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死を想い、そして気づいた
・・・病は歯から。

実を言うと、先週から今年一番の体調の悪さが続いていたのだ。何年もかかって克服したはずのうつ病が再発したのではないかと思うほどの心の落ち込みよう。そんな状態だから、元気なときなら笑い飛ばせるレベルのことに深く傷つき、自分の心を閉ざしてしまうことを繰り返し、気がつくと僕は死を思っていた。

Memento mori、死を想え。
本来の意味は「今を楽しめ」という言葉。同じ意味の言葉は「食べ、飲もう。我々は明日死ぬのだから」と旧約聖書にもある。
だけど、それが時代を経るにしたがって、「自分が死すべきものであること」を認識すること、という形でさまざまな芸術のモチーフになっていった。
僕自身、芸術家と言うには非常におこがましいが、クリエーターのはしくれであるという意識から、心のどこかで常にメメント・モリの発想があった。

それが現実に、この1週間は僕に死の影を投げかけてきたのだ。このまま僕は孤独に死んでいくのではないだろうかと。それもまた人生、死ぬなら今がチャンスなのかもしれないとすら思ったけど、自殺する勇気はない。それなら何かの拍子に死んでしまうようなことになればいいのかもしれない。
そして死神から手招きされる夢を見てうなされる日々が僕のもとに訪れていた。
変な夢は毎日のように見ていて、ちょっとやそっとのことでは何も感じなくなっていた僕だけど、さすがにこれは不気味だった。このまま死んでいっても不思議はないんだろうなと現実に受け入れようと思い始めていた矢先、左上の奥歯に激痛が走る。

これ、実はここ数年毎年のように発生する症状なのだ。疲れが溜まると奥歯の特定の場所にどうも膿みが溜まってひどい痛みが出てくるようで、昨年は秋の初めの北陸旅行中にそのピークを迎えていたのだ。空を飛ぶブルーインパルスの轟音が響いて痛みはますますひどくなったけれど、強い痛み止めを3日間飲んでいたら痛みはいつしかひいていたのがちょうど去年の今ごろのこと。
名古屋時代に信頼していた、若いけれど確かな腕と説明する能力に長けた歯科医師の言葉によれば、この部位を初めて処置したときのやり方がまずくて骨や神経を傷つけてしまったようで、かといってこの部分の神経を抜いてしまうと歯自体が生命を失ってしまうことになるため、この痛みとはこれからずっと付き合っていくしかないだろうとのことだった。
昨年のこの痛みは簡単にひいたけれど、その数ヶ月後にその部位の銀歯がぽろりと抜け落ちるということになってしまったのは忘れもしない。

そして今年も同じような時期にこの痛みが出てきたのだ。
季節の変わり目で調子が悪いのだとばかり思っていたけれど、実はこの歯の奥の爆弾がじわじわとうなりを上げていたのだとは気づくはずもなく、ますます落ち込んでいく悪循環。
そして発作のように辛い痛みが出て初めて気づく。すべての不調の原因はこの歯にあったのだと。

おかげで食べることもままならず、化膿性の発熱を伴うためにのんびり入浴することも許されず、なんとか週末の休診期間をやり過ごす。
週が明けて歯医者に行こうと思うも、今度は意識が朦朧として動けず、そのうえ悪いことは重なるもので車が今年二度目のパンク(というよりバースト)をしてしまいこんな体調ゆえに自分でスペアタイヤに付け替えられずにJAFを呼ぶことになってしまったりしているうちに9月も末日に。
なんとか痛みが耐えられそうな時間に近所の歯医者さんに電話して急患としてかかることになった。

去年、3日間の痛み止め投与で収まったのはほんのまぐれだと悟った。痛み止めがまったく効かず(骨折痛を緩和できる力を持った薬ですらダメだったのだ)、ほとんど寝たきりになるほどまでひどくなっていたとおり、患部の腫れがあまりにひどくて根本的な処置を取れないほどの状態だった。
これでは身も心もぼろぼろになるわけだと妙に納得。
とりあえず、化膿止めを患部に塗り、飲み薬でも殺菌するだけで9月30日の治療は終わり。
明けて10月に入った今日もまだ痛みと発熱は残っていて、週末をはさんでしまったことが本当に僕の辛さをよりひどくしてしまったことにやるせなさを感じながらも、それでも少し楽になっただけでもありがたいと思うように過ごす。
薬の副作用か、それともそれまでの痛みや精神的な苦しみで眠れなかったときの反動か、昨夜から本当にびっくりするぐらいに眠っている僕。今日はトータル15時間は寝てる気がする。

あまりの辛さに死を想ったという事実を忘れずに、でも物事はあまり深く考えないほうがいいのだと改めて感じたこの1週間の心の沈み方。
ひとりになってまもなく2年。そろそろ心の支えになる存在が現実に必要なのかもしれないなと思いつつ、こんな僕では誰も必要としないだろうし、早く痛みから解放されてまた自分を磨くことをしなければと本気で思う、朦朧とした意識の中で。

今日から10月。パワーダウンしている中で今年もぼちぼちラストスパートへ。
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【2008/10/01 22:59】 | log | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
<<さよなら、清原。 | ホーム | 初冠雪、そして雲は天才である>>
コメント
そうだったのか~。
まさちゃん、じゅんちゃん、和也ととっても心配しておりました。
私たちはどんな寺さんでも慕っているよ~v-221
歯が良くなるといいね。
【2008/10/02 21:13】 URL | 山の心づかい #7qmS89.o[ 編集] | page top↑
こんばんは。
今は、精神的にも体力的にも今までの疲れが出る時期なんでしょう。それが厄年なんでしょう。悪いことは、そういうことにして、自分磨きに励んでください。
【2008/10/02 23:33】 URL | むら #iIR93Du6[ 編集] | page top↑
>山ここ かなちゃん
心配かけてごめん。先週末は元気なかったし、まだ完全復活という状態ではないけれど、ようやく痛みもひいて動けてます。
そう、大好きな仲間たちがいるから、僕もどんなに辛く、たとえ大きなダメージを受けたとしてもまた頑張れる。


>むらさん
精神的な疲れは過去数年で全部清算したはずなのに、ストレスフリーな環境にいるはずなのに、それでもときどき生きづらくなるのはやはり厄年のせいなのでしょうか?
良いことも悪いことも、全部受け止めてどっしりと笑い飛ばせる、サウイウヒトニ ワタシハナリタイ。 まだまだドキ○タマ小さいな。
【2008/10/05 01:00】 URL | nanook.azumino(terra-sun) #-[ 編集] | page top↑
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