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あかぎれ復活の指からふと思ふ
今日も寒い朝。ここ数日曇り空が続いていて洗濯物が乾かずに困っていたほど(即乾・保温素材のインナーを増備しておいて助かった)だったのに、今朝の未明は星がとても綺麗な朝。気象に詳しくない人でも天気予報などで誰もが知っている「放射冷却」が起こり、夜明けとともに気温は一気に下がり氷点下3度。まだ雪が積もっていない大町の早朝は本当に寒い。これで雪があれば少しは保温効果があるのだけど。
蔵の中もとても寒い。発酵により出る熱で、全体的に弱い暖房が入っているような状態ではあるけれど、東京の真冬の最高気温とそう変わらない約10度前後になっている。でも麹を育てる室の中は常に30度以上、何かあって早朝に外に出ると氷点下という温度差、そのうえ熱湯も冷水も扱うとあれば、重ね着は必須、あかぎれも必然という感じなのだ。
第一次のあかぎれはすっかり新しい皮膚となってきたが、昨日ぐらいから第二次のあかぎれが発生してきてちょっと痛い。でも前回の教訓から、常にあかぎれ、ひびに効果のあるクリームを塗り、ちょっと切れたらすぐに修復効果のある軟膏を塗るようにしているので、ひどくならないうちに傷口が乾いてなんとかなる。もちろんステロイドの入っていないタイプでむしろ人間の皮膚の持つ自然治癒力をサポートするような薬だから安心なのだけど。

僕がまだ23歳だった頃、僕は当時付き合っていた大学の2年後輩の彼女と歩くスキーを楽しみに白馬へ行った。あまりの大雪に、当時のスタッドレスでは歯が立たない路面状態(表面は新雪が積もり深い轍ができ、その下はつるつるに凍結している状態)に、非常用に積んでいたチェーンを巻く作業をしているとき、彼女は「芸術家の手にそんな汚れたことはさせたくないよ」と言って手伝ってくれた。東京の大雪の日に生まれたという彼女だが、東京で育ってきた彼女の21年間には身近にチェーンを巻くという作業は起こらないので、楽しそうにキャッキャッと笑いながら手伝ってくれた。
今、だんだんと職人の手になっていく僕の手をケアしていると、そんな楽しかった風景が思い出される。もう二度と会うこともない彼女なのに。それくらい僕は彼女のことが好きだったんだろうな。
僕の手は自分で言うのもおかしな話だが、男の手とは思えないような美しい手だと思う。(ちょっとした事故で一部に傷跡が残っていることを除けば。) 体の大きさの割には小さいながらも指は細くしなやかに長い。まさにピアノでも弾いているか、彫刻でも彫っているか、そんな風景が似合う手なのだとよく言われてきた。
実際、ピアノは住宅事情で置けないけれど、キーボードでピアノの代用はすぐにでもしたいと思っているし、美術系は才能が足りなくて諦めたけど、一時はグラフィックデザインの道へ進むことも考えたことがある。(ただ、デッサン力がなくて、とても美大には入れる実力は持てなかったから未練を持たずに諦められたけど。今Webデザインもちょこっと手がけているのは、その頃磨いた感性がまだ生きていることを自分で証明したいだけなのかもしれない。)

人生のリセット期間を過ぎ、これから僕は原材料から生産する醸造家、現場主義の環境の専門家、そして行動する表現者を目指していこうとしている中、今までデスクワークで過保護にされてきた手が一度ボロボロになるのも必要な通過儀礼なのではないかと感じている。
いくら体力的に辛い仕事をしていても、心にはほとんどストレスを感じないということから僕は自分の選択が誤っていなかったと今は素直に言える。

さぁ、明日も朝は冷え込みそうだ。さらに寒気を背後に持った気圧の谷が明日は長野県上空を通過する。その後は帰宅の時間あたりが吹雪になるかもしれないとちょっと覚悟している。
でも雪が早くちゃんと積もって欲しい。この蔵は雪景色がとても似合うのだ。それにせっかくシーズン券を買ったのだから、早く滑りに行きたい。

明日から師走。ぼちぼち年賀状のデザインもしなくては。
たぶん明日からまたガソリンは値上げされるけど、結局今日は給油せずに帰宅した。さてどれくらい値上がりするんだろうか。
できるだけ化石エネルギーを使用しない生活へ、僕はどこまでチャレンジしていけるのだろうか。
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【2007/11/30 21:05】 | 新米蔵人日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
氷筍水がやってきた
今日は1日おきにやってくる蒸し米の量の多い日。白米で660kgというのは蒸すとやはり1トン近くになるわけで、2人がかりでやったとしても相当大変な作業なのだが、今日は仕込み用の天然水「氷筍水」が折りしも掘り出しの佳境の時間にタンクローリーでやってきたためほとんど1人で掘ることに。
約10kl。立山黒部アルペンルートの玄関口、扇沢から運んできたのだ。
この氷筍水、確か黒部ダム建設時の関電トンネルを掘っていたときに出てきた水で、あまりの冷たさに下から筍のように盛り上がってできる氷筍(ひょうじゅん)ができるそうだ。ちなみにこの氷筍、1998年の長野オリンピックの際には、スピードスケート会場のMウェーブに敷き詰められ、その分子レベルでの結晶の形の違いから得られる少ない抵抗によって、世界新記録が連発されたということでも知られている。
・・・と聞くと特別な水のようだけれども、扇沢のバスターミナルでこの水は飲めるし汲むこともできるので、アルペンルートを旅する人や登山者には結構馴染みの深い水だ。僕も立山に入るときは、いつもここで水を汲んで行ったっけ。清冽な冷たさに身が引き締まる思いをいつもしたものだ。
この「氷筍水」は、これから純米吟醸などの仕込み水として使われる。実際に使うのは6キロリットルほどだということだけど、劣化を防ぐために10klタンクに一杯に満たしておくのだ。
仕込み水を飲むのも酒蔵を訪ねた人々には楽しみのひとつ。無骨で巨大なホーロータンクに入ったこの水を飲むのはちょっと抵抗があるかもしれないけど、実際にうまい水なのだ。

午後は引き続き杉玉づくりも行う。一昨日は杉の葉を切っていたのだけど、今日、実際に杉玉のフレームに差し込んでいく作業をする。これは花粉症の人だと見ただけでアレルギー症状が出てきそうな作業だけど、幸い僕は大丈夫なので何ともない。
半分ちょっと差し込んだところで、葉が全然足らないことに気づく。このために3本も間伐したというのに、この程度ではやはり足りないのだ。そういえば先日地元紙に載っていた「大雪渓」の杜氏さんは杉の木5本を倒したというから、やはりそれくらい必要なのかな。
で、整形する前の杉玉を見ていると、そのもさもさ感が森の精のおじいちゃんを思い起こさせる。色といいそっくりだ。愛知万博の公式キャラクターだったモリゾーだ。

杉玉のイメージが湧かない人は、ぜひモリゾーをまん丸に整形したと想像してみてください。・・・ってもっとわかりづらいか。
妖精キャラクターといえば、松本市制施行100周年記念キャラクターの「アルプちゃん」も100周年の公式行事が全部終わる来年の春には山に帰るという設定になっていたのだけど、松本平の子どもたちや住民はもちろん、旅行者たちからも人気が高く、このまま素直に山に帰してもらえない様相になってきているとか。やれやれ。だからかわいいキャラクターはお役所行事には使うべきじゃないのになぁ。後の予算まで考えて計画してるのかなぁ。
今後もモリゾーとキッコロのように、「3つのガク都(岳都、学都、楽都)を象徴するような行事に山から下りてくる」というような設定でアルプちゃんに登場してもらうのが個人的にはいいと思うのだけど。それともいっそのこと、松本市の新しいシンボルマークにでもするかや?


そして今日はフォークリフトを初めて運転した。免許のいらない構内専用の充電式タイプだが、モーターの回し方で京浜急行の音階を奏でる赤い電車のモーター音を思い起こさせる。(くるりの曲でも有名。ファソラシドレミファソー♪) 前輪操舵式なので、前進時に非常に小回りが効く。レバーが多くてどれをどう使っていいのか迷うけれど、何のことはない、直感的な動作で動かせることに感動。むしろ単車の方が運転は難しいような気すらする。

ここ数日寝不足だったので今夜は早く寝るぞ~。只今寝酒に井筒ワインの今年の新酒「生にごりワイン コンコード赤」を飲んでいる。ワインと言うよりも「葡萄酒」と言う言葉が似合いそうな素朴かつ、まだ炭酸が残っているさっぱり感が毎年楽しみなのだ。
ちなみにこのワインを買ってきた酒屋を覗いてみたら、早々と「真澄」と「大雪渓」の新酒が並んでいた。どちらの蔵も10月から本格的な仕込みに入っているのだからこの時期に出せて妥当なのだけど。わが蔵の最初の新酒もあと半月ちょっとで蔵出しだ。
そう、11月も明日でおしまい。
【2007/11/29 20:05】 | 新米蔵人日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
ハードワークの次の日は
昨日の約1トンの蒸し米の掘り出しで腕と腰まわりに激しい筋肉痛がきていたのだけど、今日は一転して仕込み量が少なく楽勝の一日。
陽射しがぽかぽかと暖かくて昼寝で5分も寝坊してしまったほど。

こんな風に毎日メリハリがあれば身体もついていきやすい。もっとも設備上、生産能力に限りのある小さな蔵だけに、たくさん仕込んだ翌日はどうしても少量しか仕込めないのだけど。
たった数日の違いで仕込んだタンクが3つ、それぞれ発酵、糖化の進み方に個性がある。同じ酵母、同じ設備を使用したにもかかわらず、やはりその日その日の温度や湿度が微妙に左右してくるものなのだ。酒は生き物なのだと改めて実感する今日この頃。

今日は少しだけ餓鬼岳を蔵の敷地内から眺めることができたので写真を一枚。
CIMG5810.jpg
さて、明日はまた掛け米の蒸かしが多い朝。今夜も温泉でしっかり筋肉のこりをほぐして、また頑張っていこう。
【2007/11/28 20:47】 | 新米蔵人日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
杉玉つくり始まる
今日は異様に気温の高い朝。しかしその気温は日中になっても変わらず、いやむしろ低くなっていく感があった一日。雪も降らずに曇って気温4度はやっぱり寒い。
でも、今日もたくさん汗をかいた。何しろ甑から蒸し米を掘り出す作業量が過去最高の810kg。(蒸して増えた重さを込みにすると軽く1トンを越える!) それをほとんど一人で掘ることになり、掘っても掘っても底が見えない。結局10時の休憩が11時まで延びてしまうほど、忙しい朝だった。
大きな蔵は当然、近所の蔵でも省力化のために甑から蒸し米の熱をとる「放冷機」への投入はクレーンづりで機械化されているということだから、ここを手作業でやっていることだけでも「金蘭黒部」の手づくり加減がわかってもらえるのではないかと思う。

その代わり、午後は比較的余裕のある日。
空いた時間を使って、店先の杉玉を下ろしてくる。
杉玉、もしくは酒林をご存知だろか? 寒造りの新酒ができた合図として、青い葉の杉で作られた玉を酒屋は店頭に飾るのだ。
そしてひと夏越えて秋の終わり、寒造りがはじまると下ろされる。つまり、杉玉がない間は「酒を一生懸命造っています」ということなのだ。
杉玉を作るのは専門の職人さんがいたり、あるいは専門の業者から買ってくるものだとばかり思っていたが、山の国信州では杉玉作りも杜氏の仕事のひとつなのだと、実際に蔵で働くまで知らなかった。

ということで、現在、市野屋商店の店頭には杉玉がない。アーケードの屋根に隠れて気づく人も少ないけれど、これが僕らの意志表示、「今、一生懸命酒を造っています」。
【2007/11/27 22:14】 | 新米蔵人日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
あかぎれ、その後。
2日間、水仕事と力仕事を休んだのが効果てき面で、あかぎれはかなり状態がよくなりました。ご心配をおかけした皆さん、もう大丈夫です。

というわけで、今日は中2日での再登板、見事に完投勝利を収めた気分だ。
今まで痛くてうまく結べなかったひもやロープの類もしっかり結べるようになったし、筋肉も休養が効いたようで今日は蒸し米の掘り出しも30kgの米袋を持ち上げるのも結構楽勝だった。
やはり月に何回かは休養があって、消耗したものを回復するだけの時間が必要なのだと実感。来月中旬にはもう1人蔵人が増えるので、そうしたら仕込みの少ない日に交代で休みを取ることができるようになる。とは言ってもせいぜい月に2回程度なんだろうけど。

