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バテバテ(塩の道大網峠越え)
なんだか疲れが全然抜けきらないうちに8月も終わり。
8月最後の夜は白馬に駆けつけ、友人Mさん一家のキャンプに乱入する予定が、途中でひどい眠気に襲われたため引き返して家でおとなしく眠る。

そして9月最初の朝、曇り空だけど、数日続いた雨は今日は降らずに済みそうだ。
7時過ぎに白馬のキャンプサイトでMさん一家と合流。
今日は僕の日本一周歩き旅の一部を、Mさん一家と一緒に歩く。6年生のかえでちゃん、4年生のはるかちゃんにはちょっときつい道かなぁと思いつつ、ふたりは先日唐松岳に日帰りしてきているのでそれほど心配はない。
むしろ僕自身の体調の方が心配かも。40km歩いた疲れがまだ抜けきらず、右足小指も痛めている。でもまぁ、大丈夫。朝ごはんをご馳走になった後、そう思って出発。

車2台でまず下山口である糸魚川シーサイドバレースキー場にMさんの車を置き、僕の車で登山口の小谷村大網へ。マレットゴルフ用の駐車場に車を置いて歩き始める。
最初はだらだらとした登り、川をつり橋で渡ったあたりから急な登りになる。
その間、僕は異常な量の汗をかく。そしてその汗が非常に臭いということに気づく。やばい、明らかに塩分が一緒に排出されている!これではいくら水分をとってもバテてしまう。
「ごめん、先に行って」と言い残し、しばらく休憩。
CIMG4560.jpg
体調が毎年夏になるとめまいなどを伴って悪くなるのは、血中のカリウムが不足しているからだと僕の場合言われてきた。あまり調子が悪いときは点滴を打ったりしてきたのだけど、この山の中ではどうすることもできない。
とりあえず、気休めかもしれないが、アミノ酸の粉末を飲む。

でも待たせるのも悪いので、峠までの40分程度の道ならなんとか体力ももつだろうと、見切り発車。まわりは美しいブナの天然林に入ってきて、本来ならものすごく感激するであろう景色なのに、僕の視界には入ってこない。それほどにひどいバテだった。

大網峠にMさんたちより10分ほど遅れて到着。その場で僕は座り込んでしまった。
最初痙攣しかけていた手足が収まるまで15分。ずいぶんな大休止になってしまい、本当に申し訳なかった。

CIMG4574.jpg
CIMG4580.jpg

気を取り直して、角間池、白池のふたつの池で休憩しながら、糸魚川側へ下山。
中でも初めて海が見えた「大ザイの神」では、昔の旅人もこうやって感激したのだろうと思って、なぜだか目頭が熱くなる。海なし県に住む人間には、海はやはり特別なものなのだ。
だから深い海に溺れてしまうことを必要以上に恐れるのかもしれない。

山口の集落に下山したのは15時過ぎ。祭囃子が谷間にこだまする。
「おててこ祭り」という村の夏祭りだ。
神社の境内に行き、いくつかの舞いが奉納されるのを見る。コミカルな踊りと雅やかなお囃子の音のアンバランスがなかなかいい、楽しいお祭りだ。
毎年8月31日の夜と9月1日の昼間に行われているので、また今度は祭りの様子をしっかり椅子持参で眺めてみよう。
CIMG4605.jpg

帰りはMさんの車で一旦大網に戻り、車を回収して、島温泉へ。
ひなびた湯治宿。さっぱりとした肌触りのぬるめのお湯に、しっかりと全身癒される。
湯船は小さいけれど、名湯の資格十分。今度はぜひ泊まりで行ってみたい。
CIMG4627.jpg


夜はMさんの厚意でテントに泊めていただく。本当は僕もテントを持っていたけれど、「出すのが面倒だろうから」と。
ヒューガルテン・ホワイトにグラン・クリュ、そして近くのサイトで夏のバイトの打ち上げをしていた旅館の住み込み従業員の若者たちから「騒がしいお詫び」としていただいた大手メーカーのビールをひたすら飲み、楽しく語り更けていく夜。

古くからの親友とこうやって年に何回か時間を忘れて語り合うことで、僕は今までやってきたことを振り返り、決して間違ったことはしていなかったと改めて思う。結果として不本意なことも多かったけど、今となってはそれはそれでよかったのだと。

そろそろまた誰かを好きになって、一緒に旅をしたいと思い始めてきた。
その前に僕はひとりでしっかり日本中を歩いていくのだけれど。
順番にこだわることはない。一緒に歩けるところは、そんなパートナーとふたりで歩くのもいいし、たくさんの友人たちと共感して歩けるところは一緒に歩いたら面白いというのも今日一日で改めて思った。

明日からもいい日になりますように。
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【2007/09/02 10:48】 | 安曇野を歩く | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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