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温泉難民日記(最終回)~白骨温泉・泡の湯へ
少しでも早く治そうという悪あがきから、カルシウム含有量の多い温泉へ行きたくなった。
神奈川で暮らしていた頃に左足を骨折したときには、通勤経路上に「鶴巻温泉」というカルシウム含有量日本一といわれる温泉があったので、ギプスが取れ次第通いつめたっけ。
今回は着脱可能なバンドで固定しているので当然温泉は入り放題。
と言って一番最初に思いついたのは白骨温泉。数年前の「入浴剤混入偽装問題」で不本意ながら有名になってしまったところだけど、何もしなくてもカルシウム含有量では松本近郊の温泉の中で一番なのは間違いない。あの白く濁った温泉は硫黄泉のように思われがちで確かに硫黄分も含有されているけれど、典型的な硫黄泉の草津や万座と違って中性を示すことからもわかるように主成分はカルシウム、マグネシウムなどだ。
特に巨大な混浴露天風呂で知られる「泡の湯」は源泉温度が39度ほどなので、冬場は多少加温してもかなりぬるくて1時間でも長湯していられる。(もっとも源泉をそのまま流している夏場でも1,2時間は平気で長湯できるのだけど。)
それに混浴と言っても白濁度が高くて透けて見えることもないので、若い女性が一緒に入っていても変な邪念を持つ心配もないのも、このストイックな患者生活の中では大事な要素。
(それなら最初から男女別のところに行けと怒られそうだが、白骨のほかの施設は加温していたりより温度の高い源泉を使っていることで、長湯向きではないのだ。)
とにかく長湯してしっかり皮膚からカルシウムを吸収したかったのだ。

安曇野は雲の多い天気だったけど、だんだんと山深く入って乗鞍高原に入る頃にはすっかり快晴、乗鞍岳が実にキレイに見える。同じ北アルプス南部の山でも、乗鞍まで下がるとこんなにも晴れているとは。こんな天気の日に休日を迎えられるなら、上高地にスキーで入っても楽しいだろうけど、今は怪我治療中の身、車にスキーは積んだままだけど無理なのが残念だ。
CIMG6016.jpg


泡の湯に着く。冬場は日帰り入浴をやっていない日も多いので、3連休最終日の今日を選んだのだけど、駐車場に止まっている車の数も少なくてのんびりできそうだとわかる。
入浴料はタオルなしだと800円、タオルつきで1000円だ。ここのタオルは結構いい素材を使っているので、200円の差額で買ってもいいのだけど、この休養で来月の給料の減る僕には200円は結構大きい。
そしてまず男女別の内湯に向かう。ちなみに男性は内湯経由で大露天風呂に出ることができるけれど、女性は内湯と大露天風呂用の脱衣場が別々になっている。暖かい時期ならいいけれど、寒い時期はいちいち服を着て移動して内湯の加温浴槽で身体を温めないと上がれないほどなので、この構造は女性には可哀想だ。
※かつては男湯と女湯が逆になっていたので、女性が内湯から直接大露天風呂に出られるようになっていたのだけど、大露天風呂への出口付近にスケベオヤジのギャラリーが多かったせいか入れ替えたそうだ。

普通の人なら内湯は見向きもせずにそのまま大露天風呂に行ってしまうのだけど、実は泡の湯の醍醐味は大露天風呂よりも内湯の源泉掛け流しの浴槽にあると思っている僕だ。白骨の湯と言えば白濁しているのが当然と思われているけれど、源泉は無色透明、空気に触れたり加温したりして湯の花が析出することによって白濁するので、温泉の新鮮さではこの内湯に勝るものはない。(ちなみに加温している浴槽も大露天風呂も基本掛け流しなので安心です)
そして何よりもこの内湯の素晴らしいところは源泉に含まれる炭酸水素分がそのまま気泡となって出てくるところ。炭酸分の多い湯のよさはその泡が身体じゅうの毛穴にまとわりついて気持ちのいいところにあると思う。
そしてこの「泡つき」の良さが「泡の湯」の名前の由来でもあるのだ。

大露天風呂で1時間、内湯で30分ほど、計1時間半も長湯して、そのうえ飲泉もしたので、身体にたくさんのカルシウムを取り入れることができたと思う。
大露天風呂は観光シーズンの週末などは本当にイモ洗い状態になって落ち着かないのだけど、今日はマナーのよいカップルが何組かと山の湯を愛するおっさんたち(僕も含めて)しかいなかったのもよかった。やはりぬるいのを我慢してでもここは冬に来るに限る。

帰り道、乗鞍岳を違う角度から眺めてみる。岐阜県側の乗鞍スカイラインは冬季閉鎖中のこの時期は山スキーのメッカでもあるのだ。こんないい天気の日は滅多にないのでスキーに乗れないことが本当に悔しい。
CIMG6018.jpg


しかしどんなに気持ちのいいお湯でも湯疲れはするものなのだなぁと、帰宅後ほんの30分横になるつもりがまた暗くなるまで3時間ほど寝てしまって改めて思う。

さて、今日から通勤経路上の温泉施設「すずむし荘」が営業再開だそうだ。
これでとりあえず穂高温泉郷と合わせて、また毎日温泉で暖をとる生活を心置きなくできることになる。
ということで、温泉難民日記は3回で最終回を迎えることになって一安心なり。

さあ、明日からは期せずしてできた休養期間をよりよいものとすべく、頑張っていこう。
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【2008/01/14 23:31】 | 安曇野を歩く | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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