今日はまた後立山連峰がとても綺麗に見えていた、小春日和の一日。先週の雪が嘘のように穏やかな、こういう日は普通に生活するには気持ちのいい日だけれども、酒造りには決していい日ではない。温度管理には本当に気を遣うのだ。下手に蔵の入り口を開け放っておくと、すぐに高い外気温と同じレベルにまで温度が上がってしまう。
おかげでとてもいい天気で日向ぼっこにはもってこいでも、締め切った扉の中は薄暗く、常に気温10度以下を保っている。もちろん釜場や麹室は別だけど。
これから寒さがいっそう深まっていくと、発酵で熱が発生する分、雪降る外よりもはるかに暖かく感じるようになる。

今日は普通酒を1本いただいて帰ってきた。(現物支給じゃないですよ。) さぁ、これから飲むか。
もちろん今、これを書いているときはビールを飲んでいるのだけど。「琥珀ヱビス」んめぇ。
【2007/11/26 19:50】 | 新米蔵人日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
月明かりに浮かぶ白き稜線
昨日はバタバタしていてアップできずにスミマセン。
でも昨日はずっとチャンスを狙っていた写真を撮ることに成功したし、旧友Sくんとの10年ぶりぐらいの再会、それもフィアンセのNさん連れという非常におめでたいところにうちの蔵の酒を1升かついで乾杯。でも僕は車で帰らなければならなかったので、1滴もアルコールは飲めずお茶で乾杯だったのでちと残念。

ということで、今月は満月の時期にずっといい天気が続いていて、北アルプスの山々は昼はもちろん夜も月明かりに浮かんで幻想的な姿を見せてくれていた。
一昨日、仕事帰りに大町市常盤から見た餓鬼岳の美しさに目を奪われ、昨日は同じく仕事帰りに穂高駅から広域農道へ上がる道から見た常念岳がぼんやりと浮かぶ姿に感激する。
CIMG5791.jpg

そういえば、昔、北海道のちょうど真ん中の農村に休みのたびに長逗留していた頃、満月の夜にクロスカントリースキーを楽しんだことを思い出す。あの頃近くにいた仲間はみんな散り散りで二度と全員が揃うことはきっとないだろうけど、Tちゃんとか今も仲良くしてくれている人がいてくれることが本当に嬉しい。

それにしてもSくん。5月にNさんと知り合って、来月初めには入籍予定という超スピード婚。新婚旅行は宮古島に行くそうだ。
往時の白馬の仲間の中では最年少だった彼ももう30代後半。なんでも思ったことを素直にぶつけ合えてフランクに話すことができるパートナーと出会えたのは本当に素晴らしいことだ。
僕も立ち止まって考えている場合じゃないな。この冬は正月3が日と3月に1週間程度しか休みのない僕なので、新しい出会いはなかなか期待できないけれど、そんな中でも思うところがあればどんどん前へ前へと行動していこう。(あ、これ恋愛の話に限らずなので、誤解なきように)
【2007/11/25 19:32】 | 安曇野を歩く | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
本日休載
疲れたのと、新たな傷発生で今日は休載とします。
明日も早起きだ。
今夜は月明かりに照らし出される白い山々を眺められて少しいい気分。
堅牢な三脚があれば長時間露光でしっかりこんな幻想的な風景をみんなに届けられるのに。
こんないい条件の月夜は一冬に2,3回もあればいい方なので、次回までにしっかりした三脚(中古品でも可)を手に入れて車に常備しておこうか。
【2007/11/23 22:11】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
シティーポップスは都市民だけのものじゃない~土岐麻子「Talkin'」リリースに寄せて(その1)
昨日届いた土岐麻子さんのニューアルバム「Talkin'」。同じavexグループの中のメジャーラインのレーベル「rhythmzone」(倖田來未、EXILEも所属!)へ移籍しての初アルバムは、今までのSweet Jazz風味の曲だけではなく、非常に音楽性に広い幅を持ち、その雑多さ、カラフルさが70~80年代のシティーポップを思い起こさせる。
そういえば彼女のお父さん、土岐英史さんは70~80年代シティーポップの元祖的存在である山下達郎さんとのセッションでも知られる。5年ほど前にキムタクのドラマの主題歌になってリバイバルヒットした「Ride on Time」(これ、僕もピアノトリオ・アレンジでリメイクに挑戦して、声が出ずに断念した経験あり)のサックスソロは土岐父の会心の演奏なり。

やはりカエルの子はカエル。
だけど、土岐娘はタダモノではなかった。どんな曲をカヴァーしてもオリジナリティーにあふれていること、そしてオリジナル曲のクオリティの高さは前作までの「Standard」シリーズ、「Debut」、「Weekend Shuffle」でも証明されてきた。
そして、昨日「Talkin'」を通しで聴いてみて、今、一番オシャレでカッコいい音楽を作る仲間たちと創ったこの作品のクオリティの高さはオリジナルアルバム2作目にして最高傑作と言ってもよいだろう。日本語で歌われたポップスをすべてJ-Popという枠組みで語るには、たぶんその枠を超越して世界に打って出てもきっとイケているはずだ。
事実、iTunes Storeでは一時トップアルバムの2位にランクされ、今もトップ10に入っている。実はiTunes Storeではだいぶフライングしてリリースされたようだけど、僕は歌詞カードとパーソネルが見たくてCDが届くのを待ったのだ。それくらい土岐ちゃんの歌詞は素敵なのだ。

ということで、まだ昨日1回、今日往復の車内で1回、そして今3回目を聴きながらという状態で全曲レビューを書くのは無謀なので、一口コメントだけで。

M-1.モンスターを飼い馴らせ
M-2.Hoo-Oon
この2曲は、彼女と同時期に早稲田大学のサークルで音楽活動を始めて既にデビュー10年というオシャレ系ポップバンド「NONA REEVES」のメンバーの作曲、編曲、演奏による作品。
奥田健介さん作曲のM-1はドライブミュージック的な心地の良いテンポ。アクセルをふんわり踏んで走るのがいい。特に今朝のような雪道では急な運転動作は禁物なので、これくらいゆったりしたドライブミュージックは最適だ。
M-2西寺郷太さん作曲。NONAの音楽性のルーツのひとつにある70年代のソウルミュージックを思い起こさせる。ある人は昔の吉田美奈子さんを思い出したとも言う。NONAも吉田美奈子も好きな僕には本当に気持ちのいい音。

M-3.ファンタジア
FM各局でパワープレイ中、そのうえ、PVはMTVなどでもかなり流れているという、このアルバムのリード曲は川口大輔さんの作曲、編曲。ソロアルバムをもう2年以上出していなくてどうしたのかなぁと消息が気になっていた川口さんだけど、最近はソングライター、アレンジャーとしての活動が増えてきて、実は僕が知らないだけでヒットメーカーのひとりになっていたそうだ。
曲はゆったりとたそがれを思い起こさせ、そこに土岐ちゃんの素直なラブソングが乗っかっていくのはそれだけで気持ちがいい。以下11/13のエントリーをご覧ください。
しかし、なぜか今僕の好きな、一世代下のミュージシャンは早稲田出身者が多い。NONAにしろ川口大輔にしてもSaigenjiにしても・・・
元祖渋谷系の音楽をやってきた僕ら慶應オールドボーイズにはなんとなく寂しい気がするのだけど、素敵な音楽には変わりはない。

(以下、明日に続きます。というのも今日から仕込みの量が桁違いに増えて、ゆっくり休憩する時間もなく・・・明日一日頑張れば休みだ。とは言っても名古屋にNPO関係で行くので休めないのだけど、移動中に仮眠が取れるだけでも幸せだ。)
【2007/11/22 21:37】 | 田園音楽生活 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
本日休載につき
今夜はまた雪。気温が今のところ比較的高いので重いベタ雪。だけどこれから夜が更けるにつれて気温が徐々に下がり、明日の早朝、つまり僕の出勤する時間には氷点下に下がるピンポイント予報。つまり、明日の朝は路面凍結の可能性大というわけだ。

ということで今日は仕事帰りに慌てて車の雪かき用のブラシとあまり使いたくないけど「解氷剤」を買ってくる。まだウィンドウォッシャーは残ってたよな。

今日はオーダーしていた土岐麻子嬢のニューアルバム「Talkin'」と「TOKI ASAKO REMIXES "Weenend Shuffle"」が届き、また「ファンタジア」のPVもダウンロードして土岐ちゃん三昧の夜。
明日のネタとして、アルバムレビューを書こう。ソロ・オリジナル・デビュー盤の「Debut」を2年聴き続けてもまだ飽きないことを思えば、「Talkin'」は5年は聴き続けられる素晴らしい出来だということだけ言っておこう。
明後日のネタとして、PVのレビューを書こう。「Talkin'」全体のイメージとして、ドライブミュージック、それも「あいのり」的な中から発生してきたいろんなシナジーを感じられるものなので、それを本当にうまく表現した作品。僕もタクシードライバーたちを主人公にした人間ドラマを書きたいと思ってきたので、なんだか先を越されてしまったなぁと思ったけど。
こうやってネタをひとつずつ持ち越すことで、新米蔵人日記以外のトピックも書けるのだ。
もちろん酒造り日記も書きますって。

ということで、明日は普段より10分早く出る必要がありそうなので、ぼちぼち早寝します。
おやすみなさい。

※コメントのお返事はもうしばらくお待ちください。あかぎれ、明らかに昨日よりは改善していますので、あと何日かの辛抱でしょう。
【2007/11/21 21:25】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
松尾様
※本日もあかぎれが治らず、ショートバージョンにてお送りします。
 3食「わちがい」の賄い食でびっくりするぐらい(慢性の下痢症すら治っている!)バランスのとれた食生活を送っているのに、やっぱりビタミン不足なのかなぁ。ちなみに今塗っている軟膏もビタミンEで傷を修復するという成分のものだ。

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今日は大町の酒蔵3社(「白馬錦」、「北安大国」、そしてわが「金蘭黒部」)が一堂に会して、酒の神様「松尾神社」の年に一度のお祭り。この小さな山間の町にもしっかりと酒の神様の分社が鎮座していた。ちなみにその場所は大町の氏神様、若一王子神社の一角。普段はお参りする人もいない小さな祠が建っているだけというものだが、我々酒造りに携わる者には蔵の氏神様として大切にこの小さな祭りを大切に守っている。
今年の当番の「白馬錦」薄井商店の蔵元に始まり3社の杜氏がそれぞれ玉串を捧げ、全員で今年は「白馬錦」の普通酒で献杯。たった30分ほどの小さなお祭りだけど、今年も3社で切磋琢磨しながらいい酒を造ろうとみんなで誓い合う。
しかし大町の蔵も3社とも若返りの時期を迎えていて、どこも杜氏さんは30代後半~40代前半、蔵人も若手中心なのだ。それもIターン者が半数を数えるということも面白い。ただ蔵元さんたちにしてみれば、地元出身者が増えないことに大きな危機感を覚えているということで、これからいかに地元の若い人たちに日本酒を飲んでもらうかということを考えていかなければという。

蔵に戻り、休憩時間に僕が先日京都の松尾大社本社を参拝してきたことを杜氏さんに話すと、「今年は入賞できる酒が造れるかもなぁ」と語ってくれた。以前も蔵で働く人たちが誰かしら京都の松尾様を参拝した年は必ずと言っていいほど鑑評会で入賞を果たしたというのだ。
来年からも関西に用事のあるときのベースは基本的に京都と決めているので、僕がこの先蔵で働くだろう間は入賞の可能性が高まるというわけだ。
来年は釜屋さん全員分のお守りをいただいてこなければ。

しかし、今日も引き続き仕込みの合間に「ヤブタ」の袋洗いの人間洗濯機。バリー・ボンズ疑惑で今注目の「筋肉増強剤」を使えばきっと一冬で僕も「ソフト・マッチョ」の仲間入りができるかなぁと思ったけど、ステロイドの投与の身体に与えるダメージの大きさから、たぶん基礎代謝のレベルからしてトップアスリートとは違う僕にはきっと合わずにダウンしてしまうような気もする。
袋洗いはたぶん明日まで続く。そして明後日は今期一番の仕込み量になる。
来月、もう一人蔵人が増えるまで、倒れることなく頑張ろう。気持ちが続いていればきっと大丈夫。
【2007/11/20 21:09】 | 新米蔵人日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
雪はあっという間に解けていき
※本日も強烈なあかぎれのため、昨日よりもショートバージョンです。すんません。

