらえるときでも、うまく乗れなくなるとドーンと落ち込む、そんなものなのかもしれませんね。勢いが続かないのは齢のせいというのもあるでしょうが、誰でもそんなときはあるものだと思うようにしています。
自分を取り戻す過程として、今日はちょっと都会時代の飲み仲間に会いに行ってこようと只今準備中。明日帰ってきたときにはだいぶ元気になっている見通しです。
これからもよろしくお願いします。
【2008/10/17 11:20】 URL | nanook.azumino(terra-sun) #-[ 編集] | page top↑
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://nanook0707.blog109.fc2.com/tb.php/282-195c54c9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。