スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
【お題】2月第4週のキーワード
今週はいろいろ面白い展開が続いているのだけど、ゆっくり書いている時間が取れないので、とりあえず今週の僕に関するキーワードだけ羅列しておこう。

1) 88888

2) にじカフェ

3) Castelloのシェフ

4) 雨、雨、雨

5) pelvis?

6) ベースギターとウォッシュタブベース

このキーワードが何とつながってくるのか、皆さんの想像力を働かせてコメントとしてお寄せください。
ナイスコメントには安曇野サイクルツアー・ショートコースお試し参加券(2時間コース、予価1500円分)をプレゼントします。

でも、時間的に差し迫っていて、すぐに伝えたいことだけひとつ。

3) Castelloのシェフ
 松本市渚の小さなデザイナーズ・ホテル「松本ウェルトン・ホテル」1階のイタリアン・レストラン&バー「Castello(カステーロ)」の名物シェフ森川輝彦さんが2月28日でお店を辞められることに。
 素材の味をしっかり活かした料理と、お客さんとのふれあいも楽しんで来られた森川さんと是非お話ししてみたいということで、昨夜訪ねてみた。
 パスタもピザも玉ねぎの石釜グリルも、とにかく美味しかった。素材の味を殺さず、それでいてしっかりと個性を出した森川さんのセンスあふれる料理、もっと早く知っていたかった。そうしたら、このblogからもっとたくさんの人に伝えられたのに・・・
 でも、森川さんとのつながりがここでできたことで、これからなんだかわくわくする展開が待っていると僕は直感したのだ。食後にお話しさせていただいたら、一緒に行った旧友Nちゃんのつながりも含めて、なんとまぁいろんな人とつながっていくことにびっくり。
この繊細かつ大胆な彼の料理を、今度はオール安曇野の食材でしてもらえる機会を作りたいなぁと、これから森川さんとお話ししていきたいなぁと、ちょっぴり盛り上がってる僕なのだ。

きっと素晴らしい企画がこの夏以降、収穫の時期にはできるはず。乞うご期待!

でもその前に、28日までに、ぜひCastelloに行ってみてください。リーズナブルなお値段で、そのお値段以上の素晴らしい料理がいただけます。ディナーのいい時間は予約してもらったほうが確実かも。(遅い時間ならば予約なしでも大丈夫そう)
スポンサーサイト
【2009/02/26 09:19】 | log | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
新しいビールの祭典「グラン・ビエール2009」
この週末はなんだかんだでバタバタしてたらblog書くタイミングを逃してしまった。
土曜日のいい天気の中、山や白鳥の写真でなかなかいいものを撮ったのに、昨日の午後からすっかり曇り空で、今日にいたっては昼過ぎまで雨。ときどき白いものが混じったけど、絵になるものではない。
そんなわけでちょっとネタ切れ気味なので、まずは告知から。


glass_logo_sample_400.jpg

新しい地ビールの祭典が、今年から始まる。
ちょっとスタイリッシュで、それでいて本物の味と香りのビールが集まる「グラン・ビエール2009」。

今までビールはあまり好まなかった層や本物に高感度な人たちをメインターゲットに、日本の地ビールを中心に一押しの、香りや味わいの深さを楽しめるビールを提供するイベントだ。
会場は新たな東京カルチャーの中心、「東京ミッドタウン」。ホワイトデーの週末に、参加する人たちにも物語を作ってもらえるような、そんなセレブリティなビールのエキシビジョンになることだろう。

■ グラン・ビエール2009  
   主 催 : グラン・ビエール実行委員会 日本地ビール協会
   日 時 : グラン・ビエール初日
             2009年3月14日(土) 午後2時~午後6時30分
          グラン・ビエール最終日
             2009年3月15日(日) 午前11時30分~午後4時
          各日とも、閉場の1時間前まで入場できます、ラストオーダーは閉場の15分前。
   会 場 : 東京ミッドタウン ミッドタウンホール  東京都港区赤坂9-7-1 アクセス
   各日とも、スタイリッシュな特別デザインのロゴ入り記念試飲グラスを入場者全員にプレゼント。
   当日券: 5,500円(税込)
   前売券: 5,000円(税込) コードがわからない場合、「ビール」で検索してください。
              ローソンチケット Lコード 33582  Tel: 0570-084-005
              チケットぴあ Pコード 614-945  Tel: 0570-02-9999
               (ファミリーマート/サークルKサンクスでも取り扱い Pコード 614-945)
              e+ イープラス  http://eplus.jp/gb09
              ご協力店 日本地ビール協会
         ご注意:「日付け指定券」です。14日、15日を指定してご購入ください。


セレブリティとはまったく縁のなさそうな僕も実行委員会の一員として頑張っています。
お近くの方はぜひお越しを!
【2009/02/23 23:59】 | 大好きなお酒たち | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
土岐麻子 at LiquidRoom、そして立ち飲みの夜は更ける
放浪月間の真ん中の盛り上がりはやっぱりライブ。それも大好きなアーティストたちのパフォーマンスを間近に見られる機会は本当に大事だ。
でも信州ではなかなかそんな機会を得られない。あ、Ayer(アイレ)がいたか!
それでもライブを中心に据えた旅に出るのもいいものだ。東京は実家があるし、名古屋も関西も2000円で泊まれるゲストハウスが常宿だから結構気軽に行けるのも嬉しい。

2月19日。
DSCN2600_400.jpg
ここしばらくの体調のおかげで今回の東京行きはかなり無理をしてのもの。それでも雪が上がってキラキラ光る常念岳と爺ヶ岳に見送られて出発。
バスが遅れてもいいように早めに出たけれど、順調に定刻前に新宿西口に到着。
開場まで2時間以上あるので、まずは新宿から一番近くて恵比寿までも1本で行ける温泉銭湯ということで、西池袋の桃仙浴場へ。
DSCN2601_320.jpg
ここは今や東京で一番怖い繁華街になってしまった池袋にありながらも、そこだけ時間が止まったようなそんなレトロな銭湯。ここに茶褐色の冷鉱泉が湧いていて、小さな浴槽ひとつに満たされている。
泉質は鉄泉。まるで山あい深くに湧く温泉のような色合いで、肌触りも山の湯に慣れ親しんでいる僕にはやさしい。

しっかり汗を流して埼京線に乗って恵比寿へ。まだ30分ほど時間に余裕がある。
もともと酔っ払いの街だった恵比寿だけど、ここ数年は雨後のタケノコのごとくたくさんの立ち飲みができている。
まずは駅からLiquidRoomへ向かう通り道、昔の闇市の雰囲気を残す「えびすストアー」の中にある立ち飲みバー「Whoopee」へ。ここはワインが豊富で自家製のおつまみもおいしい店。生ビールは琥珀ヱビス、ヒューガルデンホワイトも飲めるのが嬉しい。その場で焼いてくれるキッシュもおいしかったし、女性スタッフふたりで切り盛りしている店なので女性がおひとりさまでも入りやすい雰囲気。(ごめんなさい、写真はなしです。)

気つけの一杯(いや、実際には2杯飲んでしまった!)でちょっといい気分でLiquidRoomへ。若い整理番号だったので、ステージ中央真正面から4列目ぐらいのところを確保。前にいたのが僕より小柄な人ばかりだったから、本当にいい感じ。でも、後ろの人たちにはタワーのようで目障りだったかもなぁ。振り返るとすっかりフロアは満員御礼。これは盛り上がるぞ!

19時45分におなじみのバンドメンバーを従えて土岐ちゃん登場。黒のミニ丈のジャンプスーツの上に羽織った白のブレザーにはフランスの勲章のようなものがついていて、それにまずは目を引かれる。
1曲目の「Smilin'」から冒頭30分ほどはずっとニューアルバム「Touch」からの曲を。
奥田健介(g)、渡辺シュンスケ(key)、坂田学(dr)、そして今回初参加の鹿島達也(b)。若くてテクニシャンぞろいのこのバンドの音を聴くと、本当に安心する僕。

途中で全身ピンクに着替えた彼女、本当にキュートで素敵だ。
過去の代表曲の「ロマンチック」、「ファンタジア」はもちろん、僕が彼女の存在を初めて認識した2004年のシングル「Play Our Love's Theme」が演奏されたときはなんだか目頭が熱くなってしまった。
我を忘れて没頭した2時間。柔らかな音響効果が特徴のLiquidRoomならではのスムース&クールな残響にも心が震える。このハコではロックもいいけど、彼女のようなナチュラルな魅力の声とサウンドがとても際立つ。

ダブル・アンコールにも応えてくれて、800人ものオーディエンスが満足して家路につく。

でも僕はもう少し余韻にひたっていたかった。
実家にまっすぐ帰ったら、オカンの声に一気に現実に引き戻されるのは間違いないから。

そんなわけで再び、立ち飲みめぐり。
騒ぎそうなグループのいなさそうな店を探して、恵比寿西、恵比寿南の立ち飲みの多いエリアをしばらくうろうろ。
DSCN2602_200.jpgDSCN2604_200.jpg
キャッシュオンで気軽に安価に飲んでいける立ち飲み。いろんなスタイルの立ち飲みのお店があって、恵比寿には昔懐かしい酒屋の「奥の院」(このスタイルは岐阜時代に親しんだ)、昔ながらの串やおでんをつまみながら飲めるオヤジ系立ち飲み、日本酒の店、焼酎の店、さらにはヨーロッパの街角のバールやビアカフェを思わせるようなオシャレ系の店やテーマパーク的な雰囲気の店までより取り見取り。
不思議なことにどのお店もホワイトカラーの外国人の姿が目立つ。恵比寿ってこんなに国際的な街だったっけ???ま、六本木から2駅で庶民的なお店が多い飲み屋街というのが、彼らには受けるのかもしれない。