昨夜からの雪は穂高の我が家のあたりでは積もるほどでもなかったけれど、車のフロントガラスに張り付いて凍った雪が解けず、非常に難儀して家を出た。雪は大町市に入ったあたりからうっすらと道にも積もり始めていた。橋の上は凍結していたけど、最新モデルのスタッドレスの実力を早くも実感することに。前のスタッドレス(5年前のモデル)なら間違いなくちょっとブレーキ踏んだだけで横滑りするはずなのに、そんな挙動はまったく見せず、たった5年でこんなにも進歩しているとは改めて驚きだ。

今日は仕込みの量が少し多くなってきた。明日からは日に日に多くなるので、蒸米をタンクにもと(酒母)として送り込むエアシューターのホースを取り付けたり、また忙しくなる前に搾りろ過機(通称「ヤブタ」・・・ほかの酒蔵でも「ヤブタ」と読んでいるのを聞いていたので固有名詞だと思っていたら、実はこの装置の特許を持つ明石の「薮田産業」という会社の製品だったのだ。蔵で働いて初めて知った。)の袋を洗ったり(3人で棒でつついて洗濯機のような水流を起こして洗う。これがまたすごい全身運動で、昨日から新たな筋肉痛勃発(泣))、そのうえあかぎれは手のひら側にばかり集中してできてしまい、非常に痛く、ずっとゴム手袋をして仕事をする羽目に。

帰り道、ガソリンスタンドでサインをしようとしたらペンが持てない。箸もうまく持てない。ああ、これは今夜はしっかり治療しなければ。アルコールも控えめに。でも昨日つい買ってきて開栓してしまった「イヅツワインの新酒生にごり白(ナイアガラ)」の小瓶も飲みたいし・・・日本酒屋がほかの醸造酒を飲んでいるとはとお叱りを受けそうだけど、うまいものは確かにうまいし、これは毎年の楽しみなのだ。
城戸ワイナリーの新酒は今年は入手できるだろうか・・・来月通院のために休む日にちょっと塩尻まで足を延ばしてみようか。

※ということで、コメントくださったみなさん、ありがとうございます。キーボードまともに打てるようになったらお返事しますので、もうしばらくお待ちください。
【2007/11/19 20:47】 | 新米蔵人日記 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
初雪
※あかぎれで指がものすごく痛むので、今日はショートバージョンにて失礼します。

急な冷え込みと寒冷前線の通過で3日前に初雪がきそうと予想していたけれど、3日遅れで今日初雪が降った。
今日は大町のえびす講のお祭りの日。そして大安吉日。わが蔵も最初の1本のタンクに今日留め麹を投入して、これから熟成期間に入っていく。3,4週間置いたらこの最初の1本は「どぶろく」として飲めるようになる。
それと同時に仕込みの量がどんどん多くなり、今日からは6時出勤となった。

穂高は曇りだったけど、大町は雪の可能性もあると思ってちょっと早めに家を出て山麓線を走るが、いつもと違って先行車も対向車もない状態で、いつ雪で思うように走れなくなってもいいだけの時間的余裕を持とうとがんばって走ると、なんと15分ほどで蔵まであと5分のサークルKの前まで来てしまった。ちょっと拍子抜け。
でも帰りの時間には、すっかり雪は本降りになっていた。いつもおいしいご飯を食べさせていただいている「わちがい」で、「扇沢の方は結構降ってたとお客さんが言ってたよ」と聞き、これはと思い車を逆方向に走らせて、葛温泉へ。真っ暗な道をハイビームで照らすと雪がまぶしく、今夜は間違いなく積もりそうだと感じる。
「仙人閣」で早速今年初の雪見風呂を楽しむ。貸切状態の露天風呂で頭寒足熱(いや、肩から下熱)の気持ちよさを久々に味わう。ああいい湯だ。同じ源泉を引いている大町温泉郷よりも、こちらの方が湯元なので、はるかに温泉らしさを感じることができるのだ。だって「薬師の湯」にしても「市民浴場」にしても循環塩素たっぷりなのだから。
CIMG5764.jpg

硫黄分を結構含み、それでいて肌に優しい葛温泉をたっぷり吸収し、あかぎれを少しでもよくしようと思うも、やはりこれは薬を塗ってしっかり治療した方がよさそうだ。でも今日もかなりハードな動きをして腕と腰まわりの筋肉がかなり張っているので、心行くまで温まっていく。

帰り道、穂高まで雪は降り続いていた。でも南下するにつれて降り方は緩やかにやさしくなっていく。明日の朝、大町はそれなりに積もっていそうだけど、松川までなら楽勝で行けそうなので、明日は5時20分出発でも大丈夫そうだ。
まだ早起きに慣れないので、今夜も早寝して明日に備えよう。

※「わちがい」については、本当に素敵なお店なので、近いうちに紹介記事的なものをここで書きます。でも、もしこれから大町を訪ねる機会のある方はぜひ寄ってみてください。
【2007/11/18 20:40】 | 新米蔵人日記 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
好みが変化したのかな。
安曇野に移住してからの僕の一番大きな変化は「好きな女性のタイプ」のような気がしてならない今日この頃。

今まで僕が好きになってきた女性は、以下の条件のうち3つ以上を満たしているということが統計学的に証明されている。

1) 身長163cm以上
2)ハイトーンの声で話す
3)音楽を心から愛している
4)お酒が強い
5)実は脱いだらすごいんです

だけど、最近は僕自身がいろんなことからどんどん解放されていく中で、友人としてお付き合いするにしても今後恋人にしていくにしても、なんだかその枠に収めていくのがもったいない気がしてきた。

例えば・・・
・小柄な女の子も悪くはないな。
 ・・・僕の歩くのは生粋の大阪人よりも速いから、一緒にいて自分のペースをできるだけ乱さないのは長身の女性なのは間違いないけど、でも、今の僕なら歩幅の小さな身長150cm台前半の女の子でも合わせることができる。ふたりで歩くのはそう難しいことではない。(BUMP OF CHICKEN「スノースマイル」へのひとつの回答なり)

・低めのアルトの声にも魅力はいっぱいあるね。
 ・・・ナチュラルに透明なハイトーンの声で歌う女性シンガーがずっと大好きだったけど、畠山美由紀さんのソロになってからのアルバムを最近全部聴いて、女性の低音も素敵だと思った。個性のひとつとして、それが輝いている人ならば、低めのアルトの声も悪くない。いや、素敵だ。

・音楽
 ・・・これについては僕がどんどん音楽生活にはまっていく中では譲れないものなのは変わりない。ただ、僕の好きな音楽の幅が広がっているので、いろんな音楽をいろんな形で楽しむのがあってもいい。彼女の好きな聴き方や歌い方や弾き方を僕のアレンジにどんどん取り込んでいけたらこんな幸せなことはない。

・胸の小さな女の子でも素敵だよ。
 ・・・これも個性のひとつ。乳児期に早々と母乳で育てられるのを諦められたせいか、僕は「おっぱい星人」一筋だったのは恥ずかしながらも事実だ。でも某カリスマAV男優氏も言ってたっけ。おっぱいは大きさよりも感度だって。これはあくまでも余談につき、聞き流してやってください(爆)。

・お酒
 ・・・別に強くなくてもいいんです。僕も安曇野暮らしの中で禁酒したのはほんの数日しかなくて、飲めば結構飲んでしまうのだけど、強くなくても女性ならではの感性と味覚でおいしいお酒をよりおいしく感じさせてくれる感想を言ってくれる人が隣にいてくれたら、僕は始まったばかりの醸造家への道を着実に進んで行けそうなのは間違いない。


つまり、何かに追われないという生活をすることで、僕は自分で自分を縛り付けていたものを少しずつ解放している今日この頃なのだ。
僕はいろんな人に背中を押してもらって、都会を卒業できた。そして、今、身近なところにいる友人たちにいい刺激をもらっているうちに、僕はナチュラルに生きていけばいいんだと確信した。

ソノママデイインダヨ。
これが僕の個性であり、いろんな要素によって僕は変わっていけることをむしろ今は楽しんでいるのかもしれないな。
【2007/11/17 22:03】 | 想うこと | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
magic of claps ---善光寺までGoGoGo!
仕事を終えて長野市まで車を走らせ、ライヴへ。
外は氷点下に下がる勢いで冷え込んできている中、CLUB JUNK BOX NAGANOはものすごい熱気で汗が止まらない。

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今日は風味堂のライヴ。長野初上陸。
2ndシングルの「楽園をめざして」がJALのCMソングになっていたのをきっかけに知った、比較的古いファンの一人だけど、既に僕が彼らを知ったときにはじわじわと人気が熱気を帯びてきた時期で、名古屋時代はライヴに行きたくともsold outで一度も行けなかった。

信州人にとっては「風味堂」というと小布施の栗菓子の老舗を真っ先に思い出す。
よほど「風味堂」の「栗かのこ」でも買って最前列にいる女の子に託して3人のお酒のおつまみに渡してもらおうかと思ったり、うちの酒を持っていこうかとも思ったりしたけれど、彼らのバンド名の由来は小布施の風味堂とはまったく関係なく、彼らの地元福岡のとあるお店の名前をいただいたとか。

出囃子のように懐かしいヴァン・ヘイレンの「Jump」が流れ、3人が登場。
1曲目の「さよならの向こう側」からオールスタンディングの客席からはclap(手拍子)の嵐が始まる。噂に聞いていたとおり、ライヴバンドとしての実力の高さから彼らのライヴはいつも最初から大盛り上がりなのだ。ノリの悪さでは定評の高い長野の客席がこんなにも盛り上がるとは・・・8月に見た「くるり」ももう少しノリは悪かったかなと思うほど、僕にはびっくりだった。
ちなみに今日は仕事では「低温サウナ」の麹室に入ることがなく、それまでの発汗量は大したことはなかったのだけど、一気に汗が吹き出すのがわかる。

ギターレスの3ピースバンドということで、ジャズ好きな僕には「ピアノトリオ」という編成で親しんでいるものだけれども、彼らは本当に素晴らしいエンターテイナーだ。メロディメーカーとしての渡和久、プレイヤーとしての渡和久、鳥口マサヤ、中富雄司、そしてヴォーカリストとしての渡和久。アドリヴを交えつつ、ジャズの素養のある渡くんのピアノにメタル出身のトリくんとかっちゃんが絡むと、独特のグルーヴ感を持つ風味堂が出来上がっているのだと改めて実感。それはロックやJ-POPという枠組みにはまらない独自の世界があり、渡くんの歌詞に込められた美しき優しさたちが踊る。さらにはMCの面白さ、渡くんとトリくんの掛け合い、そして客席までも取り込んでひとつのライヴを作り上げようという彼らの姿勢がみんなにしっかり届く素敵な時間はあっという間に過ぎていく。

そしてどこのライヴでも一番盛り上がるという「クラクション・ラヴ」。原曲の「青山通りをGoGoGo」の部分をその街のメインストリートに差し替えて歌ってくれるという演出(たとえば大阪だったら「御堂筋」、京都だったら「四条通り」、名古屋だったら「広小路」、福岡だったら「渡辺通り」)、長野はどういう風になるのかなと思ってたら「善光寺までGoGoGo」だった。
アンコールの原由子さんとのコラボ「ハラフウミ」の「夢を誓った木の下で」まで、clapの魔法を感じつづけた1時間40分だった。そう、手拍子って一番原始的な楽器のひとつなのだ。
土岐麻子嬢のニューアルバムの本人解説(blog tokinikki)にも、「今回のアルバムのサウンドテーマのひとつに"clap"を掲げていた」と書いてあったのだけど、彼女がnona reevesのライヴで感じたものと同じようなものを僕も今日の風味堂に感じたのだ。

「夢を誓った木の下で」のMCで渡くんが来年もまた長野に来てくれると約束してくれた。これからも間違いなくどんどんビッグになっていく3人だと信じて疑わないけれど、小さなライヴハウスで、「夢を語り合うような感じで再会しよう」という心意気を彼らが持っている限り、ライヴ・エンターテイナー・バンドとしての彼らは原点を忘れずに進んでいくことだろう。
なにしろ駆け出しの頃、彼らのライヴには3人しかお客さんが来なかったこともあるというのだから。

