![]() ちょっと前のニュースより。 民間気象情報サービス会社のウェザーニューズ社が台風18号の上陸場所を独自に「三重県志摩半島」と発表したことに対し、気象庁が「業務範囲の逸脱」として行政指導を行ったとのこと。 要は、日本の気象に関しては気象庁がすべてであって、それ以外の個人、団体が余計なことをするなということらしい。 このあたりの詳細は、10月18日の読売新聞の記事に詳しい。(ウェザーニューズと気象庁、バトルの構図) せっかく政権交代して、「官から民へ」の流れがメインストリームになろうとしている中に、なんともタイムリーなまでに逆行するニュースかと思った人も多かろう。 僕は小学校のみ公立校に通い、あとの約10年ほどの学校生活はすべて私学で学んだ人間なので、そういう変な権威主義には中学生の頃から大いに違和感を感じて育ってきた。 もっとも高校時代の友人にもどうしようもなく権威主義に走り、キャリア官僚になった奴もいたけれど。彼は今頃どんな気持ちで霞ヶ関にいるのだろうとふと思ったり。 そもそもお上の言うことに正しいことなんてどれくらいあるのかい? 僕は無政府主義者ではないけど、ちょっとそういう立場になったからと言って常に上から目線で威張り散らす奴らが大嫌いなのだ。そしてそれに金魚の糞のように媚び諂う連中がいかに多いことか。 このニュースに関して論評していたあるblogに、「こういう権威主義が日本をダメにしてきた」とあって、僕は思わず拍手喝采してしまったほどなのだ。 本題に戻ろう。 そもそも何のために「気象予報士」という国家資格ができたのだろうか? 今まで国が独占してきたことに「民間活力の導入」とやらの掛け声のもとに門戸を開いたのである。 それまではテレビの天気予報は「日本気象協会」という気象庁のお抱え団体のスタッフの解説で独占していたところに、民間の気象予報士が参入し、女子アナからベテラン予報士まで今や天気予報は百花繚乱の世界だ。 その中にはCS放送、ケーブルテレビでの独自の天気予報番組を手始めに大きく業務を広げてきたウェザーニューズ社のような組織もあり、NHK、民放各局の天気予報を担当している同社所属の気象予報士も数多くいるわけで、いわば、民間気象情報会社の最大手がウェザーニューズ社ということになる。 実際にウェザーニューズのサイトでは、気象庁の予報よりもきめ細かくフォローされているところに大きな信頼感があり、僕も穂高のピンポイント天気を常に参考にして生きているほどなのだ。(ただし、有明山麓の冬場は、松川村のピンポイント予報の方が当たるというのも事実なのだけど。) そこには幕張の予報センターからのコンピューターで各種データを解析して行っている予報だけではなく、全国に160万人いるウェザーニュース会員との信頼関係をベースに予報の精度を一層上げていこうというたゆまぬ努力があり、それゆえ僕も気象庁の天気予報よりも信頼を置いている。 もちろん西に大きな北アルプスを抱えて、太平洋側と日本海側の両方の気候が入り乱れるこの安曇野の地での予報が難しいこともあって、「都会もんが何を言う」などと思ってしまうこともあるけれど。 その努力の過程として、レーダー観測による雨雲の流れと各地の会員からの現在の天気の報告とを組み合わせた「10分天気予報」や「ゲリラ雷雨予報」といった携帯サイトのコンテンツは素晴らしいアイディアだと賞賛に値するわけで、各テレビ局がこぞってウェザーニューズ社の取り組みを夕方のニュース番組などで特集を組んだりしてある意味とても「目立っていた」。 それがどうも気象庁のお役人サンたちには気に食わなかったようで・・・ レーダーやアメダスの観測では拾いきれないものを、各地のユーザーからの生の情報を吸い上げて活用していく、これは絶対にお役所仕事では出てこない発想だ。マーケティングの基礎を勉強した人にとってはこの程度はごくごく当たり前のことなのだけどね。