DSCN2603_200.jpg
そんな中で僕が選んだのは、スペインのバルのイメージに近いタパスの店「Bar Tapachos」。
イスのあるこの店は厳密に言うと立ち飲みではないけど、ドリンク類がショットで500~800円程度、料理も小皿(タパス)が300円からと気軽に注文できる。チャージ250円でちょっとしたお通しが出て、ひとりで行ってもいろんなものを食べて飲んで楽しめるのが嬉しいお店。3000円もあれば満腹になってしっかり飲める。僕のようにちょこっと食べて飲むだけなら、1500円もあれば済んでしまう。
今回オーダーしたピクルスは絶品。キノコ以外は全部僕が穂高の畑で作っている野菜ばかりなので、収穫の時期には是非マネしてみよう。

本当ならもう1軒行きたかったけど、終電の時間が怪しくなってきたのでこれにて打ち止め。ああ、恵比寿って楽しい街だな。中央線沿線の街も好きだけど、ピンク系のお店が目立たない恵比寿の方がひとり飲みの好きな関西系酒飲み人種の僕には楽しめる気がした。
またわざわざ途中下車してでも、遠回りしてでも、立ち飲みに行こう。
【2009/02/20 23:34】 | 田園音楽生活 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「高くて固い壁」と「ぶつかって壊れる卵」なら、僕も間違いなく卵の側に立つ。
村上春樹 エルサレム賞授賞式スピーチ 全文
http://www.47news.jp/47topics/e/93879.php

中学生の頃からの長い年月、僕は村上春樹が一番好きな作家だった。
彼のシンプルでテンポがよくて、深いメタファーが潜んでいるその文体が、僕の文章のよきお手本だった。
もちろん今でも村上さんの書く世界はとても好きだ。
年を重ねるごとに深みを増し、幅を広げていく彼の小説世界は、やっぱりワンダーランドだ。
僕がどんなに頑張っても、村上さんの想像力にはきっと追いつけない。

村上さんが「エルサレム賞」を受賞し、授賞式に出席するということについては、彼自身の中でさまざまな葛藤があったという。もちろん外野からのたくさんの圧力もあったようだ。
でも、彼はエルサレムに出向き、しっかりと発言するという手段を選んだ。
このことに僕は大好きな作家がちゃんと社会に、そして世界に責任を持とうという態度として、本当に頼もしかった。

まあ、僕自身、イスラエルという国家の存在自体が中東の大きな火種となっていること、そして、直近の出来事としてのイスラエル軍によるガザ侵攻という事実には反感すら抱いている。
ユダヤ人の歴史を考えると、国家を持たない民族の悲劇がそこにあるのも事実だけど、パレスチナ人という隣人を愛せず対立するというのは聖書の教えとはまったく逆なのも僕の反感の一番大きな要因。
だから、「エルサレム賞」は僕だったらいらぬ争いの種になるのが嫌だからときっと辞退すると思う。もっともそんな偉大な文学者には僕はなれないけど。

 「高くて、固い壁があり、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、私は常に卵側に立つ」
村上さんの今回のスピーチで、大きく取り上げられ、そして僕も大きく共感した言葉だ。
体制、あるいはシステムという高くて固い壁は、ときに人を傷つけ殺していく。でもそこで傷つけられる側になる人間は生身の、壊れやすい卵。
村上さんらしいメタファーの中に込められた大きなメッセージに共感した人も多いと思うし、「行くなら不買運動を起こす」と言った人も納得できるメッセージなのだと思う。(これで納得できないようなら、ただのクレイマーでしかない。)
さすが、世界のムラカミ。


さて、この記事のカテゴリーが「映画」となっているのは、ここからの話につないでいくためだ。どちらが本題かわからないような書き方になってしまって申し訳ないけれど、このふたつのトピックをつなげて語るのが今の僕には一番しっくり来る。

一昨日の水曜日、メンズデー1000円を利用して、「チェ 39歳 別れの手紙」を観た。
今月1日に京都で観たのの続編。
キューバ革命を成し遂げ、現状に安住することなく、新たな革命、圧政からの人々の解放を求めてキューバを去っていったチェ・ゲバラ。
この映画は彼がボリビアでのゲリラ活動に失敗して政府軍に捕らえられて銃殺されるまでの1年ほどを描く。
第一部「28歳」が希望に満ちたものだったのと対照的に、非常に重く苦しく、観ていてとても辛くなるものだった。やはり2本続けて観たほうがよかったのではないかと、観終わった後のやり場のない苦しさに心が痛む。

ジョン・レノンをして、「あの頃世界で一番カッコよかった男」と言わせしめたゲバラが、何故こんなにも辛い希望のない闘いを強いられなければならなかったのか。「米帝」(あえて左翼的な言葉を使わせてもらったけど、この言葉こそここにはふさわしいと僕は思う)の影がひしひしと感じられる。
何もその頃だけじゃない。今だって世界の盟主であろうとし続けるアメリカの横暴は続いていて、それがあったからこそ、直接的・間接的に多くの命が失われている。
どうかバラク・オバマにはその負の流れを断ち切って、フェアな世界を作ることに向かって欲しいと思うのは僕だけではないのは間違いない。
世界経済の再生ということを望むならば、その前にもっと大事なやるべきことがあるのだから。
何度も言うけど、僕は「経済成長をやめてしまう」というのもひとつの選択肢としてアリだと思っている。そこまで高度資本主義経済体制にどっぷりつかった人々には到底できるとは思えないけど、価値観を少し変えてみることで意外にも簡単に解決の糸口が見えてくるのではないかと思う。それこそ「革命」。

いずれにしても僕は高くて固い壁ではなく、弱いけれどもひとつひとつとても大切な卵の側にいたいと、村上春樹の言葉とチェ・ゲバラの生き様に改めて思った。
そう、無用な争いはやめて、もっとやさしく誰もが生きられるようにしていこう。それが安曇野からの僕らの革命。

同志たちよ、団結なんてしなくていいから。
今身近にいる人たちを大切に、やさしさをいつも心に。

同志たちよ、頑張らなくていいから。
あなたがあなたらしく生きられるということは、お金には換えられない価値があるのだ。
DSCN2560_400.jpg


P.S. 最近、文字化け状態のトラックバックを送ってくださる方が多く見受けられます。
   せっかく有意義なサイトからのトラックバックかもしれないのに残念です。
   大変申し訳ございませんが、文字化けトラバは中身に関係なく削除します。
   せっかく有意義な情報も相手に読めなければただのゴミです。
   本当に伝えたいならばどうか読み手のことを考えてください。
   そして伝えたいという気持ちにしっかり責任を持ってください。
   それが「書き手」としての僕からのメッセージです。
【2009/02/20 09:23】 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
別所温泉へ
DSCN2595_320.jpg
昨夜の雪は思ったほど積もらず、道には積雪なし、せいぜい2cmぐらいだった。
でも朝陽の差し込む中まだちらちらと降り続いている。この調子だと、雪の中に虹が見られるかもしれない。朝のうちにいい条件に恵まれるといいのだけど、果たして。

先日、「ちょっと遠くの温泉まで気分転換」と言ってたのは、峠を3つ越えて別所温泉へ行ってきたのだった。
雑誌「自遊人」の「温泉パスポート」(通称「自遊人パスポート」)という、雑誌代800円ほどで全国で100ヶ所近い、本物、あるいはこだわりのある温泉宿のお風呂に無料で入浴できるという素晴らしいものがある。これで存在を知ってもらって、「泊まってみたい」と思ってもらうためという思いが宿側にある一方で、消費者側は無料でお試しができるという、win-winなマーケティング・ツール。1年~1年半に1回のペースで発行されていて、半年間有効。
どちらが先か僕は知らないけど、「温泉博士」という月刊の雑誌も今や全国の温泉の無料クーポンを毎号50ヶ所以上用意していて、結構近場の温泉が取り上げられていたりで、この2冊は僕ら温泉好きには本当に重宝する。

何よりもこのご時世、円高という要因があっても海外に気軽に行けるほどの余裕はない人が多いし、最近リタイアした世代の人たちはツアーばかりでなかなか個人旅行で海外に行くことがないということで、国内でちょっと遠くの温泉に泊まって観光をするというのが今の旅行のトレンド。
ましてや近々土日祝日の高速道路が普通車一律1000円になるようだし、政権交代が起これば公約どおり高速道路の無料化が実現される可能性もあるということで、ますますもって「旅行は国内」という傾向は強まっていくに違いない。
すみません、僕もその片棒を担いでいるのです・・・