だから僕も夢に近づけるよう頑張ろうと改めて思った。

ありがとう、風味堂。
特にかっちゃん、われわれZippieのMUSEである奥様(ZIP-FMミュージック・ナビゲーターの都竹悦子さん)を大切にせんとだちかんぞ!(と、彼女の出身地、飛騨高山の言葉で言ってみました。)
【2007/11/16 23:16】 | 田園音楽生活 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
明日あたりはきっと初雪?
昨日弱音を吐いたら、やさしいコメントをNagakoさんとむらさんからいただきました。ありがとうございます。今日も昨日よりはよくなってはいるものの相変わらずそこらじゅうの筋肉が張っています。今日も温泉でほぐして、液体の消炎鎮痛剤で痛みを和らげながら、夜が更けていきます。
(お返事は痛みがひくか、あるいは慣れるかしてから書きますね。)

昨日弱音を吐いたからかどうかわからないけど、やらしいトラックバックとコメントくださった方、もう来ないでください。アダルトサイトの勧誘ならうちはお断りです。(削除しておきましたけど、もしクリックしちゃったよという方がいらっしゃったら、これから届くかもしれないアダルト系スパムメールにご用心です。対処方法に困ったらご相談ください。ま、最善の方法はメアドを変えることなのですが、最近はフリーメールでもスパムブロックができたり結構進化してますから。)

そんなわけで今日はちょっと楽な身体になって出勤。だけどこの時期は朝霧が必ずと言っていいほど毎朝出るわけで、今朝は今シーズンで一番視界の利かない朝だった。10メートル先も見通せず、がんばって早く家を出ていつもよりスローに県道山麓線を北上。大町市に入った途端に霧が一気に晴れて山が見えてきた。
これからの時期は大町ではどんよりとした空、山の見える日は10日に1度ぐらいしかなくなってくる。だから、例年より長くもっている紅葉と山の白のコントラストに身が引き締まる思い。

蔵に出勤直後、すぐに屋根の上の物干し場に上がり、昨日干しておいた莚(むしろ)の乾き具合を見ると同時に山を眺める。中心市街地に高い建物のない大町の街なので、ここからの眺めはやはり素晴らしいもの。後立山連峰がこんなにも美しいと改めて思う。
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今日も仕事は盛りだくさん。まだ造りは本格化していないけど、とりあえず最初に仕込んだもと(漢字だと「酉元」と書きますが、Webでは表現できない漢字なのです)をちょっとだけ味見させてもらう。まだ発酵が始まったばかりの若い酒。アルコール度数はまだまだ低く、甘くて酸度がとても高い。これが落ち着いてくると「辛口の酒になる」と杜氏さん。
これからこういう微妙な味わいをわかるようにきっとなっていくんだろうな。
ビアテイスターだけではなく、利き酒師の資格も来年挑戦してみよう。そうやって醸造酒全般の発酵過程における味の変化をもっと豊かな言葉で表現できるようになれば、ある程度そういう官能的なものでも誰にでもわかる言葉にできる。
まあ、同じ官能的でも、官能小説はあえてぼかしを入れた言葉にした方がよりエロティックでいいのだけど。まったくの余談でした。

今日はオーダーしておいたCDと雑誌が届く。そのために頑張って早く帰宅。温泉はCDと雑誌が別々の運送会社で届く合間を縫ってさくっと行ってきたのだけど。
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CDは佐藤竹善師匠の日本のポップスのカヴァー集「ウタヂカラ」。一番感激したのは、今は亡き村下孝蔵さんの名曲「初恋」がなんと竹善さんも僕も大好きなSteely Dan風になっていたこと!これは素晴らしい。もちろんあとの曲も素晴らしき竹善ワールドが繰り広げられているのは言うまでもなく、これはまたJ-Pop界に残る名盤と言っても過言はないだろう。
今後、30分ルールで時間配分できる余裕が戻ったら、自分の身の回りにある音楽をレビューするblogをもう1個作ってみようと思う。ま、mixiのレビューにのっけてもいいんだけど。

雑誌は今号から定期購読を始めた「Coyote」(スイッチ・パブリッシング社)。旅や自然を愛するとともに、その旅の友に必ず本がなくてはいられない人にとってはぴったりの雑誌で、何号か飛びながらも創刊時から読み続けている。分厚くて薄い紙の文芸雑誌は読むのが疲れることもあるけれど、この雑誌は常にわくわくしながら読める。
でも、うちの近辺には読者が極めて少ないのか(どちらかというとロハス的で文化的に高感度な都会生活者向けの感があり)、近所の大型書店にもここ数号は扱いがなくなってしまい、この際だから定期購読することにしたのだ。
定期購読のおまけとして「2008年版星野道夫カレンダー」がついてくるのも、送料無料どころか特別定価となった際には差額を出版社側が負担してくれたり、面倒がなくていい。
だけど、普段宅配便が届く時間に家にいない僕には、営業所が遠い佐川便で届くのがちょっと困る。クロネコやペリカンやゆうパックなら車で10分以内のところに営業所・支店があるからいいのだけど。やはりうちにも宅配ポストを作るべきか。一戸建てで一人暮らしの男やもめは、そもそも通販を利用すべきではないのかもしれないと思ったりもするけど。
【2007/11/15 22:48】 | 新米蔵人日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
全身筋肉痛、でも美しき山々に癒される
朝、目が覚めると全身の節々が痛む。ヤバイ、風邪ひいちまったか・・・と思いきや、自転車にたくさん乗った翌日に出てくる筋肉痛と同じような痛みで、これは非常に辛い。とりあえず液状の痛み止めを塗ろうと思うが、こういうときに限って見つからず、タイムオーバーということで痛みを抱えたまま出勤。車窓に見た大天井岳の美しさにちょっとだけ癒される。

そういえば、冬は山小屋にこもってスキー三昧(アルペン、テレマーク、山スキー、クロスカントリーと「スキー」と名のつくものは全部やってた。それぞれ使う筋肉が違ったりする。)の生活をしていた大学時代を思い出してみると、長期滞在の4日目か5日目あたりに同じような全身の筋肉痛が出てきていたっけ。今日が今年の酒造りがはじまって6日目、1日お休みをいただいているので僕にとっては5日目ということで、長期にわたって全身の筋肉を酷使するときの通過儀礼だとようやく事態を飲み込む。
スキー合宿では7日目から劇的に進歩するのだ。そしてそのあと2週間毎日朝8時から夕方5時まで滑り続け、小屋に帰ると食事の仕込みもするというスーパースキーヤーに進化したのだ。そう思えば大丈夫、大丈夫。
だけど、仕事は今日は結構ハードだった。甑で蒸かした米を冷却器に突っ込むのはスコップでの手作業。それも今日はトータル150kgの米を扱ったのだ。(もっともこれから先佳境に入ってくると1日800kgとか米を扱うこともあるのだから、まだまだ序の口というところか。)
大手の蔵などではそこも機械化されているのだけど、昔ながらの造りにこだわる蔵だけに人手でできるところは人力作業と杜氏・蔵人の勘をもってできるだけ人の匂いのする酒を造ろうとしているのだからと納得させて動く。でも、こういう腰を回転させつつ腕を使う作業は上半身がアンバランスなまでに弱い僕にはかなり辛いものだ。マシントレーニングとそう変わらない動きなので、お金をもらいつつ鍛えられるのだと思うようにしよう。

・・・とはいえ、今日は動きがいつになく鈍く、まるで1回表に1死も取れずにめった打ちを食らったエース・ピッチャーのようにうなだれて仕事をする。投げれば投げるほどどんどん打たれる。でも監督やナインの信頼の厚いエースだけに簡単には交代できない。
かろうじて1回は3点に抑え、2回からは立ち直りを見せようとするも4回に再び連打を浴びて自責点6でノックアウト。そんな感じで午前中の仕事を終える。
正直に仲間に今日は調子が悪いこと、それも全身筋肉痛状態であることをカミングアウトする。でも仕事は今は3人で回しているので、休み休みにしても少々大目にみてもらいつつ、なんとか一日の仕事を終える。

でも、今日一日頑張れたことで、僕は今夜しっかり身体をケアしてゆっくり眠ればきっと明日は大丈夫と信じてやっていこうと思う。
何よりも今日は山の美しい一日。大町市街地からは後立山連峰が美しく見える。
わが蔵の前から爺ヶ岳、鹿島槍、針ノ木岳をパチリ。
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これから雪深く厳しい冬がやってくるけれど、ときどき忘れた頃にこんな風に美しい山々の姿を見ることができれば、それだけで僕は頑張っていける。

好きな場所で好きなことを仕事にすること。僕はせっかく今そういうことをしているのだから、これくらいの身体の辛さで弱音を吐いていてはいけない。だって、確かに身体は辛いけど、心は本当にストレスフリーなのだから。
覚えなければいけない段取りややり方の多さに、はっきり言ってそれがストレッサーになっても不思議はないのだけど、出来上がる酒の美味さを想像すれば、その楽しみの方が大きいのだ。
今はがむしゃらに見よう見まねでいいから、細かいことを覚えていく余裕がなくてもいいから、とにかく継続こそ僕らの力なのだ。

さあ、ぼちぼち寝ようか。おやすみなさい。

※個人的にメール等いただいている方、今は体力を温存するため、なかなかお返事できません。とりあえずこのblogで近況報告ということにさせてください。やっているうちに少しずつでも余裕が出てくるはずですから、それからゆっくりお返事します。

※毎度書いていますが、本題と関係ないトラックバックは削除します。
 今も機械的に僕が書いた言葉の一部を拾ってつけられたトラックバックがありました。全然内容と関係ないじゃないの!アクセスカウンターが増えてないのにトラバがつくこと自体おかしなことなので、僕はそういうの大嫌いです。
まぁ、言葉尻つかまえて難癖つけてくる奴らよりはまだマシか。
【2007/11/14 21:23】 | 新米蔵人日記 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
きみに恋をした、僕はすこし狂う
酒蔵は日に日にやることが増えてきている。明日はこの時期にしては異常に最高気温の上がる日ということで、晴れている間に一気に片付ける仕事を集中してやると同時に、麹づくり、もとづくりも日に日に量が増えてきて、体力的にちょっと辛い状態になってきた。とりあえず今年の造りで使うタンクはほぼ全て洗浄が終わって一安心。

朝、まだ早起きがしきれない。今は目覚ましの鳴る時間を毎日30分ずつ早くして、今週末からの4時半起き6時始業に備えようとしているのだけど、今朝も5時半のアラームでは一発では起きられず、結局6時過ぎまで立ち上がれず。催眠作用のある薬を処方どおりに飲んでいるとやはり朝は辛い。今夜から半量にしようかな。

そんな僕のここ数日の通勤ミュージックは土岐麻子特集なり。
いよいよニューアルバム「Talkin'」発売まであと1週間、エイベックスのオフィシャルサイトでは試聴できる曲が増えてきたりPVの一部が見られたり、blogでは本人による楽曲解説も始まったし、この手の高感度「気持ちいい系」ポップス好きの人間には嬉しい日々。先行配信シングル「ファンタジア」を、今日の往路はひたすらリピートした。
彼女の書く歌詞は前作のオリジナルアルバム「Debut」やCymbals時代のものを含め、結構「乙女チック」(これ死語やね)で、それを良質のポップミュージックに乗せて歌う彼女のナチュラルで優しい歌声に、僕は本当にノックアウトされている。

タイトルは、「ファンタジア」の中で僕が一番好きなフレーズ。
恋をすると人は新しい自分を発見する。それを「少し狂う」という表現で歌える土岐ちゃんのポップなセンスには今回も脱帽。少なくとも僕にはない言葉遣いだし、今まで一目惚れの一瞬で終わってしまったものから長年続いたものまでたくさん恋をした僕から見れば、言い得て妙なりという表現。
いつか、僕が素敵な女性ヴォーカリストと共演できる日が来たならば、ぜひカヴァーしたい1曲だと改めて思う。僕はキーボード(それもエレピだけではなく、オルガンとブラス系の音も使いたい)とサビの部分のコーラスがしっかりできるように、車の中でハモる練習などしてみたり。
きっと僕は土岐ちゃんに恋してるのだろうな。
この歌詞はこれから真冬に向かっていく季節には本当にぴったりだ。これからきっと各FM局でパワープレイされるはずなので、ぜひお聴き逃しなく。

そして最近の僕のヘヴィローテーションのひとつは、トランペッターで良質なポップミュージック表現者のひとりである道下克己さんのソロプロジェクト「みちしたの音楽」のバート・バカラックへのトリビュートアルバム。メインヴォーカリストとして土岐ちゃんが起用されているのもあるけど、誰もが一度は聴いたことのあるバカラック・メロディーを、原曲以上にゆったりと聴かせてくれるのには本当に心が落ち着き、同時に歌心が踊る。

目指せ、安曇野のバート・バカラック。今の音楽は東京のマーケットを中心にせいぜい名古屋、大阪あたりで回っている感じはあるけれど、田園生活の一部分としてメロディメーカーになろうとしているヤツがいてもいいんじゃないかな??

