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A Moonlight Picnic into the Snowy Forest
2月8日
名古屋から一旦穂高に帰ってきたら、あまりに美しい山の景色が広がっていた。
天気予報を見ると、明日の満月の夜はあまり期待できなさそうな様子だったので、今夜が真冬の月光浴日和。
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洗濯物を洗濯機に放り込んでその足でまずは池田へ。あめ市はもう片付けがかなり進んでいて、とても絵にはならなくなっていたけれど、クラフトパークから眺めると北葛岳、針ノ木岳、蓮華岳や爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳は夕陽を浴びてキラキラ輝いている。
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そして一気に五竜岳、白馬三山まで見渡せる。これは雪さえあればきっと最高のムーンライト・ピクニックができるはずだ。

まだ月明かりの明るさを実感するには明るすぎるので、時間つぶしを兼ねて大峰高原へ。
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先日の暖かな雨ですっかり雪も溶けてしまったけれど、大カエデのすぐ上に十五夜の一日前の「小望月」が眩しく光る姿は神々しさすら感じる。これで雪がたっぷりあったなら、友人たちを集めてここで月夜のお茶会としゃれ込んでみたかったのだけど、この風景ではただ寒いだけだな。
・・・あ、これって、先日も書いた元ちとせ「カッシーニ」のジャケットの世界の、まんま冬バージョンじゃん。

そして、先月末に下見に走って、僕が一番冬のムーンライト・ピクニックにふさわしいと思った場所、大谷原へ。
今日は特に誰にも声かけなかったし、まだまだ放浪期間の中なので、とりあえずひとりで月の光の反射で明るい林道を歩き、扇状地の開けたところまで出て水筒のお茶を飲んでピクニック終了。
ただそれだけの30分ほどだったけれども、僕にとっては実に楽しい時間だった。
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新月生まれの僕だから、満月のパワーを受けることの気持ちの良さを生まれながらに知っているのかもしれない。
新月生まれだと知る前は、なんだかわからないけど満月の冷たい明るさに魅せられていたわけだし。
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月明かりに照らし出された鹿島槍の幻想的な姿。それを何も明かりを持たずに森の中に入り込んで行って見られることだけでも、僕はもしかしたらこの夜、安曇野で一番贅沢な時間を過ごしたのかもしれないな。

さて、本当の満月は昨日、2月9日。
悔しいけど天気予報は少々はずれて、有明山麓では霞みながらも月明かりに小さな住宅街が照らし出されていた。でも大谷原まで上がったとしても、昨日と同じように月光浴ができたのか保障はない。
だからこれでいいのだ。
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【2009/02/10 23:59】 | 山旅日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
快晴ナリ。でも雪がない・・・
ということで、のんびりしたスタートながら、予告どおりスノーシュー偵察隊出動の一日。

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まずは大峰高原へ向かってみる。道は溶けかかった凍結路でよく滑る。
到着してみたものの、大カエデの足元は見事に土がむき出し状態。なんだか春先のような風情だ。
気温も6,7度まで上がってたようだし。

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北葛岳、蓮華岳、爺ケ岳、鹿島槍ケ岳を真正面に見ると、山もなんだか例年より雪が少ない気がする。でも今年は九州北部から北陸、東北の日本海側沿岸部では大雪になっている「里雪型」の冬のよう。山に雪が少ないと、夏場の水不足が少々心配だ。

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次に行ったのが唐花見(からけみ)湿原。小さな湿原だけれども、たくさんの種類の植物が生える別天地。でもここも雪が少なすぎて、木道と縁の部分しか歩けない。