DSCN2501_256.jpg
狐島の白鳥飛来地に寄ってみると、今年僕が立ち寄った中では一番のギャラリーの数に怖れをなしてさっさと退散(なにしろ、数十センチおきにカメラマンが並んでいるのだ!)、一路上田盆地へ向けて走る。
この時期だと安曇野から上田への最短距離となる国道143号線は、標高が高く道が険しい青木峠を越えるのが本当に大変。メインルートの松本・岡田から国道254号で、三才山トンネル、鹿教湯、平井寺トンネルを抜けるルートが一番時間的には短くて済むけど、有料道路代が950円もかかってしまう。
だから僕が上田方面へ行くときに使うのは、明科から白坂越えの国道403号線で麻績へ抜け、修那羅峠を越えて行く道。別所温泉まで夏道で1時間ちょっと。途中積雪があっても1時間半でなんとか行ける。通勤割引の時間帯や土日祝日ならば、豊科~麻績を高速経由で行くという手もある。これだと普通車400円で済むし。1回珈琲飲んだと思えば気軽に出せる金額だ。(ただし、ETC装着車に限る)

でもこのルートで去年の今頃の時期に車がトラブってJAF呼んだんだよなぁ。今日は慎重に行かなくては。

案の定、そこらじゅうで道がアイスバーン状態になっていて、ちょうど気温が上がり始めていたので本当に慎重に走らなければならない。
緊張感が抜けないまま、無事に別所温泉に到着。「信州の鎌倉」とも呼ばれる、名刹の立ち並ぶ静かな温泉町、150円~500円で入れる4つの共同浴場があり、普段なら僕はそのどれかに入浴する。

でも今日は別所で一番のおもてなしを誇る旅館「臨泉楼柏屋別荘」へ。
IMGP0531_400.jpg
ほんの数年前までは日帰り入浴は受け付けておらず、1泊2万円以上していたので行きたくても手の届かないところだったけれども、客単価の目減りを食事・休憩つきの日帰りプランや冬場は格安プランを設定するなどして補っているのは信州のほかの名旅館でも一緒のこと。部屋を遊ばせておくぐらいなら、採算レベルギリギリでも客を入れた方がいいのだ。
入浴だけだと1050円かかってしまうので、150円の共同湯「石湯」が隣にあるということで割高感は否めない。だからのんびりゆったりお湯につかることができる。

自遊人パスポートの「無料」客にも次につなげようという姿勢からか、フロントで記帳させられたのはちょっとびっくり。僕はこのパスポートを利用し始めて5年ほど経つけれど初めての経験だ。
こりゃ次回「温泉博士」に載るときには誰かと一緒に行って、連れの名前で入らなければ・・・
でも、テキパキと、それでいて柔らかな応対のフロントの若い女性の仕事ぶりにはさすがおもてなしが身上の高級旅館とうならされた。田舎のサービス業、侮るなかれ。

さて、お目当ての温泉。
内湯の床はなんと畳敷き!さすがに腐食しにくい素材の畳のようだけど、これは珍しい。たぶん僕が今まで経験したのは3ヶ所目ぐらいだろうか。ほかがどこだったかすぐには思い出せないけど。
岩を組み上げた露天風呂の風情もなかなかだし、無色透明な単純硫黄泉の柔らかなお湯が常に流れ込んでいるのが本当に気持ちいい。もちろん掛け流し、温度調節は流し込むお湯の量でやっていたりと、本当の温泉の力をしっかりと感じられるいい湯。
IMGP0517_640.jpgIMGP0521_640.jpg
地元の人たちとの裸の交流ができる共同湯もいいけど、たまにはこういう落ち着いた雰囲気でのんびりお湯につかるのもいいものだ。すっかりリラックス。

IMGP0525_320.jpg
風呂上がりにはロビーを仕切って作ってあるギャラリーを見せていただく。ちょうど時期的に昔懐かしい雛人形がたくさん飾られていて、古きよき時代にタイムスリップ。後の壁にはここに逗留したたくさんの文化人たちの色紙が飾られている。古くから愛され続けてきた山あいの名湯。時代が変わっても変わらないものを大切にしているのだ。

信州の鎌倉散歩はまた別の機会に。善光寺のご本尊と真正面に向かい合っているという「北向観音」は、今年は御開帳ゆえにこれからの時期、大いに注目されていくだろうなぁ。
大好きな信濃デッサン館、無言館も近いし、なんとなくよさげなカフェも多い場所。今度は一日ゆっくりと訪ねてみたい。
【2009/02/19 10:33】 | ちょっとお出かけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
久々に朝陽の写真を
DSCN2564_640.jpg
DSCN2576_640.jpg
DSCN2588_640.jpg
(2月18日朝、アートヒルズ下と国営アルプスあづみの公園下より撮影)

昨日、ちょっと寒風に吹かれたせいか朝起きると喉が痛かった。でも東の空には絹織物のような雲と朝陽の織り成す美しい模様が光っていた。
だから、体調悪いなんて言ってるのも馬鹿らしく、すぐに車を走らせていつもの撮影地点へ。

日に日に春が近くなっていく中、つい半月前は美ヶ原のあたりから上がっていた日の出が、青木峠のあたりに見えるようになってきた。だんだんと接地ポイントが北に上がっていく時期が今。

常念岳はやや霞んではいたものの、それでも美しく聳え立つ。それにしても雪が少ない。この勢いで暖かくなるならば、半月後にはきっと雪形「常念坊」が現れるに違いない。

今日は一日喉にやさしい生活を続けていた。夜になったら1週間ぶりに雪がちらちら舞い始めていた。それも細かくて積もりそうな雪質。北アルプスのソフトクリーム・スノーだ。こんないい雪はもしかしたら今年初めてかも。
それも一時は強い北風に乗って吹雪の様相にもなる。

でも一時的なものなので、明日の朝もうっすら積もる程度で終わってしまいそうなのがちょっと残念。

DSCN2593_640.jpg

やっぱりこの時期は雪がなくては始まらない。まだまだ冬が続きますように。
山の春は4月に入ってから、梅も桜も桃も杏もほぼ同時期に咲き始める、それが普通なのだから。
【2009/02/19 01:18】 | 安曇野を歩く | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
疲労困憊あまりにひどく・・・
もうこの3週間ほど風邪が治らない。それでもオフシーズンにしかできない予定がいっぱい詰まっているために、少々無理して旅の暮らしをしていたら、やはり良くなるわけなどなくて。
そうでなくても都会は疲れるのに。

そんなわけで、3日間ほど休載させていただきました。
やはり外食が多くなることが一番身体にストレスになるみたいだなぁ。せっかく僕にとっての正しい食生活を家にいるときや自炊のできるゲストハウス滞在時にしていても、1回のジャンクフードや肉中心食で本当に調子が急下降する。

でも、このご時勢、旅人がナイフを携帯しているだけで銃刀法違反になってしまうという、本当に人力で旅のしづらい世の中になってしまったことを憂うことしかできないのが辛い。
都会の公園の片隅で、あるいは地方都市の無人駅の待合室で、登山用のコンロとコッフェルを出してワイルド系草食男子として正しい食事を簡単に作ろうとするならば、通報されて御用というのが関の山。

本来フェアユースとなるべきことがイリーガル(違法)とされてしまうことに僕は本当に大きな憤りを覚えてならない。
ほんの数人のジコチューな殺人者が大勢の尊い命を奪ったこと。それが取り締まり強化、法律改正への布石となったのは言うまでもないけれど、そういう殺人者を生み出す風土を作ったのはそもそも誰なのか。
僕らもみんな自分の胸に手を当てて考えてみよう。

そう、やさしい気持ちを誰もが大切にしていたならば、こんな風に追い詰められた殺人者やテロリストを生むことはなかったはずだと、僕は信じてやまない。
これを読んでくださっている皆さんはどう考えるだろうか? 僕が性善説過ぎるのかなぁ。


14日の昼過ぎに一旦帰宅、疲労の激しさとすっかりなくなった食欲ゆえに、ちょっと横になっていたらいつの間にか真夜中になってしまっていた。空腹感もあまりないので、水分だけ摂ってまた眠る。

15日は日中、隣組の寄り合い。今年は役員にならずに済んだ。そもそも春~秋は土日祝日が稼ぎ時、かつ平日もIT系ワークも農作業もある僕なので、基本的に平日の休憩時間か夜しか動けないから、なかなか役員をやるのは辛いのだ。おまけに独り者だから、家族に代わって動いてもらうことなどできないわけで。
でも来年あたり、何かやらないといけないだろうなぁ。

田舎の寄り合いゆえ、役員人事を決めたらそのまま真昼間にもかかわらず飲み会に。こうやってつくる地域のつながりも悪くはない。
旅をして、出会った人と仲良くなる手段として、もう20年以上酒の力を借りてきた僕だから、ごく自然に受け入れられるのだ。

良くない体調を引きずりつつ飲んだせいか、普段ならなんともない量しか飲んでないのに気分が悪くなり、帰宅するなりまたひたすら眠る。電話が何回か鳴ったようだけど、気づかないほど熟睡。
夜中の2時に目が覚めて、起きて昼間できなかったことをやろうにもさすがに身体が動かない。仕方がないのでパソコンを枕元に持ってきてニュースサイトなどを眺めているうちにまた眠る。

