スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
急遽飛騨高山へ
日曜日から書くのをサボっていて申し訳ありません。日曜は予定通りに事が運ばずにネタになる予定のことができず、昨日は早朝から精力的に動き回り書く暇がなく、今日は昨日の反動でか体調不良で寝込んでいました。先週の風邪?知恵熱?がまだ治っていない状態で昨日頑張りすぎたせいかな。おまけにまた肋骨が痛むし・・・困ったなぁ。

忙しさ、そして怪我でなかなか動けない状況にかまけて、大事な用件をすっかり先延ばしにしていて、その期限がまもなく来ることを知って慌てて動く月曜日。
中でも一番の問題は、1年前まで住民登録していた(既に1年半前から名古屋に引っ越していたけれど)岐阜県からとある書類を取り寄せる必要があったこと。時間に余裕があれば郵送でも取れる書類なのだけど、本当に余裕がなく、どうしたらいいかと考えたところ、そういえば高山の県事務所でもその書類を即時発行してもらえるということに気づき、急遽真冬の安房トンネルを抜けて飛騨高山へ行くことに。

岐阜・名古屋時代は安曇野との行き来には真冬はその雪の深さゆえに避けていた安房トンネル越えだけど、背に腹は代えられない。(夏場は高速代が安く上がるからよく使っていた道だけど。)
今年は雪道運転にすっかり慣れた僕だけれど、それでも飛騨への道はやはりある種の恐怖感がある。昔は急峻な谷筋を行く道によく雪崩が起きて国道158号線は通行止めになることが多かった。道が改良されつつある今も、ところどころに危険箇所がある。

復帰に備えて朝5時半起きの訓練中ということもあって、朝は順調に7時前に出発。途中、住民票を取る必要があったので市役所穂高総合支所に寄って自動発行機で住民票の交付を受ける。(印鑑登録証で住民票などを発行できるシステムがあって、平日の開庁時間に窓口に行けない人には好評。この手の便利さは都会から来た人にも結構暮らしやすさを感じさせるものかもしれない。)
そして山麓線に上がって島々から国道158号線に入るまでは、梓川のいつも凍結している危険箇所以外は雪もなく快調。国道に入ってもずっとウェットではありながらもアイスバーンにはなっておらず結構いい調子で走れる。
とはいえ、さすがに釜トンネルの手前、坂巻温泉のあたりから道路は圧雪状態に。そして安房トンネルを抜けて岐阜県に入った途端に予想通りかなり深い雪の道を行くことに。それでもスタッドレスはしっかり路面を噛んで気持ちよく走れる。直線なら60km/h近く出しても怖くないし、事実それくらいの速度で流れている。まぁ、平湯から丹生川までの間はRの深いカーブがたくさん待っているので、適正速度(30km/h)に減速して臨むのだけど。
高山市街地も結構な積雪。昨夜から降っていたみたいで道はまだ除雪が行き届いていなかったが、雪の降り続いていた平湯あたりとは違って陽射しが雪面に乱反射してまぶしい朝。2時間ちょっとかけてやってきて、古い町並みがきらきら光るのを見て、この景色に出会うために神様がこう仕向けてくれたのかもしれないと気分をよくする僕だった。

用件は申請書記入1分、発行まで30秒、庁舎に入ってから出るまでわずか3分ほどで済んでしまった。この程度の時間だと本当にヤボ用としか思えないけど、その書類がないと死活問題なので仕方がない。

予想していた以上に用件が早く済んだこともあって、久々に旧市街地のコインパーキングに車を入れて30分ほど散策してみる。宮川朝市と上三之町の美観地区という非常にベタな観光コースだけど、30分という時間で高山のおいしいところを取るならば一番の散策コースだ。
この時期は農作物もないことから朝市は出店の数も少なかった。その割には市内もしくは奥飛騨温泉郷あるいは下呂温泉に泊まった観光バスがこの朝早くから乗り付けていて、意外にも人の出は多かった。
CIMG6384.jpgCIMG6386.jpgCIMG6398.jpg

今まで十数回は来ているこの朝市通りだけど、なんとなく常設店舗に実演販売の店が増えているような気がした。みたらし団子、げんこつ菓子・・・そんな中で、越中八尾の銘菓「おわら玉天」が実演販売しているではないか! 今まで知らなかった。最近出店してきたばかりなのだろうか? 人だかりがすごくて、かろうじて1パック(4個入り)買ってくるのがやっとで、そのあたりの話が聞けなかったのが残念だ。今度は朝市のひけた夕方にでも寄ってみよう。
「おわら玉天」とは、愛知県周辺に独特な和菓子・淡雪羹に卵黄たっぷりの衣をつけて焼いたもの。結構甘い。歩きながらかじっている人もいるのだけど、僕は車に戻って、缶コーヒーとともにいただく。
CIMG6405.jpg

