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さよなら、清原。
僕が生まれながらのタイガースファンであることはすでに告白済みだけど、敵ながらあっぱれという選手もたくさんいる。そんな選手が気がつくと心強い味方になっていたりすることもあるわけで、長年野球を愛していると本当に面白いものだ。

例えば今、野球ファンの不満を一手に引き受けてしまうことになってしまった闘将・星野仙一。(なぜあんなにバッシングされなければいけないのだろう・・・と今の日本社会のやさしさと思いやりの欠如に僕は憤りを感じずにはいられなかった、と今だからカミングアウト。せめてお疲れ様の一言ぐらいなぜみんな言えないのだろう?) 彼はもともとタイガースファンだったけど、タイガースには選手として入ることができなかった悔しさをそのピッチングで晴らしてきた。気持ちが表に出て投げるピッチャーが僕は大好きだったので、ドラゴンズのエース・星野仙一は敵ながら好きな選手のひとりだった。
タイガースを常に優勝争いできる力を持ったチームに育て上げたのは、野村監督の土台作りがあったからだと言う人も多いけど、実現させたのは間違いなく星野監督なのだ。そう、敵から味方に変わって一番頼もしかった野球人のひとりとして、僕はあの悔しいオリンピックを経てもやはりリスペクトしている。

同じように、僕にとっては同級生という親近感のある存在だけど、手の届かないところにいる素晴らしいプレイヤーとして活躍してきたのが清原和博。
ライオンズ時代は地元球団(国分寺から所沢は都県境こそあるものの、西武線一本でほんの15分でつながるほとんど隣町なのだ)ということもあってそれなりに親しみをもっていたけど、憎き讀賣へ移籍したときには「清原、お前もか」と、金の力にものを言わせるチームの一員となってしまったことを本当に悔しく思った。そう、彼のジャイアンツでの活躍ぶりは、ダメ虎時代だったこともあって本当に憎たらしかった。でもその憎たらしさは、実は敵ながらあっぱれという思いの裏返し。同級生の中では日本で一番メジャーなスポーツの世界で常にトップに君臨していることだけでも凄いことだと、僕は心の中ではいつも認めていたのだ。

その清原が、ついに昨日、バットを置いた。
バッファローズに移籍してからの最後の数年は本当に怪我との苦しい闘いが続き、年々地盤沈下の進む関西をどうか盛り上げて欲しいという僕ら「関西系野球ファン」の願いも届かない状態だったけれど、満身創痍ながらグラウンドに帰ってきた今シーズン後半。正直、往年の力は残っておらず、バットもまともに振れない状態だったようだけど、彼がベンチにいるというその存在感にバッファローズの若い選手たちが鼓舞され、なんと2位でクライマックス・シリーズ進出を決めるという結果になったのは素晴らしいことだ。
昨日の引退試合、スポーツニュースでちょこっと見ただけだけど、4打席、渾身の力を振り絞って頑張る姿に思わず涙。第3打席の最後のヒットで二塁まで痛む膝をかばうことなく全力疾走する姿に興奮。
そして試合後のセレモニーであの大きくて怖い彼の目にいっぱいに涙が浮かんでいるのを見て思わずもらい泣き。我らが金本からの花束贈呈に対して「金本選手はファンに交じって、治療器を持ってやってくるような、そんな男です。金本選手、かねもっちゃん、ホンマにありがとう」 とユーモアを忘れない言葉にもホロリときてしまう。

ああ、ひとつの時代が終わってしまったんだな。清原君、ホンマにお疲れ様。
今までひとつも個人タイトルを取れず無冠の帝王に終わってしまった偉大なバッターは、通算成績では記録に残るレベルだし、何よりも僕ら野球好きの記憶にいつまでも残るのは間違いない。

これでプロ野球で現役を続ける同級生はひとりもいなくなってしまった。年上のベイスターズ・工藤公康、ドラゴンズ・山本昌、マリーンズ・小宮山悟はまだまだ頑張ると言っているし、1学年下には我らが虎の不惑トリオもいるし、まだ僕も老け込む年齢じゃないのだと改めて思う。

願わくば、バッファローズにはクライマックス・シリーズを勝ち上がってもらって、タイガースとの関西決戦の日本シリーズを迎えることができたならば、僕は絶対京セラドームかスカイマーク・スタジアムまで駆けつけるよ。(今年もポストシーズンは改修工事のため甲子園は使えないのだ。)
その日一日だけでもいいから、「昨日で引退」の言葉を撤回してグラウンドに立ってもらえないものだろうか。ほんの一振りだけでいい。好敵手・清原和博がもう一度タイガース投手陣と対峙するその姿を瞼に焼き付けておきたい、そんな思いが湧いてくるのだ。まぁ無理だとは思うけど。

さよなら、清原。ありがとう、キヨ。
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【2008/10/02 11:30】 | log | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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