ああ、これは急に訪れた春の陽気に、身体がついていっていないのかもしれないなぁ。
いつも季節の変わり目には体調を崩しがちな僕なので、まだ2月半ばの本来厳冬期という時期でこんなことになってしまってるのが本当に信じられない。旧暦でも説明のできないくらい、季節が早く進んでしまっている異常気象。なぜこんな時期に春一番が・・・ 白鳥たちの北帰行が早くも始まっているし。

そんなわけで、今日も朝は雲が多くて冷え込まず、昼前から晴れてきて気温は上がってきた。この時期にしては今日も本当に暖かな日。
書けなかった3日間、一度も風呂に入ってなかったことを思い出したので、これからちょっと遠くの温泉目指して車を走らせよう。
今週も来週も続く旅の日々を楽しめるよう、しっかり鋭気を養ってこよう。

今週は木・金でまた東京。ライブとちょっとした打ち合わせ。空き時間にはまた美術館か博物館。そんな感じになるだろうか。たぶん梅も満開だろうなぁ。
食事も少々高くてもできるだけオーガニックなものを食べられるようにちゃんと下調べしてから行くことにしよう。

来週は雪深い本来の景色が戻れば白川郷、五箇山経由で北陸方面へ遠征しようかと計画中。
雪がなければどこか暖かな島へ行こう。その場合、貯まってるマイルを使って沖縄か奄美というのもいいかもなぁ。あるいは瀬戸内の島々か、それとももっと近場で伊勢湾、三河湾の島々か。
まぁ、どちらにしても平日の3,4日しかいられないのだけど。

いろいろ用事やら仕事やらに絡んだ旅が続いたので(空き時間には十分楽しませてもらったけどね)、来週こそはのんびり何も考えずに羽を伸ばして、春からの活力源にしていけたらいいなと思う。

まだどちらに行けるかわからないけど、北陸方面の方、沖縄の方、行き来に通ることになる大阪・名古屋近辺の方、よかったら「秘密モード」でコメントくださいね。直接メールでもOKです。時間が合えばぜひ語りましょう。
熱いアプローチがあれば、雪がなかろうと、寒かろうと、そこに行ってしまうかも。

さあ、落ちていた週末もこれで一区切り、今日から心機一転頑張ろう。
しっかり玄米と根菜を食べて、体調を取り戻そう。

(では温泉でさっぱりしてきたら、いただいていたコメントにお返事書き始めますね。)
【2009/02/16 12:53】 | 想うこと | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
改めて思う、僕が東京ダメな理由
街が広すぎること。この一言に尽きる気がする。

だから、都会で一番波長が合うのは、繁華街で飲んでても自分の本拠地までタクシー3000円で帰れる京都や名古屋や札幌や。

生まれ育った都会であるということを差し引いても、僕がこの都市にこだわる必要はまるでないのだ。

終電が座れないなんて、どういうこと???
最寄り駅に着いたらタクシーの長蛇の列、こんな遅くまで帰れない人がたくさんってどういうこと???

故郷じゃなければあまり近寄りたくない街、それが東京。

でも東京でしかできないことは、そんな僕でも思う存分楽しむのだ。

3/14~15 「グランビエール2009

はい、ビールはヴィンテージワインよりもずっと香りが高くて、それを楽しむこともできるお酒なのだ。詳しくはまた明日。今日もおおきに、ありがとう! おやすみなしゃい。
【2009/02/13 02:01】 | log | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
本日休載、でも依然放浪中
今日は飛騨へ。夕方から雷も鳴るほどの猛吹雪で視界が全然利かなくなり、そのうえ事故で国道158が通行止めになり、平湯で安房トンネルへの進入が止められてしまい、開通待ちに1時間半。
長野県側もかなりの吹雪でノロノロしか進まず、平湯から2時間半かかってやっと帰宅したところ。
ああ、疲れた~ アタマ痛い・・・

それでも明日から東京。朝の高速バスを予約していたけど、とてもまともに起きられそうにないから、昼の便に変更してしまった。こりゃ実家に寄る時間取れなくて、大荷物持って六本木へ行く羽目になるかも。ちと恥ずかしいなぁ。

ということで、まだまだ放浪の季節は続くのであった。夏野菜の種をこたつの温床で蒔く今月末までは、放浪と自宅でのんびりを繰り返す予定なりよ。
あ、明日は厳密に言うと放浪ではないのだけど、フリーな時間が多いから、やっぱり放浪してしまうんだろうなぁ。

コメントいただいた皆さん、ありがとうございます。
今夜はちょっとお返事している余裕なしです。明日も明後日も時間取れるかわからないし・・・
でもちゃんと皆さんのお気持ちは受け取っています。そう、きっと大丈夫♪
【2009/02/11 23:50】 | log | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
A Moonlight Picnic into the Snowy Forest
2月8日
名古屋から一旦穂高に帰ってきたら、あまりに美しい山の景色が広がっていた。
天気予報を見ると、明日の満月の夜はあまり期待できなさそうな様子だったので、今夜が真冬の月光浴日和。
DSCN2188_640.jpgDSCN21991_640.jpg
洗濯物を洗濯機に放り込んでその足でまずは池田へ。あめ市はもう片付けがかなり進んでいて、とても絵にはならなくなっていたけれど、クラフトパークから眺めると北葛岳、針ノ木岳、蓮華岳や爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳は夕陽を浴びてキラキラ輝いている。
DSCN2258_640.jpgDSCN2259_640.jpg
DSCN22651_640.jpg
そして一気に五竜岳、白馬三山まで見渡せる。これは雪さえあればきっと最高のムーンライト・ピクニックができるはずだ。

まだ月明かりの明るさを実感するには明るすぎるので、時間つぶしを兼ねて大峰高原へ。
DSCN2286_640.jpg
先日の暖かな雨ですっかり雪も溶けてしまったけれど、大カエデのすぐ上に十五夜の一日前の「小望月」が眩しく光る姿は神々しさすら感じる。これで雪がたっぷりあったなら、友人たちを集めてここで月夜のお茶会としゃれ込んでみたかったのだけど、この風景ではただ寒いだけだな。
・・・あ、これって、先日も書いた元ちとせ「カッシーニ」のジャケットの世界の、まんま冬バージョンじゃん。

そして、先月末に下見に走って、僕が一番冬のムーンライト・ピクニックにふさわしいと思った場所、大谷原へ。
今日は特に誰にも声かけなかったし、まだまだ放浪期間の中なので、とりあえずひとりで月の光の反射で明るい林道を歩き、扇状地の開けたところまで出て水筒のお茶を飲んでピクニック終了。
ただそれだけの30分ほどだったけれども、僕にとっては実に楽しい時間だった。
DSCN2300_256.jpgDSCN2306_256.jpg
新月生まれの僕だから、満月のパワーを受けることの気持ちの良さを生まれながらに知っているのかもしれない。
新月生まれだと知る前は、なんだかわからないけど満月の冷たい明るさに魅せられていたわけだし。
DSCN2322_320.jpg
月明かりに照らし出された鹿島槍の幻想的な姿。それを何も明かりを持たずに森の中に入り込んで行って見られることだけでも、僕はもしかしたらこの夜、安曇野で一番贅沢な時間を過ごしたのかもしれないな。

さて、本当の満月は昨日、2月9日。
悔しいけど天気予報は少々はずれて、有明山麓では霞みながらも月明かりに小さな住宅街が照らし出されていた。でも大谷原まで上がったとしても、昨日と同じように月光浴ができたのか保障はない。
だからこれでいいのだ。
【2009/02/10 23:59】 | 山旅日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
左利きの日
2月10日。
今日は「左利きの日」だそうだ。 「0(レ)2(フ)10(ト)」 ということらしい。
ちょっと無理があるけど、まぁいいや。

子どもの頃から、僕は腕は右利き、脚は左利きだった。「黄金の左足」中村俊輔と同じ。
でも、そのアンバランスさが実は好きではなかった僕。

だからというわけではないけど、今までお付き合いした女性の中でふたり、左利きの女の子がいた。
そしてふたりとも僕を人間として大きく成長させてくれたと、今振り返ると確かにそう思う。

利き手が違うことで、お互いの違いということがはっきりわかりやすいというのが、きっとお互いを尊重しあえる関係になれた一番大きな理由なんだろうな。
たとえぶつかり合うことがあっても、お互いの手の動き方の違いだけでなんとなく許せてしまうから不思議だった。

僕の左利き好きについては前にも書いたことがある。(このblogではなかったから、もうどこにも残ってないけど)
そのときは「左利きフェチ」とまで勢いで書いてしまった気がする。それくらい、僕は左利きの人のエキセントリックな動きに魅了されて続けている。

上手ではなかったけど野球。最盛期でも人並みにしか短距離の走力のなかった僕は、一歩でも早く一塁ベースに到達できるように左打ちの練習をしたことを思い出す。
サッカーは利き足だから問題なさそうな気もするけど、逆に右足で蹴るとまったくコントロールができないということで、こちらも上手にはなれなかった。

だから、右と左のバランスの取れた人にはとにかく憧れた。

左利きの有名人のリストから成るホームページも確かあったはずと思ってググってみたけど、リンク先が Not Found になってしまっていたので紹介できないのが残念。
でも、意外な人が意外にも左利きだったりというのも面白い。アラフォー世代以上だと、もしかしたら一番有名なのは「浅丘めぐみの彼」(from「私の彼は左きき」・・・1973年のヒットソング)かも。若い衆には全然わからないだろうけど。

バラク・オバマ大統領も左利きだし、ちなみにこんな人も左利き。
左うでの夢左うでの夢
(1993/09/21)
坂本龍一

商品詳細を見る
このアルバム、中学生だった僕の愛聴盤で、こんな風に温かな血の通った80年代ニューウェーブ/テクノ・ポップもあるんだということで、僕の音楽性に大きな影響を与えてくれた思い出の一枚。


あれっ、今ふと思い出した! 確か別に、英国で左利きの日というのが記念日として決められてたっけ!!! 調べてみたら8月13日だそうだ。あれれ、全然今日とは関係ないじゃん。オヨヨ、なぜ??