鷹狩山の東麓を抜けて行くが、鷹狩山への林道は雪がまったく着いていないところもあるほどのアイスバーンだったので、そのまま素通りして今年は営業していない大町スキー場へ。
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ここもやはり雪不足。今年は営業しないこともあって、シーズン前に草刈りをしなかったというのもあるだろうけれど、雪のしっかりついているところだけを選んで登るとあまりの急激な直登にすぐに息が切れてしまう。
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斜面を登りきらないと大きな後立山連峰を望むことはできないからと頑張ってみるけれど、途中休み休みでないと登れない。
振り返ると北東の山々、火打山、高妻山、戸隠連峰、黒姫山が西日を浴びてキラキラ光るので、もう少し頑張ってみようと気合いを入れることができる。
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登りきった山頂からは、木々の向こう側に後立山連峰が眺められる程度。苦労して登った割にはちょっと残念だけど、戸隠連峰がキレイに見えるからまあいいや。
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道路を挟んで反対側の斜面を登ってみる。まるで僕が大好きで、昔旅をしていた北海道・富良野の波状丘陵地帯を思わせる風景。
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ここは雪が溶けると菜の花畑になるところ。この菜の花から取った油を食用だけでなく新エネルギーとしても活用しているのだ。菜の花が満開になる時期にぜひまた訪ねてみたい風景。
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遮るものが少ない分、ここからの山の風景の方がずっとクリアに見える。こんなに近くに見える爺ケ岳と鹿島槍ケ岳は夕陽を浴びてまぶしいくらい。
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ちょっとアングルを変えると鹿島槍から五竜岳にかけての八峰キレットも美しい。間近に見るとやはりキレットの険しさ、深さがより一層際立つ。今年、筋力アップに成功したら、ぜひ秋口、雪の降る前にここを歩きとおせたらと思う。果たしてうまくいくかどうか。

まだ日没までは時間がある。もう1ヶ所、月夜のパーティにふさわしい場所へ足を伸ばしてみる。
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鹿島槍ケ岳への最短距離「赤岩尾根」の登山口、大谷原(おおたにはら、あるいは、おおたんばら)。
ここはクロスカントリー・スキーを楽しんでた十数年前に何度か行ったことのある、とても静かな平原。高瀬川の源流のひとつである大冷沢(おおつべたざわ---源は鹿島槍ケ岳)、大川沢(源は五竜岳)ほか、いくつかの小さな沢が集まり鹿島川に名前を変える「扇状地」。
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沈む太陽のオレンジの光を浴びた鹿島槍の南斜面、そして五竜岳の南斜面が、カメラの露出計を狂わせるほどのきらめきを見せている。
やっぱりここが月の力をしっかり浴びるには最高の場所のような気がしてきた。広い駐車場からほんの15分ほど歩いただけのところだけど、実に静かで、実に美しい場所。

やっぱり僕はこの場所「大谷原」が大好きだということに改めて気づく。
この冬の間、きっと何度となくここを訪れることだろう。
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【2009/01/29 11:49】 | 山旅日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
スノーシュー、のち、新月と満月
この冬の安曇野は雪が降ってもすぐ溶けてしまう。せっかく今年は純国産のスノーシューを手に入れたというのに、近場の山を歩く機会すら持てずにいた。
先日など、近日企画しようとしているツアーの下見と称して奥飛騨まで出かけながら、あまりの雪の少なさに結局スノーシューを出すまでもなく帰ってきたり。

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そんなわけで、ようやく今シーズン初スノーシューを楽しむことができた。というか、僕自身にとっては2年ぶりのスノーシュー。去年は怪我のおかげで一度も乗れなかったのだ。

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場所は大町市の居谷里(いやり)湿原。ここは、大町の水源のひとつで、市街地で「女清水(おんなみず)」と呼ばれる水はこの居谷里を水源とする水脈から出ている水なのだ。
ゆっくり写真を撮りながら歩き、1周1時間の短い歩きだったけれども、北海道の雪と山で培われた技術で作られたこのスノーシューは、北アルプスでも大活躍しそうないい調子だった。
適度にクラストした斜面も軽々登れるし、急斜面のトラバースも横滑りはほとんどしない。もちろん平らな雪原は走ってしまえそうな、大きさ・堅牢さの割に軽量なのがとてもいい。

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本来豪雪地帯である居谷里でも、今年は雪が少なく積雪1メートルほどで、春先の雪どけの時期を思わせるかのようにそこらじゅうに地面が顔を出していた。
今度の満月にはここで夜のスノーピクニックをやろうかと思っているのだけど、もう少ししっかり雪が積もってくれないと企画倒れになってしまう可能性大。

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スノーシュー自体の調子は非常によかったので、もう少し他の場所も偵察に行きたかったのだけど、僕自身の調子が今ひとつ。ということで、明日と明後日は白馬方面の天気も快晴の予報なので、ほかの仕事が入っていないことをいいことに何ヶ所か出かけてみようかと思う。

昨日から胃痛がしてたのだけど、今日はそこに頭痛も加わり、ちょっとヤバイ状況。よって午後はゆっくり家で休む。
ドリカム新年会で延々12時間以上飲み続けたわけだから、自業自得なんだけど。