給料が入ったら、Mac Miniより前にやっぱり電子ピアノを買おう。円貨で使える預金額はついに120万にまで減ってしまったけど。円高のあまりの激しさに外貨預金はまったく崩せないから、資本金100万でなんとか僕のたのしい暮らしを回していこう。
【2007/11/13 22:45】 | 田園音楽生活 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
虹の彼方に、でもソンナノカンケーネ
昨夜からの雨が小降りになり、陽射しが差し込んできた朝。
酒造りのイメージとして「朝が早い」というのは酒飲みの共通認識としてあると思うのだけど、まだ仕込みが本格化していない今の時期は「8時始業」というスケジュールで動いている。身体が肉体労働モードに出来上がるまでのウォーミングアップとしての意味合いもあるのかもしれない。
そんなわけで、今は日の出の後に通勤している。20km、車で夏道なら30分という距離。途中いろいろと景色を眺めつつ気持ちよく走れるのは、晴れた朝でも雨の朝でもいいものだ。

今日、久しぶりに虹を見た。いわゆる「西山」と呼ばれる北アルプスの前衛にある山々の標高1300mぐらいのあたりから上にも雪が下りてきたが、その稜線に虹の右の架け橋があった。
運転中ながらデジカメをハンドルの上に構え、フロントガラス越しにシャッターを切る。もちろん液晶画面もファインダーも覗くことなく、勘だけでシャッターを押してしまうので、虹のような写りにくい被写体を撮るにはこのやり方は失敗写真が10枚中9枚を占めることになるわけで・・・
そんなわけで、よく写った2枚をここに載せよう。
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はっきりと写っていないのだけど、この虹を見たときの僕は、ラジオを消して「Somewhere over the rainbow・・・・」と口ずさんでいた。

今日は北アルプス山麓はとても忙しい天気だった。
未明の冷たい雨から午前中は晴れながらも天気雨がときどき降る。気温がもう少し低ければ、これは雪になっているはずという、冬の日のような天気。そして午後からは激しく雨が降る。
そんな中、今日は麹の管理、新しい麹を作るための米の浸水とそこから甑への移し換え、さらには発酵タンクの中の洗浄と盛りだくさん。
中でもタンクの洗浄は実際に5kl~10kl入る大きなタンクの中にはしごを使って入って消毒薬で内部をデッキブラシでこすって洗うのだ。これ、高所恐怖症や閉所・暗所恐怖症の人には絶対できない仕事。井戸の底に入るのと同じ感覚かもしれない。(ハルキムラカミの引用です)
事実、洗浄剤で滑りやすくなっていた足元を掬われて転倒し、頭から洗浄剤の雨を浴びることになったりもした。(もし僕の白髪が増えたり変な禿げ方をしたりしたなら、この洗浄剤の雨のせいだ。)
でも、タンクの中は結構いい音が反響する。いつかここでヴォーカル録りしてみたいなぁ。

帰宅後、新聞休刊日の今日は僕はいろんなネットニュース・サイトをつい見てしまう。テレビはなくても生きていけるけど、新聞かネットニュースがなければ僕は極度の情報欠乏症になって、国境の南にはなにがあるのかすらわからなくなりそうなのだ。
その中で見たニュース。昨日の中央競馬の新馬戦に「ソンナノカンケーネ」という馬が出走したとか。日本の競走馬の名前はカタカナ9文字以内と決められているので、カナで書かれるとなんとなくイタリア語っぽく見えるけど、元ネタはもちろんあいつのあの芸なり。
僕自身は競馬場の町で育ち、ちょうどJRAの競走馬のトレーニングセンターが茨城県の美浦村にできたときに小学校4年生で、厩舎関係の仕事をしている父親を持つ同級生が何人も一気に転校していったこともあって、競馬は身近なところにありながらも妙に遠慮がちにその世界にはなかなか入り込めないギャンブルだった。好きだった女子も転校してしまい、僕の淡い恋心を奪った憎き競馬なのだ。

そもそも僕はギャンブルをしない。若かりし日には競馬ブームもあり(武豊とは同世代)、一応嗜みとしてやってみたりしたこともある。年上のガールフレンドと競馬場デートをしたこともあるし。(ただし、場所は地方競馬の大井競馬場。ちょうど中央競馬人気に負けじと、ナイター競馬「ツインクルレース」を始めた頃だ。) 一応競馬新聞なんか買ってみたりしたけど、見方はよくわからないふたりは、名前買いでその夜の飲み代を残したところで予算オーバーにて終了という痛い思い出がある。「儲けたらその夜は帝国ホテルに泊まろうか」なんて言ってたけど、僕らにはビギナーズラックは訪れなかった。
※この話はいつか短編小説として書いてみようと思ってるので、お楽しみに。
また親しい友人には競馬好きも多く、競馬はしなければタバコ臭いところに行くことすら嫌なのに場外馬券売り場で待ち合わせをしたこともある。

でも結局、ギャンブルは所詮ギャンブル。地道にしっかり自分の仕事をこなすことの方が、一発に賭けるよりも僕には向いている。だから、30代になってからは一切ギャンブルには手を出していない。パチンコはやはりタバコ臭さと僕にとっては騒音でしかないうるささに我慢のならない場所だし(健康増進法とやらで分煙化されたのだろうか?)、麻雀もやらないし、ましてや公営ギャンブルの類や非公認非合法な賭け事はとてもやる気になれない。

まぁ、これから「ソンナノカンケーネ」がしっかり育って全国放送される重賞レースに出走してトップを争うようなことがあれば、実況で「そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、はい、オッパッピー」と叫ばれることだけを楽しみに競馬中継を見てしまうのかもしれないけど。
もっともそれまであいつが生き残っているかどうかの方が心配なのは言うまでもない。
【2007/11/12 22:22】 | 新米蔵人日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
今日の酒造り(11/11)
ヤバイ、完全に寝不足だ。でも二日酔いじゃないからよいとするか。
ヤバイ、朝ごはん食べてる時間がない。しゃあない、カップラーメンだ。
ヤバイ、遅刻ギリギリだ。しゃあない、スタッドレスだけど頑張って走ろう。

そんな風にして今年の酒造り3日目(僕にとっては2日目)が始まった。

今日の作業は、昨日あらかじめ甑で蒸された麹米を麹に育てるための室(麹室)に運び入れるところから始まる。酒造好適米ではない米を使っているけれど、香りはなかなかいいと杜氏さんも納得している。新米の僕はうなずくことしかできないけれども。

そのあとはひたすら蔵の中の大掃除を引き続き行う。発酵タンクの上がかなりほこりをかぶっていて、それを拭き掃除していてほとんど1日が終わってしまったような感じだ。

昼食後、今日は30分ばっちり昼寝して、すっかり元気を回復。午後はちょっと腰が痛みはじめてきたけれど、継続は力なり。きっとこれを乗り越えれば一気に体重が減る方向に向くはずだ。

夕方最後の仕事は麹室に入って麹米をかき混ぜること。低温サウナと同じような温度になっていて、汗だくになってやる。昔は裸でやった仕事だし、今でも暑過ぎると裸になるそうだけど、今日はさすがにTシャツ1枚で頑張る。
さあ、これからどんな麹に成長していくのかな。

雨上がりの夜、星がとても綺麗だ。
新月の翌日、中心市街地にありながらも星の綺麗に見える大町の街。
もうすぐ雪の降る時期になっていく。
【2007/11/11 22:29】 | 新米蔵人日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
秋を満喫
※更新が遅れてすみません。やっぱりPC持たずに出かけると書く気力がないようです。

ということで、9日の夜、最終の高速バスで名古屋へ。到着後すぐにホテルにチェックインして、栄・住吉の友人のお店「Tamari Bar」へさっき出がけに収穫したばかりのズッキーニ(たぶん今年最後の収穫)とブロッコリーを届けがてら、ビール3杯と「ボウモア12年」を飲みつつ語り合う。
僕が今、蔵人として働き始めたことを伝えると、「日本酒はあまり飲まないけど、新酒ができたらすぐに教えて。お金出して買うから」と言ってくれてとても嬉しかった。
メニューには日本酒のないバーだけど、この時期だけは「金蘭黒部」がここでも飲めるかも。マスターと共通の友人である皆さん、楽しみにしていてくださいな。はい。

結局ホテルに戻ったのは25時過ぎ。バスの中で眠れなかったせいで結局21時間ぶっ通しで起きていたため、そのままシャワーも浴びずに倒れこむように眠る。

10日。なんとか天気は持ちそうだ。
この朝楽しみにしていたのは、「名古屋の台所」柳橋市場で朝しかやってない定食屋さんかラーメン屋さんで朝ごはんを食べ、お惣菜屋さんとおにぎり屋さんでお昼のお弁当を「作成」しようという魂胆だったので柳橋まで歩いてすぐのところに泊まったのだけど、目が覚めたらもう8時。やばい。9時50分に海上の森センター集合ということは、市場でのんびりしてる時間はない。
あわてて「丸中食品センター」の中のその場でにぎってくれるおにぎり屋さんに直行、朝ごはんの分とお昼の分をにぎってもらう。
地下鉄と、万博後初めて乗る「リニモ」を乗り継いで八草の駅に下りると、NPOの仲間に「おはよう」と声をかけられる。久々の再会。安曇野に遊びに来たいと言ってた彼と、そんな話をしながら集合場所の海上の森センターまで25分かけて歩く。

今日は環境共育プログラムのコーディネーター養成野外講座の3回目。森を感じるというテーマで歩く。
万博の際、この森を切り開いて会場を造るというのが当初の計画だった。そして跡地は住宅団地にするという構想。とても環境を標榜する博覧会のやることとは思えず、僕は当初からこの計画には反対だった。もちろん僕が動く以前に既に大きな反対運動の盛り上がりがあり、全国的にも知られるようになったことで、博覧会協会は計画を変更し、海上の森は大部分が森(里山)として残されることになった。
そしてここにきっといるのではないかという「森の精」をモチーフに「モリゾーとキッコロ」というマスコットが生まれた。万博が終わって2年が過ぎた今も、まだ根強い人気を持ち続けるキャラクター。イベントなどでふたりの着ぐるみが登場するとなると今もたくさんの子どもたちが楽しみに集まってくるほどだ。

でも、実際にこの森に来てみると、意外に「しょぼい」ところと思う人が多いという。だけど森の中で脈々とたくさんの生命が育まれていることを知ると、ここが開発著しい名古屋郊外ではとても貴重な場所だということを理解してもらえる。
だから、僕らは環境共育という理念を実践するに、名古屋近辺では一番手っ取り早い場所のひとつであると、この森を本当に大切に思うのだ。

4時間弱、いろいろな生命の息吹を感じながら歩くことで、僕もすっかりリフレッシュ。着ぐるみではない本物のモリゾー・キッコロたちに知らず知らずに出会っていたのだろう。
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名古屋駅に戻り、バスを待つ1時間ほどの時間の間に、新幹線口から徒歩10分弱のところにある銭湯「平和湯」へ行く。昨日、今朝とシャワーすら浴びる余裕のなかったうえに、帰ってから温泉に行ける時間でもなく、明日も早朝から仕事となると、ここで風呂に入れることはとても貴重な時間だった。
ビルの2階にある設備の充実した銭湯。小さいながらも露天風呂があったり(それも炭風呂!)、メインの浴槽はだいぶくたびれてきてはいるものの立派なヒノキ風呂。5年ぶりぐらいに訪ねてみたけれど、駅から近い銭湯としてこれからも頑張って欲しいと心から思う。駅前銭湯は本当に僕ら貧乏旅行者には大きな味方なのだ。