ということでもうちょっと調べてみたら、8月13日は日本ではお盆でそれどころではないということで、語呂のいい2月10日にローカル記念日として移設されたのだとか。
あ、そっか、左利き向けの商品の販売促進がそもそもの目的だったんだ!だから売りやすい日にしたのか。
ここまで大真面目に書いてきてなんだか損した気分だけど、まぁ、とにかく僕はいまだに左利きに憧れているわけで。
【2009/02/10 23:29】 | log | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
漂泊の一日(Ver.Feb/07/2009 at Nagoya)
DSCN2146_640.jpg

2月7日
ゆっくりと10時過ぎから行動開始。まずは大須観音へお参りした後、先日月光荘で知り合った人がやっているカフェ&ギャラリー&ショップ「Tribal Arts」へ。世界のエスニックなものたちに焦点を当てたユニークなお店だけど、なんとなくひつじ屋にも通じる空間というイメージで一日も早く訪ねたいと思ってた。
地下鉄鶴舞線で原まで。以前平針の試験場に免停講習に行ったときに使った駅。(免停中だったので車で試験場まで行けなかったのだ。) だからこんなご縁がなければ二度と下りることはなかったはずの駅だ。

DSCN2157_640.jpgDSCN2152_640.jpg
駅からの道はちょっとわかりづらかったものの、現地に着いてみるとその存在感に圧倒される建物にびっくり。月光荘ではなんとなく頼りなげに見えた彼はそんな大きなお店の経営者だったのかと。御見それしやした・・・

DSCN2150_640.jpg
その中のカフェ「リトルブッダ」でグリーンカレーとチャイをいただきながら、パソコンを開いて一仕事。そんな使い方でも素晴らしい居心地の良さで、ついつい長居をしてしまう。
ちょうど地元クリエーターのビスコさんの個展をやっていて、シンプルな線の描写ながらとても力強い生命力を感じる絵やステンドグラスなどの作品を見せてもらう。見ているうちになんだか我らが世界のイラストレーター・内川絢子ちゃんを思い出してしまう僕。描いている世界観などはだいぶ違うかもしれないけど、なんとなく同じ匂いを感じていた。
絢ちゃん同様にまだまだ無名だけど、これから大いに伸びて羽ばたいていく若い女性アーティストなのは間違いないだろう。いつか安曇野でもビスコさんの個展、やってみたいなぁ。

そんなわけで、僕はTribal Artsにひつじ屋と同じ匂いをぷんぷんと感じ取っていたのだ。なんだか嬉しくて幸せな時間。
こういう空間も都会と自然をつなぐ鍵になっていくかもしれないなぁ。ヨシナガさん、ありがとう。今後ともよろしくお願いします。

DSCN2160_640.jpg
さて、本日のメイン・イヴェント。恒例の温泉仲間の新年会。例年旧正月あたりにやっている。
今年も遠方からも名古屋近辺からも素敵な仲間たちが集まってきた。

DSCN2158_256.jpg
まずは夜の飲み会の前に、恒例の0次会企画は「飛島温泉」へ。
名古屋に住んでた時分には行くことのできないうちに施設の老朽化と採算割れがしてきたことで閉鎖されてしまった温泉施設があった。これっきり縁もなく二度と入れないかと思っていたけれど、村の施設にその源泉を引き込んでいるということで、近鉄蟹江駅で待ち合わせて4人で潜入。
アルカリ性単純温泉、循環、貯湯槽、塩素系薬剤・・・という「二度と」と言ってしまうにふさわしいスペックが書いてありながら、入浴してみると実に力強くていいお湯。もともとの源泉量も結構あるはずなので、循環はほとんど保温のためにやっている感じなのかもしれない。
やや熱めだったこともあって、ちょっとふらふらになりかけたけど、それくらい堪能したいいい湯だった。

新年会は、これまたお馴染みの沖縄料理店「守禮門」。
次から次へと料理を頼み、ずいぶんとオリオンビールも泡盛も飲んだけど、8人で飲めばこれだけ飲んで食べてもひとり4000円程度。うー、お腹いっぱい。
昔からの仲間もいれば、新しい仲間もいて、まだまだこれからも名古屋で楽しめそうだな。
お初の方、これからもよろしくです。
DSCN2161_200.jpg

この後、宿泊するむらさんはもちろん、ほかにもおじさんチームからふたり音速別荘へ連れ込んでミニ二次会。もうすっかり長い付き合いの友人同士、遠慮なくなんでも話せるのが嬉しい。
終電で帰る人、別の宿に泊まる人を見送り、隣の部屋で飲んでた地元チームと合流、僕は27時半まで飲んで語ってしまったけど、まだあと約2名、29時まで語っていたとか。
ああ、このノリ、やっぱりおじさんになってもやめられないなぁ。

安曇野で鍛えられたせいか、サラリーマン時代にはなかった変化が僕の中に生まれていることを改めて確認できた有意義な時間。だから少々身体が辛くなっても頑張って起きていようと思う。
若い子の意見をしっかり聴くことができるようになったこと。説教したいことがあっても、その前に必ず相手の意見を否定せずに全部聴けている自分を見つけて、それは本当に嬉しかった。

少なくとも、会社の論理が必要なくなると、誰でも視野は広くなってしかるべきなのだろうな。
それに気づけない人は、定年まで会社に勤め上げたとしてもその後の人生で大きな遠回りをするに違いない。もしかすると不遇の晩年を送って人生を終えることになってしまうかもしれない。

田舎に暮らし、都会とのメッセンジャーでもありたいと思う僕は、田舎に都会の論理を持ち込んで曲げない移住者は絶対に歓迎したくないと思っていたけれど、それでも彼らにもいい部分は必ずある。そこを僕らのような若僧が見つけてリスペクトすればいいのだと、改めてここで気づく。

違う価値観の持ち主にもしっかり心を開いて迎えること。それが僕ら、ひと足早く都会の企業戦士を卒業して地方から新たな価値を作り出そうとしている者たちにとって、とても重要な姿勢なのだろう。

旅をしていると、こんなことに気づく。そして自分自身が成長していることを改めて知ることができる。
だから僕は旅人、放浪者をやめられないのだ。
そんなことを寝る前にふと思う、長い漂泊の一日。
DSCN2141_160.jpg
【2009/02/09 20:59】 | ちょっとお出かけ | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
山並みの午後、下町の夜 (名古屋へ)
2月6日
午後2時の高速バスで名古屋へ。
東京へ向かう車窓も素敵だけど(=>cyaiさんblog記事参照)、名古屋、京都大阪方面へ向かう車窓も素晴らしい。

松本平からは北アルプスが(ただし、今日は雲の向こう、だから松本空港へ着陸する飛行機で失礼)、
DSCN2086_256.jpg
岡谷からは八ヶ岳、
DSCN2088_256.jpg
伊那谷からは西に中央アルプス(ただし、僕の席と反対方向でバスも混んでたので写真なし)、
東に南アルプス、
DSCN2093_256.jpg
長いトンネルを越えて岐阜県に入るとトンネルの名前にもなっている恵那山。
DSCN2094_256.jpg

DSCN2100_256.jpgDSCN2103_256.jpg
名古屋には夕陽が美しい時間に着く。トヨタの不振で元気がなくなってきている名駅のビル街の真上に、だいぶ満ちてきた月が光る。

名古屋初のゲストハウス「音速別荘」(おとはやべっそう)に今回も泊まる。古い旅館だったビルを手作りで改修しながら作った宿。オーナー・マッハくんのパワフルでエネルギッシュさがたっぷりとあふれている、安いけど沖縄の香りのする元気なゲストハウス。あと少しでバーができるということで楽しみ。月光荘ともつながりが深く、話しているといろいろと知り合いの名前が出てくるのも面白い。
(別記事で紹介する予定なり)