でも寝ているだけじゃつまらないので、満月の夜の月の出の時刻を調べるべく、こよみのページというサイトへアクセス。
これはとても便利なサイトで、日の出日の入り、月の出月の入りの時刻や月齢は当日の分はもちろんのこと、西暦1590年から2199年までの分が計算できるのだ。
だから、これから先の新月や満月の日を調べたいときなどには本当に役に立つ。
また、日食や月食のシミュレーションなどもできたり、暦に関する雑学的なコラムもあったりで、非常に楽しいサイトなので、僕はずいぶん前からブックマークしている。

ひょんな出来心から自分の誕生日の月齢を調べてみると、28.9、すなわち新月だったと知ってびっくり。
何人か友人の誕生日も入れてみたりしたけれど、面白いことに新月や満月の時期に生まれた人が多くてさらにびっくり。中でも一緒にいて僕が一番癒された元カノの誕生日が満月だったということを知って、「ああ、そういう関係だったんだ」と改めて思ったり。
彼女とは恋愛関係ではなくなってずいぶん長い年月が経つけれども、それでもまだ遠くで暮らす友人としてお互いにときどき気にかけたりしているのも納得できるわけで。
この頭痛が治まったらすぐに、彼女に手紙を書きたくなった。でも今の彼女の住所を僕は去年の引越しのゴタゴタで失くしてしまったから、メールにせざるを得ないのかなぁ。

手書きの手紙でこそ伝えたい気持ちがある。
こんなこと書くと日本郵便株式会社の回し者のようだね。

とにもかくにも、僕は月の力を信じているのだ。明日は三日月、見えるかな。
【2009/01/28 01:07】 | 山旅日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
僕の山見ツール(その1)
昨日は夕方近くなってから、予想通りに雨が降った。
その雨はとても暖かく、雨の上がった今朝もこの時期としては異常に高い最低気温。
午前6時現在6.1度(我が家の外気温)もある。
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夜が明けてもまだ山は見えない。
でも昨日の流れで、山を眺める話を続けよう。

来たり者(安曇野の方言で「よそ者」の意味)の僕。生まれながらに見てきた風景ではないので、旅人として初めてこの地にやってきた頃からも含めて、毎日眺める山の名前は正直言ってよくわからなかった。
でも、山好き、普段からアウトドアな暮らしをしていると、まずは道しるべになる山の形を憶えるようになっていく。
そして、ここに暮らして1年半で、ようやく周囲360度の高い山の名前を自信を持って言えるようになってきたと思う。

そこにいたるまでは、実にいろいろと試行錯誤してきたのだけど、1枚の地図を車に常備しておくことで、アングルが変わっても山の名前を知り、憶えることに成功したのだ。

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「山と高原地図33 日本アルプス総図」(昭文社、840円)がその地図。
縮尺15万分の1の地図に、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳が網羅されているうえに、同梱の冊子には主な山(日本百名山)のプロフィールと山頂部のアップの写真が載っていて、高さと形でも判別できるようになっている。
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この地図を開いて、自分が今立っている場所を確認したら、透明なプラスチック定規などを使って地図上で目標の山の方向を指してみる。手前にその山を隠す別の山がある場合は、その山は見えないと明らかにわかるし、逆に視界が開けていたならば目標の山と今自分が見ている山が同じであるかどうかをはっきり知ることができるのだ。
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ただし、この地図、基本的に「地形図」を加工したもの。等高線の読み方に精通していない限り、地図から山の形をイメージすることは非常に難しい。
僕の場合は子供の頃から東京近郊の低山に親しみ、大学時代はワンゲル系サークルに所属して山の技術を修得してきたので、結構簡単に1枚の地図から視覚化することができるけれども、これは地形図を見ることもなかった一般の人たちにとってはとても難しいこと。

でも、どの方向にどの山があるという目安程度にはなる。
穂高有明周辺とか長峰山とか池田クラフトパークとか、普段の僕の行動範囲の中では北アルプスの山は見ればどの山なのか自信を持って言えるけれども、ちょっと出かけて普段と違うアングルになるとやはり自信がなくなるものなので、そういうときにこの地図は非常に役に立つ。

そして、この地図があったからこそ、八ヶ岳と南アルプスが有明山麓の自宅周辺から見えるということがはっきりしたのだし、僕にとっては本当に必要かつ十分な1枚。
ただし、残念なのが表裏両面印刷のため、安曇野から八ヶ岳や南アルプスを確認しようとすると位置関係がわかりづらいということ。
片面刷り2枚組みだったら組み合わせて簡単に見ることができるのに・・・