それが気象の世界では今まで存在しなかった。 今回問題となっている事案も、台風の進路に当たる地域の会員から気圧の変化や風向きと風速の変化などをサイトに投稿してもらい、そこから実際の台風の位置を推測するというやり方で、ウェザーニューズ社は「志摩半島に上陸した」と判断してサイトやBSのデータ情報番組「ウェザーニュース」で発表した。 一方気象庁はその1時間後に「知多半島に上陸した」と発表しているが、それに当たって現地のきめ細かいデータを取得して解析したのだろうか? 推測で申し訳ないけれど、あくまでも気象庁に集まってきた観測点の数値データだけでコンピューターがはじき出した推定位置を発表しているだけに過ぎないのだろう。少なくともお役所仕事の範疇では現地の民間人から体感などを聞いたとしても「それは主観的なもの」として排除してしまうはずだ。だからもとよりプログラムには入ってこない。 高いところからものを見ることも確かに大事ではあるけれど、それで大局をつかんだだけでは実際のところ何も答えは出てこないものだと、僕は経験上知っている。 むしろ大切なのは、現場の小さな事実たちなのだ。 それをわかっているウェザーニューズの方が、どんなに叩かれようと僕にとっては信頼できるのだ。 さて、もうひとつ、僕がウェザーニューズを応援してしまうのは、「もっと気象を身近なものに」という発想からかオーディションで若い女性のお天気キャスターを募集して選び、携帯サイトの動画の天気予報番組やBSデータ放送チャンネルのウェザーニュースで実際にキャスターとして活躍してもらおうという発想にもある。 すなわち、「お天気お姉さん」の復活。 僕らの世代の男子にとっては、子ども時代にテレビのお天気お姉さんに恋をした人も多かろう。 中にはお天気お姉さんからアイドルのような活動へと転進していった人もいるわけで、なんだかんだ堅いことを言ったところでそういうところで「天気予報は身近なもの」と感じるようになってきたのだ。 今のテレビの天気予報キャスターはプロの気象予報士がほとんどなわけで、確かにNHKの7時のニュースの半井小絵さんや「報道ステーション」の元お天気キャスター(現メインキャスター)の市川寛子さんはすごく素敵だと思うけど、あの頃のお天気お姉さんとはまったく別世界の人たちにしか見えない。 それよりは、「情報番組キャスター」としての技術も低く素人っぽさの残るウェザーニュースのキャスターたちの方がもっと身近な存在と思えてしまう。そう、隣のお姉さん的な。 ちなみにウェザーニュースのキャスターで僕の一押しは、西川里美さん。もともとモデルやタレントとして活動してきたそうだけど、20代前半の女の子にしては変にきゃぴきゃぴしていなくて落ち着いた語り口がおじさんウケしそうなキャラクター。(あ、僕はまだ「おじさん」化してないとは思ってるけど。) 正直、地上波のテレビが全然面白くないし、BSも民放は時間帯によっては「テレビショッピング」しかやってなくて、これじゃあテレビ離れが起こっても仕方ないと、テレビをほとんど見ない僕ですら思うのだけど、最近は雨の日など、よくBSのウェザーニュースを垂れ流しながら家の中で仕事してたりする僕なのであった。 そういう使い方で僕にとってまったく違和感がないのは、なんとなくJ-Wave系の各FM局の午後のワイドプログラム(女性DJがひとりで担当)と似た構成なのだからかな。 音楽が天気予報に代わっているのは当然のことだけど。 実は僕も気象予報士目指してます。安曇野と北アルプスに特化した予報をして、農業、林業、観光業、山岳関係などなどに役立ててもらえたらと思っているわけで。サラリーマン時代以上になかなか自分の時間が取れなくなっている今、勉強している暇がないのが本当に困ってしまいますわ〜 まぁ、ぼちぼち頑張っていこう。 ![]() |
|
細々だけど僕もmixiをやっている。かつてはどっぷり浸かっていたのだけど、ちょっとした事件をきっかけに距離を置くようになって早や3年ほどになる。年数を数えて改めてびっくり。