お楽しみ、名古屋の夜。
今回は夜だけは菜食の縛りをかけないようにしたので、体調が悪くなろうとも関係なく肉系の名古屋・大須のソウルフードをマッハくんと楽しむ。

DSCN2109_640.jpg
まずは焼き鳥の「角屋」。ここは大須勤務時代に何度も何度も通った店。店先でおやじさんが炭火で焼く焼き鳥の匂いについ誘われてしまう。
そして店内は懐かしい昭和の香りがいっぱい。古くからの大衆飲み屋として親しまれてきたけれども、僕がよく行ってた5年前ほどまでと比べると若い女性の姿が目立つようになってきたのも面白い。
2本100円という値段もあの頃と変わっておらず、小腹を満たす程度に食べてしっかり飲んでも一人1500円程度で済んでしまうのはこのご時世にはとても嬉しい。

DSCN2118_640.jpg
次に「とんちゃんや ふじ」。ここは昔からあるとんちゃん(豚ホルモン)の店の伝統を新しいスタッフの手で引き継いできた店だけど、これぞ名古屋のソウルフードという感じ。味噌味も塩味もなかなかの味で、唐辛子をつけてご飯と一緒にいただくだけでなんとなく幸せ。
さすがに肉ばかりで疲れてきたので、ここではしっかり野菜も焼く。やはり安心するなぁ。

DSCN2121_256.jpg
マッハくんと別れ、大須でまだまだ頑張っている銭湯「仁王門湯」で体に染み付いた肉を焼く匂いを落とす。このままじゃ「匂うもん」だから。(駄洒落、すんません)
それでもその後地下鉄で今池へ移動すると、「焼き肉くさくない?」「食べに行きたいねぇ」という女の子たちの声が聞こえてくる。ごめん、犯人は僕です。

そして、おなじみ立ち飲みBar「みーま」へ。金曜の夜、誰かに会えたらいいなと思ってたら、次々と集結する2年前の常連酒飲み衆大集合に。
DSCN2124_256.jpg
今回いただいたお酒でとても印象的だった2杯。
山形正宗 純吟うすにごり
大那 特別純米初しぼり
どちらも甲乙つけがたい、素晴らしい香りと味わいにノックアウト。マスターが偶然買ってあったというのだけど、あまりにタイミングよく雑誌「Dancyu」最新号の恒例・日本酒特集に2本とも巻頭に取り上げられているとか。さすが名古屋の日本酒飲みのオーソリティたちが集まる店、マスターの目利きも本当に来るたびに磨かれているのが素晴らしい。
やっぱりお店はお客さんに育てられるんだなぁ。
DSCN2123_256.jpg
アテは蓮根の酒粕焼き。加賀蓮根の濃厚な味に純米酒粕の甘みがマッチしてうまい。これは僕も帰ったら真似してみよう。
DSCN2132_320.jpg

最強の酔っ払い軍団勢ぞろいということで、みーまの閉店後、タクシーに分乗して栄の立ち飲み「伊勢町」へ。
さすがにもう日本酒は入らなかったので、軽くビールで。それもこの店の生はヱビスとハートランドというこだわりよう。本当に素晴らしい。

結局、音速別荘に帰ったのは25時。そのままバタンと眠りに落ちる。おやすみなさい。

※2/9朝、写真アップしました。
【2009/02/07 13:51】 | ちょっとお出かけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
【冬の京都2009】東福寺を歩く
DSCN1990_256.jpg
2月4日、立春。
朝の風は冷たいけれども、春の名に相応しい太陽の暖かさ。
京都の人は昔からこの季節の移り変わる2日間を大切に愛でてきた。だから節分の日はありとあらゆる場所で古来ゆかしき行事が営まれるのだ。

月光荘に出入りする人の中で何人かは昨夜京都で一番親しまれている吉田神社の節分祭に行ってきた。人ごみの苦手なうえに雨に濡れて冷えた体の僕は、残念ながらその仲間に入ることはできなかった。
いつの日か、体調のいいときにぜひ行こう。楽しみはその日までとっておけばいいのだ。

買ってあった野菜と豆乳を使ってスープを作る。僕の得意な根菜たっぷりのスープ。隠し味にガラムマサラをほんの少し借りて振ってみたところ、なかなかいい感じにコクが出てうまい。
そこに同じ鞍馬口通りのはす向かいにあるパン屋さん「トム・ソーヤ」のパンを合わせていただくと、朝からなんだかリッチな気分。
そう、僕にとっては朝食は一番のエネルギーなのだ。
本当は玄米ご飯が一番いいのだけど、旅先では近くにある中でベストな食べ物を選べばいいだけだ。

10時過ぎにゆっくりと月光荘を旅立つ。一度安曇野へ帰らなければいけないので名残惜しいけど仕方ない。
DSCN1993_256.jpg
バスで河原町三条へ、三条大橋を渡って京阪電車に乗り換えて東福寺へ。
京都駅からJR奈良線で一駅なのに、京都駅の喧騒が嘘のような静けさに、もっともお手軽に京の侘び錆びを感じることができるのが、とても広大な東福寺の境内なのだ。
でもこんなにお手軽な場所だというのに、京都に再び暮らすように旅をするようになったこの5年ほどは一度も訪ねたことがなかった。だからたぶん20年ぶりぐらいかなぁ。
DSCN2033_256.jpg
その間もなんだか時間が止まったかのように感じた。確かにパーツひとつひとつは今のものに置き換わってはいるのだけど。
DSCN1996_640.jpgDSCN2005_640.jpgDSCN2009_640.jpgDSCN2046_640.jpg
DSCN2002_640.jpgDSCN2048_640.jpgDSCN2050_640.jpg
DSCN2061_640.jpgDSCN2056_640.jpgDSCN2062_640.jpg
あまりに広い東福寺を、のんびりシャッターを切りながら散策。ここは開祖が奈良の東大寺の「東」、興福寺の「福」を取って「東福寺」と名づけたそうだ。古の巨大寺院への憧れがこんな形で体現しているとは、非常に面白いな。

DSCN2065_640.jpgDSCN2067_640.jpg
塔頭のひとつ、勝林寺が今回初公開ということで訪ねてみる。これで「京の冬の旅」特別公開3箇所目。スタンプラリーをやっていたら、これで市内の有名お茶処でのご接待が受けられたのに、なんだかもったいないことをした気になるけど、まぁ、冬の旅開催期間中にまた京都に戻ってこられるか不確実だから簡単に諦めもつく。
勝林寺の一番の見どころは高さ150cmの大きな毘沙門天像。穏やかでやさしいお顔に癒される。
そして明治の画家・田村月樵が16歳のときに彫ったという版画「毘沙門天曼荼羅」の緻密さに感激したり。600円払う価値のあるひとときだった。

DSCN2070_640.jpg
帰りのバスの時間が迫ってきたので、東福寺駅すぐ南のカフェ「ここはな」へ。
ここはキュート&シックな、乙女心を忘れない大人の女性に受けそうないい雰囲気のカフェ。もちろんそんな女性を愛する男性にもいい感じだ。
奥には座敷もあるカフェというのがなかなかいい。さすがに男子ひとりでは窓際の小さなテーブルでいいのだけど。
メニューはオーガニック素材をふんだんに使ったものばかりでそれも嬉しい。
DSCN2072_640.jpgDSCN2071_640.jpg
今度は途中下車して寄ってみてもいいな。どうせ信州から京都への行き来は高速バス「京都深草」バス停を使う機会がほとんどだから、東福寺は市街に出る京阪電車で必ず通過するのだ。
素通りして四条河原町近辺のカフェに行くのもいいけど、こういう雰囲気のあるカフェも捨てがたい。今度は時間に余裕を持って訪ねよう。

DSCN2075_320.jpg
14時頃に長野行きの高速バスに乗る。車体は特徴のあるアルピコカラーの部分に善光寺御開帳のラッピング広告が全面に。帰って調べたら、去年の8月から善光寺が広告主となって長野-大阪線「アルペン長野号」にこのバスを走らせているそうだ。
思えば善光寺のご本尊も聖徳太子の時代に難波から信濃へ運ばれる際に、後に中山道、善光寺街道となる道を通ったという。1400年経った今、そのルートにほぼ並行して毎日走るバスにこんなデザイン的にも人目をひく広告があることに不思議な感動を覚える。

古の旅に思いを馳せているうちに、たったの5時間で下車する長野道姨捨サービスエリアに到着。ここの高速バス利用者用駐車場から車で1時間で帰宅。豊科インターに止まらないので、不便だけど仕方ないや。松本平の人間も夜行便のある「アルペン長野号」で関西に行きたいので、結構要望はあるみたいなんだけどいまだに実現しないのが残念。僕もアルピコに要望してみよう。経営再建の手がかりの一つはきめ細かいサービスというのもあるわけだから。

※写真アップしました。(2/9朝)
【2009/02/06 23:51】 | ちょっとお出かけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
昨日無断休載、ごめんなさい。
昨日は移動中心でパソコン開ける場所がないまま帰宅してしまい、結局休載にしてしまいました。ごめんなさい。

今日はヤボ用があって安曇野に一時戻ってきたはずが、寝坊してプラごみが出せなかったり、一昨日の雨中ツーリングのツケでちょっと風邪がぶり返してきたようなので根菜をしっかり食べてのんびりしてたら用先の営業時間が終わってた。。。