そういえば八尾は徳川幕府の天領だったっけ。それとも何かしらのつながりがあったっけ。徳川家の本拠地・三河を代表する和菓子が淡雪。そういうつながりがわかると日本史も面白いものだ。やはり教科書よりも実体験。高校生の頃までは「暗記科目」として得意としていたものの、大学生になってから外国人(ヨーロッパ人はもちろんのこと、たかだか200年しか歴史のない米国人もそう・・・)と話していて自分の国の歴史を自分が知らなさ過ぎることを悟って以来、僕はあまり日本史に興味をもてなくなっていたっけ。歩いて旅をする中でいろいろな歴史のある道をたどる中で、実体験としての感覚を歴史にも大切にしたいと思うようになった僕だ。

名残惜しいながらも午後からも予定が詰まっていたので、早々に高山を後に、平湯へ。標高の高い平湯は朝の雪がまだ降り続いていた。奥飛騨エリアも天気がよくて山が見えそうなら、ちょっと遠回りして新穂高まで行って槍ヶ岳を見ながら入れる露天風呂を目指したのだけど、今日はあいにく山が見えない。
そんなわけで、この時期一番ゆったり入浴できる、バスターミナルの中の温泉施設「アルプス街道平湯」へ。ここは世界で恐らく唯一の温泉のあるバスターミナルだ。専用の源泉も持っていてその名も「ターミナルの湯」。泉質はナトリウム-カルシウム-マグネシウム-炭酸水素塩泉。緑がかった茶褐色のお湯は非常に濃くてとても温まる。それが100%掛け流し。温泉天国奥飛騨を象徴する施設のひとつだ。
元がかなり濃いお湯なので、加水しても全然壊れない。だから温泉分析書には「ターミナルの湯と水道水の混合泉」などと書かれているけど、水道水といっても平湯地内の水は基本的に山の水。内湯はかなりぬるめ(41度ぐらい?)、露天風呂は44度ぐらいになっていて、ちょっと中途半端な温度設定なのが残念だったけど、それでも本物のお湯の強さをしっかり感じ取ることができるのは嬉しい。
CIMG6417.jpgCIMG6407.jpgCIMG6410.jpg

昼食は温泉街の中の行きつけのラーメン屋に行こうかどうしようか迷うも、バスターミナルの食堂の表にあった「岩魚の鉄火丼」の張り紙に惹かれてしまい、1200円も出してしまう。
この時期の岩魚は当然養殖ものだし、生食するならば寄生虫の心配があるので天然物はまず避けられるというのはわかっていたけれど、それでもやっぱり食べたかった。
地元の水産試験場で改良された大型の岩魚の刺身をとろろとシソとゴマ、そして甘辛いたれでいただく。川魚にしては結構脂がのっていて、食べ応えのある味わい。素直においしい。
CIMG6420.jpg


食後、休む間もなく松本へ戻り、用事を2件済ませて帰宅したのはもう暗くなってから。
長距離の雪道ドライブも、視界のはっきりした日ならば楽しいものだ。ときどき後輪が滑るのもまた楽しからずや。
安房トンネルが開通してもう10年。本当に早いものだ。そしてこの夏には東海北陸道が全通する。安曇野から飛騨を抜けて北陸方面への行き来が本当に楽になる。松本平では「飛騨ぶり」と呼ばれて昔から愛されてきた富山湾のブリは、このルートができることで朝水揚げされたものが昼には松本に着くという距離になるわけで、同時に新しい人の流れもここに生まれてくるはずだ。
北陸の海の幸が大好きな僕にとって、糸魚川~北陸道経由と高山~東海北陸道経由という二本の道を選べるのは楽しみが増えることになるし、それを見越して新たな観光資源の模索も始まりつつある。
ガソリン税というなんだかよくわからない「暫定税」で道路が作られているという事実を考えると、昨今のご時世からしても素直に喜べるものではないけど、北アルプスをめぐる回廊が整備されることによって、もっといろんな人が山と海を結んで楽しく自然体験する場ができるのではないかという期待もある。

一昔前の僕ならば、不要不急の道路は作るべからず、技術のない者山に来るべからず、と言い切っていたはずだけど、誰もがみんな初心者だったわけで、まずは知ること、親しむことから自然の素晴らしさを理解して欲しいと思うようになった。
もちろん混んだ山は苦手だし、1畳に3人寝るような最盛期の山小屋や隣のテントの寝息すら聞こえるキャンプサイトも当然好きじゃないけど、山の人間としては山の素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらえるいい機会だと思うようにしたいものだ。

飛騨と半日で行き来してそんなことを考えていた。
スポンサーサイト
【2008/02/19 23:04】 | ちょっとお出かけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<温泉天国、さて今日はどこへ行こうか。 | ホーム | 【告知】コメントの書き込みができなくなった場合について>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://nanook0707.blog109.fc2.com/tb.php/180-cb6b5951
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。