今からこの地図を買う、これから山の名前を憶えたい方には、お金に余裕があれば2冊買って、表裏をつなげて使うのがベストだと思う。
これは安曇野・松本の人だけでなく、アルプスや八ヶ岳の麓に視点を置くことのある人なら本当に役に立つ。

そして、登山地図なので、コースタイムが載っているのも想像力を鍛えるには楽しいツールなのだ。
例えば、ある場所から真正面の山を見たとき、この山に登るには何時間かかり、途中にどんな山小屋があるか・・・と言ったことが地図の上からすぐにわかる。そしてそこにたどり着くにはどんな冒険があるのか、想像するだけで山に行きたくなるのだ。
そして、山の形から道は急かどうかということもすぐに視覚的に理解できて、この山にたどりつくにはトレーニングが必要だとか、楽勝で登れそうとか、そんな風に思うと俄然頑張れてしまうのだ。

中学高校の地理の授業などで地形図・地勢図といった地図の話が出てくるので、もっと信頼がおけるのは国土地理院発行の「20万分の1地勢図」だろう・・・とお思いの方も多いだろうけど、簡単に地勢図を入手できない地方在住者にとっては逆に面倒だ。
さらに困ったことに「山と高原地図・日本アルプス総図」の範囲を全部網羅しようとすると、「富山・高田・高山・長野・飯田・甲府」と6枚も必要になってしまってとんでもないコストになってしまう。(1枚320円なのでトータル1920円!)

ということで、携帯に便利な山見ツールということで、ぜひ1枚いかがでしょう?
【2008/12/10 07:39】 | 山旅日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
今年もありがとう・・・上高地閉山祭によせて
去年まで、人の多さを気にして年に1度程度しか行くことのなかった上高地。
今年は後半に実に頻繁に出かけたものだ。
夏の終わりから錦秋、そして今日、冬の始まり。3つの季節を追いかけてきたけれど、今日で上高地は長い冬の眠りに入る。

そんなわけで、今年の9月から11月にかけての上高地で撮ったベストショットを今日は一気に公開しよう。

9月10日 まだ夏色の名残り

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大正池、梓川右岸自然探勝路、明神池で撮影。


10月8日 山は薄雪、錦秋の岳沢、そして秋深まる明神へ
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岳沢登山道、岳沢ヒュッテ跡付近、明神池、梓川右岸自然探勝路にて撮影


11月15日 閉山祭の日、河童橋からすっかり冬枯れの明神へ

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河童橋、梓川右岸自然探勝路、明神池で撮影


今年も無事に無雪期の登山シーズンが終了したことを穂高の神様に感謝。そして乾杯。
ちょっと怪我こそしたけれど、命がしっかりあっただけでもありがたいこと。
来るべき冬山シーズン、今年こそ冬の上高地へ行こう。

そんな想いをもって、閉山祭を見守る。
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帰り道、沢渡の足湯で冷えた手足を温め、さらに坂巻温泉で入浴。
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最後に新島々駅隣の「カフェ・プレイエル」の薬膳カレー(1050円)を食べて帰宅。
素敵なアンティークのピアノのあるカフェ。いつかここでライヴができたら面白いな。
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カフェ・プレイエル
 東筑摩郡波田町3058-5
 Tel:0263-92-8158
 定休日:水・木曜(12~3月は水~金曜休)
 営業時間:10:00~17:30


今年もありがとう、上高地。
今度の冬もどうかまた厳しい中にも笑っておくれ。
そして、来年もその美しい姿を存分に魅せておくれ。
さぁ、また4つの季節が巡っていく新しい1年へ。

釜トンネル入り口より数百メートル下に、春の雪解けの時期からずっと標識に張り付けられてきたぬいぐるみ、通称「ナザレのラスカル」にも祈りを捧げよう(笑)
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【2008/11/15 19:21】 | 山旅日記 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
今週の山(8/7)---雨飾山
先週の乗鞍、帰った後の心地よい疲れでよく眠れたことに味をしめ、今週も休日は山へ。
起きた時間によって行く山を変えようとしていたのだけど、結局5時に起きたので、セカンド・ベストだった雨飾山へ行くことに。アプローチに車で1時間半かかるけど、歩行時間はコースタイムどおりで7時間ちょっと。8時に歩き始められれば途中どんなに景色のよさに休憩する時間をとったとしても16時には下山できる。

