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ある朝、御開帳へ。
4月11日、早朝から善光寺へ車を飛ばす。なかなか会えない恋人に会いに行くようなワクワク感で早起きできた朝に感謝しながら。

テレビ東京のロケの当日、実は僕には行きたかったところがある。
それは善光寺の大勧進。ここで友人のインド舞踊家、横田ゆうわさんと池田未央さんが、奉納の踊りをするということで、ぜひ見に行きたかったのだ。
日本の仏教の一番の良心ともいうべき善光寺。仏教はヒンドゥー教から発展して成立したものではあるけれど、そのヒンドゥー教の踊りを塩尻アイオナ教会の娘さん、すなわちクリスチャンであるゆうわさんが踊るのを大歓迎してくれる善光寺の懐の広さは、僕ら信州人の誇りであるのは言うまでもない。

でも、結局僕は自分のあるべき道につながるものを最優先してしまった。
それに対する罪滅ぼしは、観音様をお参りすること。

今回、御開帳の数々の行事のひとつとして、信濃三十三箇所の観音様の境内の砂と写真を、大勧進の中で展示するという催しがあった。その砂と触れ合うことによって、全部の観音様をお参りしたのと同じご利益があるということで、いずれ自転車か歩き遍路でこれらのお寺を巡りたいと思っていた僕にはその前準備としてこの催しにはぜひとも参加したかった。
しかし、この催しの日程は4/12(日)で終了。それまでに僕が行けるタイミングは11日の朝しかなかったのだ。
DSCN3583_400.jpg
長野オリンピックの表彰式会場だったセントラル・スクエアの駐車場に車を入れ、早足で表参道を善光寺へ。まだ早朝だというのに、ずいぶんたくさんの人が参道にも境内にも出てきている。あ、そうか、御開帳時期には宿坊に泊まるというツアーもあるのだったっけ。
本当は前立本尊の阿弥陀如来さまを拝みたかったけど、それも500円の拝観料が取られてしまうので、それは庶民のお寺、善光寺にはあるまじきものと思う僕は、前立本尊と糸でつながる回向柱に触ることでご利益を受けることに。
先月の新月から今月の満月の間、ドリカム新年会のときにはまだなかった新しい願い事ができた僕。それがびっくりするぐらいに発展した半月、僕はその願い事が永遠に続くべきものであって欲しいとの願掛けをしたくもあったのだ。

DSCN3593_400.jpg
さすがにこの時間は、回向柱に触れていられる時間もゆったりと長時間取れる。僕は願い事とそれにまつわることをゆっくりと心の中で唱えつつ、いつも唱える「世界中の人たちがやさしくいられますように」を加えて都合3分も回向柱に触れていた。
信仰のない僕だけど、神様は必ずいると思っている。それは仏教の世界では仏様、そして仏像という形で現れるし、ほかの宗教でもアイコンと現実的存在は必ずある。
そのひとつとして、存在する回向柱は、なんて神々しいものなのだろう!

DSCN3605_400.jpg
さて、お目当ての信濃三十三箇所の観音様展へ足を運ぼう。

三門の拝観ですら500円の拝観料を取るのに、もっとご利益のありそうなこの催しはなんと無料。観音様に本当に感謝してやまない僕だ。
わが穂高にもその一つ、満願寺がある。ひつじ屋の水くみに行くとき、僕は必ず観音様に手を合わせる。たとえ時間がなくて早く戻らなくてもいけない場合でも、水がポリタンクに溜まる間の時間に観音様の方に向かって手を合わせたりもする。
何よりも観音様のお顔は素敵だ。概して優しい表情ではあるけれど、それは世の中のいろんなことを吸収できる優しさ。僕はその優しさが大好きで、どれだけ今までの人生でも癒されてきたことか。

すべての砂と手を交わらせ、僕は三十三箇所の満願結実を果たした!ありがとう、信州の観音様。

DSCN3636_400.jpg
帰りにちょっと寄り道をして、千曲市森のあんずの里へ。まだ朝早いのに、ずいぶん多くの他県ナンバーの車が走っている中、さすがの僕も道端に車を止めて写真を撮ることはできず。
でも、一目十万本の風景、背後に後立山連峰や虫倉山、戸隠連峰を望む、満開のアンズの花の風景は、駐車料金500円なら安いぐらいだ。
DSCN3645_400.jpg

駆け足の北信への小さな朝の旅。こんなこともできるところに住める幸せ。
さあ、これでこれからの観光シーズン、がんばっていける。
新しい願いもきっと叶うと信じられる素晴らしい朝。