帰りの高速バスは、途中で事故渋滞にはまり、1時間半遅れで松本インターに21時半に到着。安曇野地球宿の「アイガモの命に感謝する集い」もすっかり佳境に入っている状態で合流したため、勢いでそのまま26時まで飲んで語ってしまう。ああ、明日は6時起きして家に帰って着替えてから出勤なのに・・・
まぁ、残しておいてもらった鴨鍋がうまかったのでよしとしようか。
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【2007/11/11 21:46】 | ちょっとお出かけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
酒造り、初日。
今日は蔵の掃除と最初70kgの米を浸す作業で一日が終わった。
はっきり言って想像通りの肉体労働。一冬でだいぶ鍛えられるだろうなぁ。
おかげでご飯のおいしいこと。一緒に働く津村さんが去年はあれだけ動いたのに太ったと言ってたのがわかる気がする。
脱メタボ一直線の肥え方。春が来て山スキーのシーズンになったら、筋肉質の身体に少しでも戻れたらいいな。

ということで、蔵入り2日目にして、明日はお休みをいただく予定になっていて(蔵入りする前から入っていた予定なので許可されたのだ)、これから最終の高速バスで名古屋へ行きます。
で明日は、環境共育プログラムのコーディネート実習になぜか「講師」登録で行って来ます。「愛・地球博」の会場の一部となった「海上の森」。着ぐるみじゃない、本物のモリゾー・キッコロに会ってきます。

では、書けたら今夜、ホテルの共用PCで続き書きます。(久々に今回はPC持たずに必要最小限の荷物だけで出かけます。)
書けなかったらまた明日ということで。
【2007/11/09 17:55】 | 新米蔵人日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
さあ明日から
ええと、今までの僕の人生の中での言動、つまり「東京の阪神ファン」的な、「マルクスを学びながらも共産党や社会党よりも日本新党や新党さきがけや田中康夫氏を支持してきた」ような、そんなひねくれポップな生き方を見てきた古い友人たちの中から、僕がもっぱら密造酒を造るという噂が出てきているのでちゃんと説明します。

明日から、僕は長野県大町市の「株式会社市野屋商店」に「酒造蔵人」として就労します。

つまり、正式に免許を持つ酒蔵で、酒造りに励む訳なのだ。いうまでもなく合法的に日本酒を造るわけだ。

今年の造りはとにかく勉強に励み、今後10年は冬場は大好きなスキーや冬山の時間を大幅に縮小してまでも頑張って一人前の醸造家を目指したいのだ。

そこんとこ、よろしくっす。
ちなみに今年の酒造りは同級生の杜氏さんを中心に、4人で造る。若手が昔ながらの手づくりで造る「金蘭黒部」をどうぞよろしく。(ただし、99%地元消費なので、長野県内でも手に入らないところが多いのが難点。北アルプス山麓エリアにお越しの際は、「ジャスコ」や酒の量販店「マルキョウ」、大町市街地の「横川酒店」にも置いてあるので、ぜひ飲んでやってください。)

というわけで、今日は結局一日ほぼ出ずっぱりで、明日からの生活に備える一日。
いい天気なので本当は畑をしっかりいじりたかったけど、そこまで時間が取れず、やむなく投光器代わりの強力な懐中電灯を買ってきて、夜明け前、もしくは日の入り後に残りの農作業をするという強硬手段に出るしかなかった。

朝一で職安へ。雇用保険関係の手続きをする。結局失業手当は1銭たりとももらうことはできなかったけれど、5ヶ月ちょっとの季節雇用であることで1日1500円程度の「就業手当」をもらい続けることができることになった。これで蔵からの日給月給と合わせて、サラリーマン時代の半分程度は収入を確保できる。あとは夏場にしっかり収入を得られることが大事なわけで、「好きな場所で好きなことを仕事にする」という目標を現実にすべく、冬の間も種を蒔き続けようと改めて思う。

職安で予想外に時間を取られ、病院にはなんとか午前の診療受付時間に間に合う。1ヶ月分の薬をもらい、これで蔵入りの準備ができた。
来月からは半日休みをもらって通院する必要がある。その分給料は減るけど、まぁ、仕方ない。薬に頼らなくても元気に暮らせる僕に戻ることが大切なのだ。

午後は予約していたスタッドレスタイヤを取り付けに行き、歯医者で差し歯の応急処置をしてもらって、その後散髪へ。都会暮らしの時代はユニセックスの美容室に通っていた僕だけど、これからは帽子やバンダナや手ぬぐいで髪型を見せる機会もあまりないからと、こっちに来てからはずっとカット15分で1500円の店で済ませている。もちろん今日も1500円。
だけど、一番近くの店は17時半で受付終了。やむなく車で10分走り、チェーン店で19時まで受付している店へ行く。ガソリン代がもったいないけど、今日を逃すと清潔感の必要な職場では長髪はやはりいけない。

結局、今夜は夕食を作っている余裕がなく、スーパーで半値処分のいなり寿司と刺身で前祝い。刺身も普段は買わないまぐろの中トロを買う。これくらいの贅沢しても誰も文句言わないよな。

明日からはなかなかお日様を拝むこともないかもしれない。とくに大北地方の冬の厳しさはもしかしたら僕の病気には逆効果なのかもしれないけど、ここまできたらやり遂げることが何よりも大切なことなのだ。

夜、土岐麻子嬢のニューアルバムから、ネット配信先行シングルとして「ファンタジア」が配信されていると聞き、早速iTunes Storeからダウンロード。大阪のライブではオルガンアレンジが特徴的だったけど、構成しているすべての音をしっかり聴けるピアノトリオ+1管、そして土岐ちゃんのヴォーカルだけというシンプルなアレンジでこれはこれですごくいい。
さらには何を思ったのか、Napsterで10ccの名曲「I'm not in Love」のカヴァーをあるだけダウンロード。ジャズからヒップホップ、ハードコア風まで、実に盛りだくさんで、いい歌はいろんな形で残るものだと改めて思う。
僕も一生に数曲でいいから、そんな多くの人の心に残る歌を書いてみたいものだ。
でも今の僕は歌詞が書けない。昔詩人になりたかった頃は言葉を凝縮することに面白みを持っていたのだけど、小説やエッセイを書くようになって、逆に小さなイメージから膨らませて書くことの楽しみを知ってしまったので、もう一度言葉を凝縮する訓練をしなければいけない。

誰か作詞してくれませんか? 我こそはと思う方はぜひ、送ってください。

ということで、明日は4時半起き、ぼちぼち寝ますわ。おやすみなさい。
【2007/11/08 22:17】 | 農的生活日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
「一番搾りとれたてホップ」についての一考察
そんなわけで昨日の帰りの車内で飲んだキリン「一番搾りとれたてホップ(缶)」が、瓶とは全然違う味がしたことについて、友人のブログにもコメントしてしまったこともあり、今日改めて飲み比べて検証してみることにした。
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まず、僕がこれは最高にうまい、「一番搾りスタウト」に続く会心作だと思った「一番搾りとれたてホップ(無濾過生)」。明らかにカスケードホップを使っているのがわかりつつ、しっかりモルティな味わいもあり、やはりこれは美味いと思った。
泡の立ち方もオールモルトらしくキメが細かく、香りがしっかり立つのは素晴らしかった。
ワンウェイ瓶であることが唯一の不満。
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次に「一番搾りとれたてホップ(缶)」を飲んでみると明らかに違う味。
少なくともホップはカスケードではない。香りの華やかさはまったくない。
そのうえ「一番搾り」らしい苦味のなさがそのままで、レギュラーの「一番搾り」とそれほど違いのない味。残念ながらこれは僕の好みじゃない。
原材料を見ると「無濾過生」が「麦芽、ホップ」のみとなっているのに対して、「缶」は「米、コーン、スターチ」が混じっている。
これじゃぁ同じラベルで売ったらあかんよ~。JAROに訴えてやるぅ。(嘘)
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たった50円ほどの値段の違いでこうも違うとは、本当にびっくり。

5年前の秋、キリンの仙台工場を見学したときに、「季節限定新製品」として試飲させてもらった「一番搾り<毬花>」のときは、日本の大手メーカーでもこんなに香りの高いものを商品化できるのだと感動すらしたけれど、サントリー「ザ・プレミアム」やサッポロ「緑エビス」のようなホッピーかつモルティなピルスナーが出てきて僕らの舌も肥えたんだろうな。

そういえば、もう17年も前、就職活動中に大学の先輩で「一番搾り」の商品開発に当たったという人と何度か会った。その当時から僕は「一番搾り」には違和感を覚えていたせいか、結局キリンさんとはご縁がなかったのだけど。

某政党の某代表氏がうやむやなままに辞表撤回したのを見て、僕も他山の石ではないけれど、人のブログにとやかく書いてしまった説明責任を果たす必要があると思ったので、あえてこんな記事を書いてみました。
【2007/11/07 21:54】 | 大好きなお酒たち | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
第14回信州のワイン試飲パーティ
醸造家を目指す人間として、テロワールにこだわった信州ワインの毎年の出来は非常に気になるものだ。ましてや実家の別宅を安曇野穂高に構えることになったとき、僕はワイン品種のぶどうを植えたいと思って、実際に白ワイン品種の「ナイアガラ」や赤ワインとしてもおいしい「巨峰」を植えたのだけど、結局常駐できなかったことで全部枯らしてしまったのは苦い思い出。
ワインは僕が造りたいビールや日本酒に比べたら、比較的簡単に造れる。パン酵母でもそれなりにおいしい赤ワインができるということについては経験済みだけど、本物のワイン酵母を使えばもっとうまいものができるのではないかと思うも、無免許の人間にはなかなかそれを手に入れる機会は得られない。

そんなわけで、ワインの自家醸造に関しては諦めて、地元の情熱を持った素晴らしい醸造家たちの作品を楽しむことに専念しようと思っている。だから今回日本酒造りに入るタイミングと重ならなければ我が家で遠方からも近場からも友人を集めて「信州ヌーボーを楽しむ会」をやろうと思って、各社の新酒を少しずつ買っていたのだけど、今年はやっぱり無理だな。
来年以降、僕の冬場の暮らしに対する見通しがしっかりできるようになってから、ぜひやろうと考え直している。

そんなわけで、普段は購読していない「信濃毎日新聞」を某温泉施設で立ち読みしたときに見た「信州のワイン試飲パーティ」に今年は行ってみることにした。
しばらく乗っていなかったマウンテンバイクで穂高駅まで下りて(帰りの標高差200m弱の登りのことは考えずに)、大糸線で松本に出る。最近はラッシュ時間帯を外せば松本まで車で行くことも多くなっていたので、電車で行くのはなかなか新鮮な気分だ。

会場は松本では一番のホテル「ブエナビスタ」。一流のワインを一流の料理人が作った料理とマリアージュさせながら楽しむことができる。それもかなり地産地消に近いことができる豊かな信州の食材も多く使われる。
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うん、立食形式で落ち着かないけど、さすがに料理はおいしい。そして新酒から10年近く寝かせたワインまで、合わせるワインは各ワイナリー自慢のものばかり。
長引いた梅雨で心配された今年のブドウの出来も、夏の記録的な暑さ(最高気温35度・最低気温21度という日較差の大きさ)で、なかなか素晴らしい新酒が出来上がっていた。
新酒を各ワイナリーのものを一通り飲んだら、ヴィンテージものを楽しむ。
この10年ほどでは、1996年、2002年、2003年、2005年が当たり年だったようで、少数ながらその年のものを持ってきてくれたワイナリーも多く、いろいろ楽しめた。
各ワイナリーの方たちとしばしワイン談義。造る酒は違っても僕も醸造家を目指す者として彼らの情熱を直に感じることができたことが一番の収穫だった。
だけど、さすがに満腹になるまではビュッフェ形式では難しく、5000円という会費のモトを取るにはちょっと難しかった。試飲で注いでくれるワインも1回30cc以内という少量。
ワインは僕は多量に飲めないので、結局だいぶ損をした気分だ。
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クジ運が極めて悪い僕なので、かなり高確率で当たる(倍率10倍程度)抽選会でもまったく当たることもなく、また大好きなワイナリーが参加していなかったこともあって、「来年からはわざわざ無理して参加する必要はない」と判断するに至ったのがちょっと残念だった。

帰り道、コンビニでビールを買って飲んで、やっと心が落ち着く。
ああ、僕にはやっぱりビールが一番だ。
(ただ、そのビールにはいろいろ思うところがあったので別記事にて書きます。)