日記はこのblogをリンクしているだけだし、積極的にマイミクを増やそうなんて思ってもいないし、いるのかいないのかわからないような関わり方でしかない。 そんな僕だけど、mixiアプリというこの秋から始まった新しいサービスにはちょっとした興味を持っている。ケータイのアプリなどとは違って基盤の仕様とインターフェースが一般公開されていて、ちょっと興味と技術のある人なら簡単にアプリを開発して公開できるというもの。 iPhoneアプリの開発を手がけ始めた僕にとっては、mixiのユーザー数の多さにはiPhoneやGoogle Andoroidと同じぐらいに開発する魅力を感じるのだ。 だからといって今すぐには時間がなくて関わっていくことはできないけど、近い将来、僕が開発しているiPhoneアプリを移植することを手始めに、何かしら作ってみたいと思わせてくれる。 このわくわく感こそ、Web2.0の世界に馴れてしまった僕らにはとても気持ちがいいものなのだろうな。 amazonで本を探していると、親切に関連するほかの本も自動的に紹介されるアレだって時にはとてもわくわくするものだ。 でも、ちょっと困っていることが。 今のところmixiアプリはゲームがほとんどで、とてもとてもゲームに手を出している余裕のない僕にとっては親しくしているマイミクさんからの「招待」にはお答えできないのが現実なのだ。 特に興味の向く先が似ている人が多いせいか、バーチャルに農業体験するゲームアプリへの招待ばかりなのは、リアルに農業に関わっている者にとっては「うーむ、どうしたものか」と思ってしまうのだ。 そして困ったことに招待されたことに関しての返答を気軽にするシステムがないことで、メッセージを書いて返答するほどのことでもないからとほったらかしにしてしまっている僕なのだった。 誘ってくださったマイミクのみなさんへ、どうかこの不義理をお許しください。 この場を借りてお詫びします。 |
![]() 後立山連峰初冠雪(10月10日) いろいろ思うところがあって、あえてまた更新しなかったことをお詫びします。 忙しくてなかなかblogまで手が回らなかったと言うのもあるけれど、選挙続きのこの2ヶ月ほどは下手なことを言うとすぐに炎上させることになりかねなかったので、あえて沈黙を保ってみたのだ。 政権交代。 小異こそたくさんあるけれど、大同を取ろう、僕はそう思って今回の衆院選は民主党に投票した。 今までこのblogを読んできてくださった方なら感じておられるかもしれないが、僕の政治的な立ち位置は一貫してリベラル。それも「小泉改革」の時期からの社会全体の右傾化、強いものが正しいという風潮の中に、僕自身は一歩も動いていないにも関わらずかなり左寄りに立っていたわけだ。 いわば、正統的な「リベラル・レフト」。僕自身はまったく意識していないにも関わらず、いつの間にか僕はそう目されるようになっていたのだ。 でも、もともとは僕はノンポリ。学生時代などはむしろ政治的な活動を毛嫌いしていたほどなのだ。 そんな僕に訪れた転機は、長良川河口堰反対運動に関わったことからだった。 あの運動の原点は政治的なものというよりも「遊ぶ場を取り上げられることへの反抗」だったと、開高健さんをはじめとする運動のリーダーたちも言っていた。当時岐阜に住んでいた僕もそれに共感していたからこそ、素直に仲間に入っていった。それは長良川の清流のように、ごく自然な流れだった。 長良川河口堰は結局のところ押し切られて建設され、運用が開始されて早や14年になろうとしている。その後の長良川の水質の悪化、生態系の大きな変化は推進側が想定していたもの以上のものがあり、あまりに大きな負の遺産を作ってしまったことが悔やまれる。 でも、あの反対運動の一番大きな意義は、公共事業・土建行政に絡みつくさまざまな利権を白日の下にさらけ出したことにあると思う。 