ここにいられることを素直に感謝しよう。

そしてこれからも、僕はここにいる。

永遠にここにいるかは、まだわからないけどね。
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【2009/04/18 06:45】 | 信州不思議図鑑 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
ちくわ大好き、信州人?
今日はライター売り込みの材料として、かつて岐阜・名古屋時代にやった小さくもでっかい旅の記録を、新しいblogに展開するという作業をほぼ一日やっていた。その合間に蔵に挨拶に行ったりもしたのだけど。今日は穂高も大町もときどき雪がちらちらする寒い日だったけど、温泉で昨日から痛めている足をのんびり暖めたりもして、結構盛りだくさんな一日だった。
その割にはネタになりそうなことをあまりしてなかったので、今日は昨日書こうとして操作ミスで消えてしまった記事を再掲しよう。


いつだったか、友人から「信州人はちくわが好き」と聞いたことがあった。消費量が全国平均よりもかなり高いとのこと。そういえば郷土料理として「ちくわの煮付け」などもあるもんなぁ。これは田舎の大衆食堂の定食や民宿の朝食の小鉢などとしてついてくるから、知っている人も多いのではないかと思う。

先週近所にオープンしたスーパーの開店セールの広告に、でかでかとちくわが日替わりの特価品として載っているのを見て、本当にちくわって信州人に愛されている食材なんだなぁと改めて思うと同時に、本当に信州人はちくわ好きなのか、ちょっと調べてみたくなった。
CIMG7813.jpgこれがその広告。

ということで登場するのが、総務省の家計調査の統計データ。これは経済地理学という学問をやっていた僕にとっては学生時代にトイレットペーパーと同じくらいにお世話になったものだったりする。
図書館で調べてもよかったのだけど、とりあえず、ネットで検索してみたところ、都道府県庁所在地と政令指定都市49市(2004年当時)のちくわの年間購買額では、特産品としても愛されている鳥取市がダントツの第一位。以下、徳島、佐賀、松山などと続き、8位に甲府市、9位に我らが長野市が出てくる。ちなみに最下位は那覇市(食文化の違いで納得)、ブービーはなぜか富山市。なんとなく新鮮な魚介類が取れるからちくわの生産も多そうな気もするのに、やはり鮮魚の方が好まれるのだろうな。
内陸県の山梨、長野が多いのは、鮮魚の流通がままならなかった頃の名残りなのだろうし、交通網と冷蔵輸送技術の発達で鮮魚がそれほど質が落ちないうちに店に並ぶようになった今でも、それがしっかり食文化として残っているのだと解釈すればほぼ間違いないと思う。

で、上の広告を見てほしいのだけど、「ビタミンちくわ」というものが信州ではごく当たり前に売っている。ほかの土地ではあまり見ないものだ。名古屋あたりには結構出回っているそうなのだけど、8年にわたる名古屋文化圏暮らしの中でも僕が気づかなかっただけなのかな?
どんなものかというと、魚油に含まれるビタミンA・Eを強化したものとのこと。これは冬場に野菜不足になる雪国・信州では実に理にかなったことのような気がする。

今、うちのあたりで普通に買える「ビタミンちくわ」は、ほとんどが能登の「スギヨ」のもので、この広告の2袋150円というのは激安だが、普段でも1袋100円ぐらいで手に入るものだ。
あとは、昔はローカルCMとして有名だった「マルタツのビタちく」(愛知県安城市の「ヤマヨ食品」製造)ぐらいだろうか。♪母さん早く お願いね♪. ♪マルタツマルタツマルータツの ビタミンちくわ♪というCMソングだということだけど、残念ながら僕は聴いたことがない。

先日訪ねた飯山の町の鮮魚店の看板にもしっかり「ビタミン竹輪」の文字が・・・
CIMG6814_1.jpg
それだけ生活に根付いたものなのだ。

ところで蕎麦の国に住みながらも、讃岐うどんも大好きな僕が、トッピングとして大好きなのは「ちくわの天ぷら」。ほかにも好きなトッピングはあるけど、讃岐うどんではメジャーなちくわ天なのに、高松市は統計の上位にも下位にも挙がってこないのも不思議な気がする。
あと、名古屋時代、東京への前泊出張の際は、必ずと言っていいほど「豊橋名産ヤマサの豆ちくわ」(カップ入りでわさび漬けつき)とプレミアム・モルツを楽しんでいたっけ。
ヤマサのちくわは結構お上品な食べ物だけど、ビタミンちくわだって意外にうまいのだ。

やっぱり僕にも信州人の血が流れているのだと認識する瞬間、それがちくわをかじるときだったりするのはここだけの話ということにしておいてくださいな。はぁ。
【2008/03/28 23:59】 | 信州不思議図鑑 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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