何のために6時間かけて京都から戻ってきたのだろうかわからないアホさに情けなくもなる。

まぁ、いいや。明日朝一で名古屋に行くつもりだったけど、午後発に予定変更。
でも夜はたぶん今池の立ち飲みBar「みーま」に日本酒飲みにまいります。ほかの友人のお店にも寄りたかったけど、今回もごめんなさい。ちょっと時間余裕なくて・・・

あさっては恒例の温泉's新年会なり。お会いする方、よろしくです。
【2009/02/05 23:49】 | log | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
【冬の京都2009】雨中ツーリング
2月3日、節分。
午後から雨の予報だけど、せっかく僕が今年道具にしようかなと思ってた自転車をレンタルして試乗できる機会なので、防水の効いたマウンテンパーカーを着て走る。

今日の相棒は、国産でコストパフォーマンスの非常に高いと評判のメーカー、ドッペルギャンガーの小径車。サスペンションをつけないことで軽量化に成功したという発想に、僕もずっと気になっていた。舗装路を走るだけなら、ブロックタイヤもサスペンションもいらない。その分車体が軽くなるなら、そっちの方がずっと走りやすいのだ。そのシンプルな発想が好きだ。
concept_img_256.jpg
そのうえ20インチの折りたたみ自転車(6段変速つき)で2万円台前半という値段も素敵。
でも値段が中途半端に安いということで、「買い」かどうかの判断が僕にはまだできずにいたのだ。

そのレンタサイクル店「京都ちりんちりん」まで、節分の朝の大宮通りの商店街を散歩。
DSCN1900_640.jpg
なぜだか町家と新しいマンションが入り繰りしているこの通りを走るお坊さんを発見。あれ、今は師走だっけ? ああ、そうか、今日は暦の上で冬の最終日だったのか。旧暦では1月からが春なのだ。

借りた自転車はドッペルギャンガー202。フレームの形が独特だが、長めのホイールベースで快適に走れる。そして変速も後6段だけというのもいい。前後で21段とかあると、普通の人は最適なギア・ポジションを見つけるのが大変だから。僕でも実はよくわからない。その現場にいて適当なところに合わせてみても、果たしてこれが最適解なのかという自信すらまったく持てないのだ。
だから確率6分の1の方がはるかにわかりやすいのは間違いないのだから。

今日は太秦天神川のカフェ「HOT39」で、20年来の友人、たまちゃん(mixiでは「おかみ」)とランチの約束。大宮中立売の「京都ちりんちりん」から、流すスピード(時速15km)で走って、信号で止められながらも25分で到着。細かいアップダウンはたくさんあるけれど、やっぱり京都は自転車にぴったりの地形だと改めて思う。ここで暮らすなら、僕は普段は軽いクロスバイクで走りまわるのが快適だと思う。なんとなく今のクロスバイク・ブームもこれでしっかり理解できたような気すらする。

HOT39に着くと、たまちゃんが既に待っていてくれた。昨夜まで風邪で調子が悪いと言ってたけど、顔色が思ってたほど悪くなくてまずは安心。
北海道の某宿の通称「部室」で夜通し語り通した仲間。だから会うと時間を忘れるほどたくさん話してしまうのだ。お互いにあの頃とは環境は変わっているけれど、語っているとあの頃のたまちゃんと僕に戻っているのが本当に嬉しい。古い親友の存在ほど心強いものはない。もちろん新しい親友と比較はできないけどね。
DSCN1903_256.jpg
たまちゃんは本日のプレートランチ(豚のフライ・スウィートチリソースかけがメイン)、僕はタコライスを注文。嬉しいことにこのお店、ランチのドリンクにビールとワインがオーダーできる。平日でも自分が休みならば堂々と昼酒できるというのが最高に嬉しい。ランチメニューにしっかり載ってるだけで、何も負い目を感じることはないのだから。

積もる話もたくさんあったけど、再会を約束して再び自転車の人になる。予報より早く降り出した雨の中、三条通りを一路嵐山へ。狭くて交通量の多い通りだけど、僕にとっては嵐山・嵯峨野方面へのメインストリート。ここを自分の足で走れるだけでも雨は気にならないほど嬉しい。
DSCN1907_640.jpg
渡月橋のたもとで今日の相棒と記念写真。行きかう人力車にもシンパシー。

DSCN1916_640.jpgDSCN1917_640.jpg
天龍寺の節分祭の甘酒のご接待をいただく。素直においしい。豆まきの時間に間に合わなかったのがちょっと残念だったけど。

DSCN1947_640.jpgDSCN1946_640.jpg
冬の特別拝観の天龍寺の塔頭のひとつ、宝厳院の再建された本堂を見せていただく。田村能里子画伯の手による襖絵も初公開。洋画、それも女流画家の作品が由緒あるお寺の襖絵になること自体、実に画期的なことだけど、何よりもそのヴィヴィッドな赤色に圧倒されて言葉も出なくなる。ボランティアガイドの学生さんに「ええもの見させてもらっておおきに、ありがとう」としか言えなかったほど。

DSCN1951_640.jpg
大好きな「さらさ西陣」に続いて誕生した、廃業した銭湯の構造を生かしたカフェ「SAGANO-YU」で雨宿り。トイレの手洗いの蛇口がカラン(シャワー)そのままだったり、そこらじゅうにお風呂屋さんだった記憶がそのまま生きている「文化財」的な価値のあるカフェ。
ちょっぴりメニューは高いけれど、この雰囲気を味わいに行くだけでも楽しいものだ。

強くなる雨をよそに、防水装備の僕は、安曇野でこの自転車が使えるかどうかを確認するために、アップダウンの激しい広沢池から宇多野、仁和寺、衣笠経由で月光荘へ帰るルートを取ることに。
途中上り坂では重心の高さゆえに発生する小径車独特の不安定感が出て僕自身ちょっと不安になるけれど、頑張って走る。
DSCN1954_640.jpg
広沢池は冬の渇水期ゆえに水がない。でもびしょ濡れの僕はひたすら走るしかない。

DSCN1963_640.jpgDSCN1967_640.jpg
今日2箇所目の特別拝観は、宇多野は仁和寺の上に位置する妙光寺へ。ここは「冬の京の旅」キャンペーン43年目にして初公開の由緒あるお寺。SKY観光ガイド協会のシニアなガイドの皆さんのお話を聴いていると、ここが南北朝時代、応仁の乱、そして新撰組の時代、それぞれに大きなうねりの中に翻弄された歴史がありありとイメージとして浮かんでくる。由緒ありながらも無名なこのお寺だけど、実は重要なお寺だったのだ。ご近所にある、それが京都の底力。

DSCN1977_640.jpgDSCN1982_640.jpg
月光荘に戻ると手作りの恵方巻が待っていた。洋風な具だけど、無言でいただく。本来恵方巻の文化のないところで、海苔屋さんの策略にはまるのは嫌だけど、京都で食べるならOKよ。
日本は広いんだから、食文化まで均質化されることに僕は大きな危機感を持っているのは間違いない。
DSCN1983_640.jpgDSCN1984_640.jpg
DSCN1988_640.jpg
僕もお礼の気持ちも含めて京都の節分の味、畑菜のからし和えを作る。西陣の豆腐屋さんの特大サイズの油揚げが手に入ったので、それも刻んで、煮浸し風に炊いてみる。とにかくうまい。素直にうまい。
でも畑菜の種を信州に持って帰っても、同じものはできないんだよな。ちと悔しい。

これが今年の僕の節分。帰ったら穂高は寒いんだろうな。
【2009/02/03 22:38】 | ちょっとお出かけ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
今日は榎本くるみライヴ
DSCN1895_640.jpg
2月2日 at 梅田 シャングリ・ラ

榎本くるみとの出会いは本当に衝撃的だった。
2007年春の名古屋のショーケースライヴ「SAKAE SP-RING」。2日目はブルーノートで女性ヴォーカルをじっくり聴く日にした中、ピアノだけをバックに歌う、かわいらしい名前の小柄な女の子。でもそのルックスからは想像できないほどよく通るハイトーンのヴォーカルは、パワフルで鳥肌が立つほどだった。
「愛すべき人」の超高音は素晴らしく、一気に大好きなシンガーになった。

彼女の書く詞は、一人称で傷つきやすい繊細な心模様を歌うものが多かった。それが彼女の等身大の魅力として、じわじわとファンを増やしてきた。
2007年の名古屋「ell. fits all」でのライヴは小さなハコでまだだいぶ隙間があったのに、1年8ヶ月経過した今回は、大阪、名古屋、東京、それぞれ早々とSOLD OUT。
彼女のガラスのような美しい世界観にそれだけ多くの人が共鳴してくれているんだなぁと、無名時代を知っているだけに僕も嬉しかった。
そして客層が満遍なく10代から30代、男女比もほぼ同じという感じに広がっていていい感じ。それだけいろんな人に支持されているということだ。

ニューアルバム「NOTEBOOKⅡ~冒険ノート中」と同じ「リアル」からスタート。このアルバムはややハードなサウンドメイクが目立っていてちょっとどうかなぁと思ったけど、ライヴではそれもなかなかいいじゃないか。
前のアルバムからも代表曲の「RAINBOW DUST」、「素晴らしき世界」、そして驚異の高音に2年前に僕がノックアウトされてしまった「愛すべき人」と取り上げてくれて選曲構成的にもなかなかよかったし、ほのぼのしながらもとても愛情のこもった歌詞が印象的な「サンタさんはいないんです」ではみんな大きな手拍子で応える。
やっぱり大阪のオーディエンスはあったかくていいなぁ。