今回の政権交代の一番大きな変化は、カネの流れが「コンクリートから人間へ」とシフトされていくことだ。同じバラマキ政策でも自民党政権の間接的なバラマキから直接当事者にばら撒かれるということが大きな変化であり、中間にいて利権を貪ってきた連中には本当に痛いことになっていくのだろう。 その「コンクリートから人間へ」という発想は、15年ほど前に僕らが長良川河口堰反対運動に関わっていた時期には既に僕らの中に当然のようにある発想だったことを思うと、ようやく機が熟してきたということかと、あまりのスピードの遅さに改めて苦笑してしまう。 自民党が壊滅的状況に追い込まれてしまった今、最低4年は民主党政権が続くことは間違いないと思う。僕に考え方の近い菅直人さんや仙石由人さんが政策決定の中枢にいるから、当面は安心してやさしい政治への変化を僕も傍観していられるだろうが、果たしてどうなることやら。 とにかく、弱い立場の人たちが安心して暮らしていける世の中がやってくるよう、僕らは見守っていく必要があるだろう。彼らが間違った方向に向かいそうならば、僕らはしっかり声を上げていこう。 翻って、安曇野にて。 先週、安曇野市長選挙と市議会議員選挙が行われた。合併から4年が経ち、安曇野市としての一体感が出てきたかどうかというところで、今後の方向性を占っていく選挙だ。 ここにも「コンクリートから人間へ」の発想が生きていて、当初はあまり話題にもならなかった新市庁舎建設問題が選挙戦中盤になって大きくクローズアップされるようになってきた。 結局、新市長に当選したのは、民主党系の前県議の宮沢宗弘さん。市庁舎に関しては「建設するも現計画からの大きな見直しが必要」というちょっと曖昧な表現をしていた分、無難な選択を市民はしたのかもしれない。 僕が個人的に応援していた古幡開太郎さん(市庁舎建設中止派)が、組織がないにもかかわらず大善戦し、平林伊三郎市長が事実上後継指名した藤森康友さん(市庁舎建設推進派)よりも多い得票を得たということは、安曇野でも「チェンジ」を市民が求めているのだという何よりの証拠だ。 宮沢新市長には、そんな民意をしっかり汲み取って欲しいと心から思う。 そう、人間がとにかく大切。その人間を生かす環境をいかに守り育てていくか、僕らも市民のひとりとしてしっかり声を上げていこう。 しかし、市議会議員候補者の選挙カーは相も変わらずなんたることか。幹線道路に面した畑で働いていると、嫌でも各候補者の選挙カーの声が聞こえてくるのだけど、いまだに名前の連呼と「地元の皆さんのお役に立ちます」という、何がしたいのかわからないような声ばかりが聞こえてくる。 農村だからとなめられてるのかと、ちょっと悲しくなってしまう僕。そう、僕も安曇野に暮らして2年とちょっと、議論好きな信州人としてすっかり自己認識してしまっているのかも。 それでもちゃんと政策を選挙カーから伝えてきた候補者もいた。スピーカーのボリュームを絞り名前の連呼をしない選挙カーもあった。静かに通り過ぎた候補者は、駅前や交差点、ショッピングセンターなどでの辻立ちではちゃんと自らの言葉で政策を語っていた。 地縁のしがらみのない僕が投票した候補者は後者であるのは言うまでもない。 そう、地方議員もしっかり政策で勝負する時代なのだ。地区(ムラ)の代表として地区に利益誘導するのではなく、安曇野市全体の代表なのだから。街頭で政策を語れる議員を、僕ら市民は育てていかねばならないと改めて思う。 とにかく日本の政治が変わっていくこの時期にしっかり立ち会えたことだけでも、生きていてよかったと思えるようなそんな政治を当選した政治家の皆さんにはお願いしたいと、優等生的な言葉でこの「暴論」を締めくくろう。 おやすみなさい。 ![]() |