穂高駅から自宅まで5kmほどで標高差200m近くを登るという帰り道、頑張って一度も下りることなくしっかり登りつづけたら、気温6℃ほどの状態でも相当な汗をかく。帰宅してすぐに着替えたけれど、どうも風邪がぶり返してしまったような気がする。
まいったなぁ。おかげで翌朝(つまり今朝)はだるくて起き上がれなかった。たかが自転車あなどるべからず。筋肉痛とも風邪の発熱による関節痛ともつかない痛みが今日は一日し続けた。
ああ、昼間家にいられるのは明日が最後だ。通院にスタッドレスタイヤへの履き替え(早期割引で雪が降るだいぶ前に履き替えることに)、さらには差し歯がとれてしまったので歯医者にも行かねば。(でも地元では歯医者に通い続ける時間がないので、1回くっつけるだけで終わりにしてくれないと困る。歯医者ほど患者を囲い込む業種もないからなぁ。)
【2007/11/07 21:30】 | 大好きなお酒たち | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
冬支度の合間に、気持ちのいいお店と紅葉風景に会いにいく
日中家で仕事ができるのは今週木曜までということで、今週は冬支度と部屋の片付け、そして頼まれ仕事を少しでも形にすることという動き方をしている。

昨日はデイリーエッセイを書けずにいたので、まずは昨日の出来事から書こう。

午前中は庭先の畑の整理。玉ねぎにマルチをかけようかどうしようか迷ったけれど、これから天気が崩れるようなので一雨降るのを待ってから考えよう。
すっかり枯れてきたトマトを全部倒し、堆肥づくり用の穴に放り込む。割れてつぶれた実を全部は拾えなかったので、来年こぼれ種からまたトマトが出てくるかも。
豊作だったズッキーニも今、最後の実が2本ついているので、今週中に収穫したらこれも抜いてしまう必要があるし、ピーマンももう新しい花はつけなくなってきたようなので、今実ってるのがある程度熟したら抜くことに。
野沢菜も赤カブも島にんじんも水菜もまだ収穫には早すぎる大きさなので、月末頃までに投光器を用意して夜間に収穫できるようにしなくてはならない。後でホームセンターに見に行ってこなければ。

すっかり遅くなってしまった昼食時。地球宿のオープニングイベントで知り合ったユッキーさんのやっている、大町の「wa cafe ポレポレ」を訪ねてみる。あいにくユッキーさんは不在だったけれど、有機野菜たっぷりの「甘くて辛いタイ風ココナッツミルクカレー」をいただいて、そのおいしさに大満足。サラダとセットで900円、これでオーガニック・フードを満腹になるまで食べられるのは嬉しい。
何よりもお店の雰囲気は全体としてアジア系の無国籍風のインテリアながら、どことなく沖縄や和のテイストも感じられて、とてもいい感じ。そして窓から見える後立山連峰の美しさが背景となってより一層ゆったりとした雰囲気が醸し出される。
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なんとなく、僕がホームページ作成をお手伝いした友人、ゆかちゃんのアロママッサージのお店「天土のおと」(大分県杵築市)とも通じ合う居心地のいい空間。(さりげなく宣伝もしておきました!)
ユッキーさんと一緒にお店をやっている相方の女の子(ごめんなさい、お名前聞いてくるの忘れました。ペコリ)もなかなか感じのいい人で、こんな人たちがつくったお店だからこんなにゆったりとしたいい雰囲気が出てくるのだと実感した。
お店は「青島公園」という公園の中にあり、暖かい時期は外にもテーブルを出すそう。また春は桜の綺麗な場所なので、お花見がてら「ポレポレ」でのんびりというのも良さそうだ。
これから仕事帰りにおいしい珈琲をいただきにちょくちょく寄らせてもらうことになりそう。

 wa cafe ポレポレ
  大町市社 4682-356 青島公園内 (*農具川沿い側)
   県道51号大町明科線沿い
  営業時間 : ごぜん11時~ごご7時ころまで
  定休日   :隔週火曜日・毎週水曜日


お腹がいっぱいになった後は、池田町・大峰高原の大カエデを見に行く。ここからは北アルプスの展望もよく、畑に囲まれた高原にきりりと立つ大カエデの凛凛しさにはどんな季節に行っても心が洗われる。
もう紅葉が色あせてきていたことも、平日だということもあって、ほとんど人は来ていなかったのでゆったりとした気持ちをしっかり維持して楽しめた。そして雲の美しさにも改めて感動。
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大峰高原から下る途中、大好きな落葉松の紅葉が綺麗だった。
高台から見る北アルプスもうちの近所で見るのと比べてはるかにダイナミックな広がりを見せてくれる。
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帰宅後、また少し畑をいじって、寒くなってきたので部屋にこもる。そしてちょっとシエスタのつもりが、気がつけばもう17時半過ぎ。2時間半も眠ってしまい、既に外は暗かった。さすがに楽勝な山でも山から下りてきた翌日は疲れが出る。

そして、ホームページやらチラシやらの作成に追われる宵のうち。
さて、これから蔵の仕事が始まったら、こういう仕事はもっと集中してやらなければ。でも僕らしく、ゆったりとのんびりしながら、思想をめぐらせて形にしていくスタイルを貫けば楽しくできることだろう。
【2007/11/06 13:25】 | 安曇野を歩く | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
今年の山、小遠見山(2007m)へ
※11/05 10:30 追記
  やっと文章載せましたので、読み直してやってください。

昨夜寝たのは25時半にもかかわらず、4時間半睡眠でしっかり6時に目が覚める。やはり楽しいことをしようというときにはちゃんと目が覚めるものだ。今週末からの酒蔵生活でもその調子で楽しみながらやっていけば大丈夫なんだろうな。

昨日近所のスーパーで閉店間際の投売りになっていたサンドイッチをかじり、インスタントのスープで身体を暖めいざ出発。
途中コンビニで行動食(おにぎり、ビスケットなど)を買い、僕の旅人時代の常宿だった「白馬風の子」に寄って、今日が有効期限(運転最終日)のゴンドラ「テレキャビン」のサマーシーズンの割引券をもらって五竜とおみスキー場に着いたのが8時45分。
トイレに寄ってから9時ごろほとんど開店休業状態のゴンドラに乗り、アルプス平(標高約1600m)へ一気に上る。

歩行開始は9時15分。上のリフトが既に冬営業に備えて運休中なので霧の中を歩いて登っていく。
途中で木道歩きに飽きて管理用の林道に出て歩いていると、なんだか目の前(ほんの50m先)を親子の動物が歩いて抜けていくではないか!はっきり姿は拝めなかったけれど、大きさと歩き方からしてどうもツキノワグマの親子のようだ。そろそろ冬眠に入る時期にこんなニアミスをしてしまうとは・・・
まぁ、真正面で出合い頭だったり、もっと視界がはっきりしていたりしたらヤバイことになっていたかもしれないけれど、向こうは僕の姿を認識していなさそうだったのでそのままスルーする。
今年は猛暑だったけれど、山は結構木の実が豊富に残っているから、それほど里に下りてきて悪さをしたという話も聞かなかったし、いくら親子連れでもそれほど心配はないはずだ。
(誰やねん、クマはクマを呼ぶと言ったのは?!)

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スキー場の山頂「地蔵の頭」を過ぎて、少し行った先には、クマの食い散らかし方によく似た赤い実が・・・ もっとも僕らが彼らの生息域にお邪魔しているのだという考えを持っていれば、それほど怖がる必要もないのだ。だから僕はクマらしき姿を見られて嬉しく思う。

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標高1900mあたりからは、霜柱を踏みしめて登っていく。この標高も先々週はちょっとは雪が降ったのだろうか。地温と気温の差がはっきりと顕われる。


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10:20、コースタイムの2割減で登頂。これ、最近の体調のいいときの僕の山での目標で、今日は達成できて嬉しかった。体重が減れば楽勝だということもよくわかった。(ここ数日でダイエット効果が出てきた。まだまだベスト体重には遠いので、冬の間頑張って鍛えよう。)
小遠見山、標高2007m。今年の山の登り納めかな。

晴れていればここから眺める鹿島槍、五竜岳、そして白馬三山の姿が美しいのだけど、今日はあいにくの雲の中。朝霧なので1時間も待てば晴れてくるのではないかと思って紅茶を沸かしながら待つ。
そうこうしているうちに途中で追い抜いたおばさんたち12人の大パーティが30分遅れで登ってきて、一気に静かな山頂は喧騒の中に。群れることが大嫌いな僕は、荷物をまとめて退散。そのとき「1時間もすれば霧が晴れて稜線が見えてくるはず」と言い残して下山の途に。途中、見晴らしのいい場所で、自分だけのゆったりとした時間を過ごすための戦略なり。

※群れることは嫌いでも、自立した個をもつ人たちの集団に加わって会話をすることはとても重要なことだと思っているから、地道に地域で環境や自然のことを考え活動している人たちのネットワークを作りたいなどと言うことは矛盾していないはずだけど、いかがでしょう?

そして、途中何度も小休止を取り、少しずつ霧が晴れていくのを眺め、紅茶をもう一度沸かしたりして登りの倍以上の時間をかけて下る。
すると、五竜~唐松~八方尾根の稜線ははっきりと拝められるようになってきた。静かな山で静かに思索する時間。気がつけば「Amazing Grace」を口ずさんでいた。

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五竜岳と唐松岳の間にある「大黒岳」。周囲の山々に比べると低いのだけど、いつ見ても孤高の存在感を覚える山だ。来年はその先、不帰のキレットも越えて白馬三山まで縦走するぞ。

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今日一番晴れたとき。地蔵の頭から五竜~唐松の稜線を眺める。
本来ならその右側奥に見える白馬三山は時折霧の合間から少しだけ姿を見せるもそれはほんの一瞬、残念ながら写真に残せるような鮮明さは見られなかった。

13時半、テレキャビン山麓駅に帰還。途中ちょこちょこっと行動食は摂ったけれど、やはりお腹がすいてきた。久々に白馬村内で昼時を過ごすので、白馬でしか食べられないものを食べたいと思い、車を白馬町のはずれまで走らせる。
行ったのはもう20年近く、年に一度は訪ねている「食堂たかはし」。町の大衆食堂という面持ちの店で、切り盛りするご夫婦はだいぶ歳をとられたけれど元気で嬉しい。
年に1度、それもカツ丼か蕎麦ぐらいをお昼に食べるだけの客だから、僕のことは憶えていてもらえていないけど。
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ここのカツ丼はいわゆるソースカツ丼。信州では結構メジャーな食べ方だけど、伊那谷(駒ヶ根)名物のそれとは違って、卵でとじてあるのは珍しくて、本当に年に1度ぐらい妙に食べたくなるものなのだ。千切りキャベツもたっぷりで、漬物(特に昔ながらの漬け方の野沢菜は美味)と合わせて栄養価もたっぷり。

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食後、日本の原風景のひとつ(「まんが日本昔ばなし」に出てくるような風景という意味で)と言っても過言ではない、白馬村青鬼集落を訪ねる。ちょうど今が里の秋。
そういえば我が家のあたりもいい具合に紅葉しているので、明日あたり載せようか。

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そして下山後の楽しみ、今日の温泉は「白馬ハイランドホテル」の「天神の湯」。ここは別の場所から源泉をローリーしているのだけど、景色は白馬の数ある温泉の中でも最高の露天風呂をもつ。山も晴天なら、真正面に白馬三山~後立山連峰を一望することができる。
温泉だけなら「二度と」レベルだけど、景色のもつ癒し効果も温泉では重要なファクターだと僕は思うから、つい天気のいい日にはここまで上がってきてしまうのだ。

帰りにまた「白馬風の子」に寄って、珈琲をいただきながらゆっくり語り合う。
僕の夢について、その計画性と実現への見通しの甘さを宿オーナー歴20年超でしっかり成功させている大畠さんに指摘されたけれど、行動することと考えることの両面からのアプローチで昇華させて、一歩ずつでも実現に向けて努力していくことの大切さを僕は改めて思うのだった。
しばらくはお金にならないのは間違いなく、夢を実現させるための元手として現金収入をしっかり押さえるためにアルバイトを頑張らなければいけないのも間違いない。そのベースになる資格もいくつか取りたいと思うし、時間を無意味に漫然と過ごすことはやめなければならないのかもしれない。
でも精神的に豊かな状態を保てるならば、お金は生活に必要な分とときどき旅に出る分ぐらいあれば十分なのだ。
まずは最終的な夢への一歩としてこの冬から酒蔵で働けることを誇りに思っていこう。