無名の頃から追っかけてきたくるみちゃんが、ますます素敵にハイトーンでパワフルな歌声と同時に優しい表情も獲得した姿を見て、ああこの子は大丈夫、もっとBIGになっていくと確信した。
BUMP OF CHICKENの藤原基央くんが提供した「冒険彗星」でブレイクしたこの歌声がもっと広がっていく日もそう遠くないだろう。

DSCN1896_640.jpg
今夜のビールは梅田ドルフィンズにて、グリムベルゲン・オプティノブルーノ。高アルコールを感じさせない口当たりのよさに、一気に酔う。ああ気持ちいい夜。

この後京都に帰って月光荘で25時半まで飲んでしまったおまけまで。ああええ夜や。
【2009/02/03 18:56】 | 田園音楽生活 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
【冬の京都2009】四条のドンツキで愛を叫ぶ
京都という街自体が最高のスピリチュアル・スポットだというのは間違いないけど、中でも市内を東西に走る四条通りはその両端にとても強い力を持った神社の存在ゆえに、恐らく京都で一番強い氣が存在している通りなのかもしれない。
休日ともなろうとあふれんばかりの人の波。人ごみが苦手な僕でもここのパワーに知らず知らずに引き寄せられる。

2月1日
DSCN1799_640.jpg
夜行バスで京都駅に着いて最初に向かったのが、松尾大社。四条通りの西のドンツキ。
着くなり素晴らしい朝日が桂川を渡る松尾橋の上から望める。それだけでなんだか強い氣を感じる朝。
DSCN1804_640.jpgDSCN1816_640.jpg
松尾大社は酒造りの神様。そして酒好きにとっても大切な神様だ。

DSCN1826_640.jpg
今日は「おついたち」の日。お粥とお神酒を500円でいただける。夜行で着いたばかりの僕は何も食べずにお参りもそこそこにお接待いただける客殿へ。
この日は鰆のお粥。そう、あと3日で暦のうえでは春になるのだ。
お神酒は岩手の「世嬉の一」。この蔵は地ビールも造っていて結構うまいけど、実はここの日本酒を飲むのは今回が初めての僕。淡麗だけどしっかり味のあって飲み応えのある酒だ。
ちょうど目の前に徳利があったのをいいことに、5杯もおかわりしてしまった。もっとも小さな杯でいただくので、お猪口一杯よりも少ない量だったけど。


2月2日
今日から節分祭が行われる神社仏閣が多い京都の街。
最初は節分祭では一番有名な吉田神社に行こうかと思ったけど、直行臨時バスのあまりの人の多さに諦め、八坂神社へ。

DSCN1843_640.jpg
そう、祇園さん(八坂神社)は四条通りの東のドンツキに当たるのだ。だから、ちょうど都合がいい。
この八坂神社は芸事と縁結びの神様。今年は本格的に音楽活動も再開しようと企んでいる僕なので、そんな意味でもお参りするべき神社だ。

DSCN1861_640.jpgDSCN1882_640.jpg
祇園さんの節分は、舞妓さんたちが踊りを奉納し、豆まきをするのが一番の見もの。
ちょうどその時間にうまく合ったので、僕も群集とともにそれを眺める。
雅やかな京都らしい節分。たぶん外国人が好きそうだけど、群集はカメラ片手の人ばかりだった。

四条通りの両方のドンツキで、祈ったことはたくさんあるけれど、そのすべてに通じるのは「愛」の気持ち。まさに「四条のドンツキで愛を叫ぶ」だ。祈りの中に心の叫び。汝、隣人を愛せよ。あれ、これはちょっと違うか???
今年の僕の目標は接するすべての人と事物に愛を持とうというのもある。結構好き嫌いの多い僕なので、どこまで実践できるかはわからないけど。

誰もが周囲に愛を持って、感謝の気持ちを持って暮らしていられれば、決して争いごとなど起こることもないはずだと、僕は愚直にも信じていたい。
【2009/02/02 17:04】 | ちょっとお出かけ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
心優しき革命家でありたいと思う
ということで、本日から3日間京都に滞在。ほんとはもっとゆっくり、暮らすように旅をしたかった。2週間程度のITプロジェクトがあったら、この時期なら短期出稼ぎという手もあったけど、なんだかんだで3日間しかいられず、残念だけど、それでも京都にいる。

特に予定も決めず、今日は日曜だから神社仏閣あるいは四条河原町界隈のカフェなどはかなり混雑しているということで、何故か二条駅前のTOHOシネマズへ。
そう、今日は2月1日。映画ファン感謝デー。

僕にとってひとりの大きなカリスマ的存在である、エルネスト・チェ・ゲバラを題材に、巨匠スティーヴン・ソダーバーグがベニチオ・デル・トロで撮った映画『チェ』2部作。
今日は2本一気に観てしまおうかなどとも思ったけれど、あまりの窓口の混雑と、まだ松本でも絶賛公開中なので、まずは第1部『チェ 28歳の革命』だけを観ることに。

正直、アメリカ「帝国」の息のかかった場所で育った僕には、キューバ革命とそれ以後の米国との対立構造ゆえに、あまりいい印象はなかった。でも、チェ・ゲバラが亡くなった1967年に僕は生まれている。その時代はまだ、共産主義に大きな理想を求めることができた時代なのだと思うと、決してキューバ革命と社会主義共和国も悪いものではなかったのだろう。

以前、『モーターサイクル・ダイアリー』で、チェ・ゲバラという人物に大きな興味を持った僕。共産主義革命の原点は彼の人間に対する愛情とやさしさなのだと、その長い青春の旅を描いたロードムービーで僕は知った。
そして、この『チェ 28歳の革命』で、いっそう彼の原点にある優しさに触れることができた。

だから、普通の人なら何とも思わないようなシーンでいきなり泣けてしまったりもした。
革命に至る道筋にはたくさんの血が流れていたという史実に従って、かなり生々しい戦闘シーンがたくさんあったりするのも心が痛んだ。

無血革命などというものはたぶん今までの人間の歴史の中では存在することはなかったのだろう。確かに教科書的には「無血革命」は存在しているけれど、その陰で命を落とした人がいるのも間違いない。

そして僕は思う。
確かに今の日本では「革命」というものは政治的には必要のないものだ。
だけど、こんなにもたくさんの人が痛みを感じて生きるしかない世の中であるのも紛れもない事実なのだ。

だから、すべての人に、意識のうえで「革命」が必要なのだと僕は常々思っている。
誰かに押し付けられることもなく、自分自身の中で自然と大きな変化が起こっていくことで、人はこの息苦しい時代を生きていく力を得ていくのだろう。

景気が最悪になる前に、一足先に都会でのサラリーマン生活に別れを告げて、田舎で自給自足を目指しつつも楽しく生きようとしてきた僕は、もしかしたら「革命家」なのかもしれないとときどき思う。
僕にチェ・ゲバラのようなリーダーシップがあれば、本気で「革命」を成し遂げようとしていたかもしれないけれど、今の日本で武力や暴力を使って革命を起こすことは不可能だ。

だから、心優しい革命家でありたいと本気で思う僕。人が人として最低限気持ちよく生きていけて、そしてお互いに思いやりを持って生きられる、そんな社会に日本が変わっていくことを心の底から望んでいるのだ。

チェ・ゲバラの優しさを改めて知ることで、僕は今までの生き方を肯定することができて、そしてこれからはもっともっと優しくなろうと思ったとても貴重な2時間だった。
少なくとも僕の周囲では、誰かを蹴落としてみたりとか、足を引っ張ったりとか、そんなことのないコミュニティを作っていきたいものだ。誰もが同じように思うならば、きっともっと優しい社会になっていくはずだ。これもひとつの革命なのだ。

たぶん、変えていけるのは「草食男子」と、「母性」なんだろうな。
ある人が言っていたけれど、「母系社会では戦争も起こらない」という考え方に僕は注目している。たぶんこれからの世界のキーワードになるだろう。

◇ ◇ ◇ ◇
最近、一番たくさんの人間の優しさを感じた、山下夏くんへの募金活動。
ついに目標額の1億8000万円に到達したとの嬉しい知らせが届く。
夏くんはご両親と今週、6日に渡米の予定だそうだ。
ドナーがいつ現れるかすらわからないけれども、命のリレーが実現する日はそう遠くないはずだ。
今年に入ってから夏くんはずいぶんと症状が悪化してきていたとのことなので、何とか間に合ってほしいと思う。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

臓器移植については本当にいろいろな考え方があって、むしろ否定的な意見すら日本では多く聞こえてくるのだけど、何かの間違いで命を落とすことがあるならば、僕は自分の臓器で使えるものがあれば喜んで提供したいと思っている。(もっとも肝臓は使い物にならないはずだけど)
それでつながっていく命があるならば。
非常にセンシティブな問題なので、これ以上はご勘弁を。論争する気もありませんので。
【2009/02/01 15:06】 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。