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雨飾山は長野県小谷村と新潟県糸魚川市の境にある、独特の美しい山容をもつ独立峰。北アルプスとは姫川の谷(中央構造線)を挟んで反対側になり、山域としては妙高、戸隠あたりと一緒に語られる位置にある。標高は1963.2メートル。日本百名山にも選ばれている、花の美しい名峰。
毎年行ってみたい山としてリストアップするのに、今まで一度も行ったことがなかった。今年こそはと狙っていたら、こんなタイミングでチャンスが訪れた。
しかし、先週の乗鞍といい、今週の雨飾といい、2週続けて百名山に日帰りで登れるなんて、やっぱり地の利だ。安曇野に暮らせてよかったと心から思う場面のひとつ。

ということで、予定通り7時45分に小谷温泉の奥、雨飾高原キャンプ場へ。ここが雨飾山の小谷温泉側の登山口になる。
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登山届を書いて、8時ちょうどに出発。最初は静かなブナ林の中を行く比較的楽勝な部類の体力度でタカをくくっていたのだけど、歩行開始から1時間ちょっと、荒菅沢という、雪どけ水のおいしい沢を渡った先から一気に急登になる。足元が非常に滑りやすい土質で、ところどころに張られているロープや梯子の力を借りないと滑落の危険がある緊張感もあり、標高1600メートル地点あたりからは本当に苦しい登りだった。寝不足で心肺機能は非常に悪く、5分歩いては3分休憩という雪山の登攀のような歩き方になってしまい、そこまでつくってきた貯金を使い果たして、稜線に上がったときにはコースタイム以上に時間がかかっていたほどだった。
でも、直接日本海からの季節風が吹きつける位置にある山ということで、北アルプスよりも低い森林限界を越えると、そこは高山植物の楽園。夏の花がこれでもかという具合に咲き誇っている。それを見ただけで、苦労して登ってきた甲斐があったと素直に思える、そんな山旅。
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しかし、朝は晴れていたのに、僕が稜線にたどり着く頃にはすっかりガスってきてしまった。本来なら日本海から北アルプス、妙高の山々を見晴るかす大展望も自慢の山なのに、周囲はすっかり霧の中。まだ自分の進む先が見えるだけよかったけど。
山頂には先客が2組、お昼ごはんを食べていた。この山は北峰と南峰からなる双耳峰なので、僕は三角点がないかわりにお地蔵様が奉られている南峰に戻ってのんびり1時間近く過ごす。もちろんこちらは僕一人。いろいろ思索をめぐらすことができる。蝶や見たこともないような柄のカミキリムシなどが僕の体を止まり木だと思ってやってきたりする。ときには蜂も飛んできたりするのは2000メートルクラスの山ならではのことだけど。
でも、その間、日本海が見えるのを待ってみたけれど、晴れることは残念ながらなかった。まぁ、バテバテの僕だったので、無事に登頂できたことだけでも感謝しよう。

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下山は登ってきた道をそのまま下る。つまり、恐ろしい急登の逆で急降下が必要ということ。歩行姿勢矯正のために、今日はあえてストックを持ってこなかったことを悔やんだけど、仕方がない。今持っている装備と技術、そして要所要所にあるロープと梯子にすべてをゆだねるしかない。
幸い、ザックに忍ばせてある細引き(ロープ)を使う機会がなく済んだのは助かったけど。
荒菅沢に戻ってきたときは本当にホッとした。余裕があれば雪どけ水で珈琲を淹れたかったのだけど、さすがにそんな余裕はなく、たぶん3~4リッターは軽く汗をかいて失われた水分を、冷たい水で補給するのがやっとという感じ。
先週から実験的にチューブでの水分補給をしてきたけど、朝から2.5リッターは飲んだほどだったので、再び水パックを満たして下山の途に。
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途中何度か滑落しかけたりしながら、やっとの思いで15時半に下山。そのまま小谷温泉雨飾荘の無料露天風呂へ行って汗を流す。が、お湯が熱くて5分と入っていられず、筋肉をほぐすには物足りなかったので、白馬八方温泉「第一郷の湯」にも寄ってしまった。

雨飾、ナメてかかってごめんなさい。標高は低いけど、使う体力はアルプス以上。でもまた、体調のいいときを狙って、今度は別のコースから登ってみよう。バテても翌日からの筋肉痛がひどくても、また何度でも登ってみたい山だ。
【2008/08/09 20:20】 | 山旅日記 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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