さあ、明日から家の片付けと冬支度、頑張っていこう。
【2007/11/04 21:49】 | 安曇野を歩く | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
有朋来二軒隣
今日は自宅でちょこちょこっとやるべき仕事があってどこも出かける予定もなく、おとなしく過ごしていた。昼間は少しだけ出かけ、昼食を作るのも面倒だったので安曇野市内では評判の高い博多ラーメンの店に行ったり(さすが祝日のお昼時、10分ほど待たされた)しながら過ごす。
午後からは快晴になったものの、山はだいぶ霞んでいてイマイチだった。マエデの山も紅葉が美しくなってきていたので、もう少し奥の高い山が綺麗に見えていたならば、夕陽の時間になったら常念山脈を眺める名所のひとつ、長峰山に登ろうかと思っていたのだけど、そこに及ぶまでもなく、大好きな音楽を聴きながら友人たちに依頼されていた仕事を少しずつ片付ける。
もっとも友人待遇なので、お金は期待できないのだけど。

そして夜、2件隣(と言っても、間に運動場を挟むので、直線距離は近くても道をちゃんと通ると歩いて5分ほどかかる)に住む古くからの友人が訪ねてきてくれた。僕が蔵に入ると夜更かしできなくなるので遅くまで飲むのは来年春までお預けだからと、とことん飲んで語る。ああ、もつべきものはよき飲み友達と、京都で数日前に思ったことと同じことを感じていた。

友は遠方から来ても2軒隣から来ても本当に大切なもの。
どんなに離れていても近くにいても、同じくらい大切なもの。

今夜はものすごく星が綺麗だ。明日の朝はきっとこの秋一番の冷え込みになるはず。
そして明日は山に登ってこようと思う。きっとこれから山に行けない冬になっても耐えられるように。
(でも、ナイターにしか行けなくても「サンアルピナ鹿島槍スキー場」の「シーズン券」を買ってしまったことも、新しい「カービング・モデル」の「テレマーク・スキー」を買ってしまったこともここだけの話。しめて10万円。Mac Miniは次の次の給料日まで待ちかな。電子ピアノも欲しいし・・・)
【2007/11/04 00:41】 | 農的生活日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
旅の終わりにいつも思うこと、そして・・・
京都の休日も残すところ4時間ほどになり、のんびりまったり月光荘の1階で本を読んだりしながら過ごすのもいいけれど、やはりちょっとは動きたくなっていた。

まずは僕の20年にわたる「こってりラーメン好き人生」の原点のひとつにもなっている、「天下一品」今出川店へ。ここで僕は初めて天一のこってりラーメンを食べた。
ちょうど12時半ぐらいという時間だったせいで、バスから眺めると結構な行列ができている。ほとんどが同志社の学生さんたち。僕が初めてこの店を訪ねたときは連れのバイクに2ケツして行ったっけ。そんなことも思い出す。でもバスを降りて店の前に着くと、行列はすっかり短くなっていて、2分待ちで着席。
年齢のせいか(苦笑)、年々天一のこってりラーメンがますます濃厚になってきている気がすることもあって、たぶん20年前の味に近いと思われる「昭和48年創業当時の味」を再現した「屋台のラーメンを注文する。もちろん「ねぎ大」で。(でも後から来た学生さんが「ねぎ超多め」と注文していたのを聞いて、そのほうがよかったと思ったりもする。)
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うまい。掛け値なしにうまい。こってり感は少々足りないけれど、むしろこれくら味わいがわかる飲みやすいスープの方が今の僕には好みだ。果たして20年前はこの味と今の「こってりラーメン」の味とどちらに近かったか思い出せないけれど、たぶんこの方が原点の味に近いと記憶の奥底で感じていたのかも知れない。
唐辛子味噌やニラで味に少しずつアクセントをつけながら、最後までスープを飲み干す。(最近のこってりラーメンは飲みきれないのだ。) もう春まで天一には来れないけれど、これで思い残すことなしだ。

その後、今出川堀川の「リカーマウンテン」に「長濱浪漫ビール」が売ってないかと期待して立ち寄ってみる。残念ながら「長濱浪漫ビール」はなかったけれど、「丹波ワイン」の今年の新酒の白が出てたので買って帰り、早速昼酒。(車を運転する夜9時過ぎから逆算してギリギリ、タイムリミットだったので、味見程度に飲む。)
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記録的な暑さが吉と出るか凶と出るかが微妙だった今年の夏だったけど、丹波ワインの仕上がりはなかなか良かった。香りの良さと口に残らない程よい甘さが、熟成させたらきっとかなり良いものになると確信させてくれた。
(当たるかどうかわからないけど、一応来週松本である「信州ワインを楽しむ会」に応募しておいたので、当たれば蔵入り前に他の酒も一通り楽しんでいける。)

そういえば、月光荘から一番近い名刹「大徳寺」には、月光荘を拠点に出かけたことがなかったことを思い出し、広い境内を30分ほど散策。特別拝観を3ヶ所でやっていたけれど、時間的に見ている余裕はなかったので、とりあえず、外からちょこちょこっとさわりだけを眺める。
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さすがに11月は4月の桜や5月の新緑と並んで京都の一番美しい季節。まだ紅葉には早いけれど、少しずつ色づき始めてきた木々を見ながら、静かな平日の大徳寺に、またここを散策したいと思う。

15時半に名残り惜しいけれど月光荘を後に。バスで四条京阪に出て、京阪電車で藤森、徒歩5分で京都深草バス停へ。すっかり乗り馴染んだ阪急高速バスで帰宅の途へ。

さて、今回は道交法違反スレスレのこともやってきてしまい(某パーキングエリアに車を1週間放置)、車がなくなっていないか心配だったけれど、ちゃんとあって助かった。でも、ETCで入場していたため、インターを出るときにやはり長期間放置の調書を取られてしまった。(ただし、料金所の職員の方からだったので、「理由が理由だけに警察には上げないようにするけれど、規則は規則なので」と言われ、もしかしたら、また駐車違反で減点、反則金の請求が来るかも。)
ETCカードがこういうイレギュラーな事態には使えなくなってしまい、そのロックを解除するためには理由書きが必要なのだそうだ。ああ、完全民営化されてもやっぱりお役所仕事だなぁ、NEXCO中日本さんも。いやはやなんとも。
よほど先日会った友人の地方公務員の方が臨機応変に行動できている気がする。(もっともその自治体のトップは常に市民側の目線で行動されている方なので、そういう意識が職員にも浸透しているのかも。)

まぁ、いろいろあった旅だったけど、いつもやっぱり旅の終わりはセンティメンタルなもの。でもこの旅で僕はたくさんの人から元気を分けてもらったし、僕もいろんな人に元気や勇気を与えることができていたらいいなと思う。
そして、そんな想いを抱けるから、僕はまた旅に出るのだ。

そして日があけて、今日は午前中ずっと洗濯にかかりきりだった。もちろん、ハロウィン衣装のトラッキーも洗濯。ただ、今日の安曇野はどんよりとした曇り空。真冬の空の色に近いので、今日一日では洗濯物は乾かない。(ましてや部屋干しせざるを得ない天気でもあるので。)
週末はトラッキーが我が家の「温室」にぶら下がっているというシュールな風景が見られることだろう。(笑)
【2007/11/02 11:37】 | ちょっとお出かけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
おついたち
京都最後の朝。早起きをして松尾大社の「おついたち」に行く。西陣からだとバスを乗り継ぎ片道45分。自転車でも小路を選んで走っていけば1時間もあればつくのでは・・・と思いつつ、今日は雨の朝。この雨が上がったら、京都も寒くなるようだ。

松尾大社には8時半ごろに到着、ちゃちゃっとお参りを済ませ、早速客殿へ。お接待は朝6時半から10時までなので、余裕でのんびりお粥(今月は菊粥)とお神酒(今月は佐賀の「竹の園」)をいただく朝。
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そのあと、桂川を渡ってすぐのところにあるもうひとつのお酒の神様「梅宮大社」へ。ここは松尾さんの賑やかさはないけれど、小さくても素敵な神様だ。静岡の「開運」のようにここにしかないこも樽もあれば、伏見や灘のの大手の蔵は松尾さんと両方に奉納してあったり、やはり酒の世界も八百万の神のご利益にあずかっているのだと思うと、僕も身の引き締まる思いだ。
珍しいのは門の上にもこも樽が奉納されていること。いいなぁ、この感じ。
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とりあえず今日の所期の目的は達成したので、月光荘へ戻ってのんびり。
お昼はしばらく食べに来れないから「天下一品」にでも行くかな。帰りの高速バスはちゃんとトイレつきだから、天一のこってりスープでお腹下しても大丈夫だ。

では、今日の続きは帰宅してから。
【2007/11/01 11:11】 | 大好きなお酒たち | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
リゾートとおいしい酒
今日はハロウィンパーティー翌日ということもあって、すっかり精神的にダウン状態。
それでも大好きな友人、たまちゃんと会うとなれば、ダウンしているわけにはいかない。
阪急西院駅でたまちゃんとかわいいお嬢ちゃんのはるちゃんと合流、西大路五条あたりからちょっと西に入ったところにある「niban」でランチ。
ここは元フレンチ・シェフの営む店で、とにかくパスタのソースが絶品なり。昼酒も飲めるし、そのうえ子連れでも楽しむことができるように、おもちゃや絵本がたくさん用意してあるのも素晴らしい。子どもは地域の宝という意識のもてるお店は、本当にエコロジカルで素敵だ。
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たまちゃんとはずっと音信不通だったけれど、昨年末だったか、偶然mixiで発見して忘れていた友情が復活して、間違いなく彼女も僕にとって最高の友人のひとりとしてこれから一生モノの付き合いができることが本当に嬉しい。

西大路七条で別れ、僕は七条通りをしばらく歩いて「天翔の湯」(旧大門湯)に入浴。ここは京都で唯一、温泉を掘り当てた銭湯だ。低温のため加熱こそしているものの、お湯はしっかり掛け流しなので、390円の素晴らしきリゾートなり。
 (ちなみにリゾートとはre-sortの日本語カタカナ化意訳なり。知識や体験を再ソートすること。これ大事。)
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塩分の結構濃い温泉なので、風邪気味なら飲泉可能な源泉でうがいすればきっとどんな風邪薬よりも効くはずで、実際うがいしているおじさんがいた。

その後、酒の神様、「松尾大社」へ。これから蔵人として活動する僕にとっては、ここでお守りをいただいていくのが一番の目的なり。
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そこで、明日は11月1日、つまり、「ついたち詣り」(おついたち)の日だということに初めて気づく。お守りまでいただいて来たけれど、やはり明日も朝食代わりにお粥とお神酒をいただいてこなくてはと改めて思う。

その後は、そのまま西陣まで帰る気がせず、毎度お馴染みの「京極 スタンド」で、キリン・スタウトの小瓶(今品不足気味の「一番搾りスタウト」とは違う美味なビール)を飲んで、時間をつぶしていると、今回会えないだろうと思っていたビールを愛する友人Nさんから「今夜よかったら飲みませんか」のメールが届く。Nさんの用先の岡崎まで歩いていくと、ちょうどNさんがそこに着く時間にぴったり合いそうなので、一生懸命、ときには手を抜いて遊んでたどり着く。

行った店は、信州のジビエを使った店だけど、ビールやお酒がやたらと高いわけでもなく、本当に落ち着いて過ごせる雰囲気だ。どうも信州の民芸食がメニューに多く、マスターに聞いて見ると同じ信州人ということで大きな親しみを持つ。
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さすがにイナゴや蜂の子といった「ゲテモノ」系は頼まなかったけど、油揚げに猪豚のバーベキューで、日本酒を楽しむ。ビール好きなのはお互いよく知っていたけれど、Nさんが日本酒も好きというのがわかってちょっと嬉しかった。こうやって新酒ができたら送りたい人が少しずつ増えていくのであった。

よき友と語らいながら過ごす時間はとても有意義。たまちゃん、Nさん、どうもありがとう。
月光荘には23時前に帰還。嵐のあとはやっぱり静かな夜。泡盛のお湯割りを寝酒に僕も早寝した。
宵っ張りの生活も今日でおしまい。明日もう一度松尾さんに行って夕方のバスで安曇野に帰ろう。
【2007/11/01 00:13】 | ちょっとお出かけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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