![]() すんません、めちゃくちゃ忙しい夏を過ごしていました。 不義理してしまったみなさま、大変申し訳ございませんでした。 さて。 今年最後のビアフェス、横浜会場が本日より21日までの3日間開催されます。 場所はいつもの大さん橋ホールです。 9月19日(土) 14:00〜18:30 9月20日(日) 12:30〜17:00 9月21日(月) 11:30〜16:00 入場料:当日4300円 http://www.beertaster.org/gjbf/date.htm ということで、僕も20日まで頑張っています。(すみません、21日はいません。) ご来場くださる方、見かけたら一声おかけくださいませ。 お知り合いの方、今回も割引券あります。ケータイメールでお知らせくださいませ。 当日券売り場に預けておきますので。 |
|
友人のミュージシャン「負けズ犬」ことシンちゃんから電話。
森の中に住む彼の家に預けておいたマイタケのほだ木に、すっかり食べごろの大きさに成長したマイタケが生えたとのこと。 あれ、今はキノコが自然に生えてくる時期だったっけ??? まぁ、うちの畑にもそこらじゅうに食べれなさそうな小さなキノコが生えている。どうせなら何か違う世界が見えてしまうようなキノコだったら面白かったのに・・・って今はあまり大声で言ってはいけなさそうなことを思ったりもする。あはは。 自転車仕事、そして畑仕事を切り上げてシンちゃんの家へ向かうと、そこには「雪国まいたけ」半パック分程度の大きさでおいしそうにマイタケが生えていた。 シンちゃん、育ててくれて本当にありがとう。次に生えてきたら、シンちゃんちで食べてよ。 この季節はずれのマイタケ騒動、7月上旬に一度梅雨明け宣言が出された後、3日としないうちにまた梅雨空に戻ってしまったところに始まるのではないかと思う。 そのたった2日間の夏空の後の長く続いた雨を、秋の長雨だとマイタケさんは認識してしまったのだろう。 まぁ、真夏に薬品処理してないマイタケを食べられるということは、異常なのは間違いないけど素直に嬉しかったりする僕なのだった。 さすがにこの年になると、宴会芸で「ちょんまげ」なんて絶対にしないけど、マイタケというと嫌でも思い出すのは郷ひろみ扮するお殿様のちょんまげが「雪国まいたけ」であった昔のCM。 ちょんまげは別に「マツタケ」でなくてもええんやと思ったものだ。 (すみません、このあたり、「R-18」ですね!) そのマイタケは、シンプルに油炒めでいただこうかと思ったけれど、ちょうど畑で収穫してきた、大きくなりすぎた「黄色いキュウリ」があったので、それと一緒に炒め合わせることに。基本玄米菜食ながら「ゆるマクロビアン」の僕は、夏バテ防止の意味もあって卵は冷蔵庫に常備してあるので、スクランブルエッグ風に炒め合わせると立派な夕食のメインディッシュになるのだった。 そんな風にして、少しずつ収穫の歓びを得られるこの時期。 長すぎた梅雨のおかげで夏野菜の生育は非常に悪いのだけど、自給分は十分に確保できそうで、さらに仲間たちへの供給もある程度はうまくいきそうな雰囲気だ。 頑張ってきたことをしっかり神様は見てくれてるんだね。 ここで慢心せずに、まだまだ頑張っていくことが僕には必要なのだけど。 (すみません、雷雨でネット接続状態が不安定なので、写真は別途アップします。また見にきてちょーよ。) |
|
スタッフとして関わってきたイベントが続いたこの7月。あっという間に残すところあと5日間になってしまった。
![]() 田畑は草刈りのシーズン。自然農を目指している僕は、雑草たちとは共存共栄することが一番の理想と思っているのだけど、強すぎる彼らに作物が負けてしまうのを防ぐために、今年はしっかりと草を刈ることにした。 刈るとは云っても根こそぎ引き抜くようなことはしない。ここにある雑草たちは、この畑の土がバランスをとるために一番必要としているものなのだし。 でも僕も遊びで畑をやっているわけではないから、彼らの根は残したまま、そこに植えた作物の背丈より低く刈り込むことで共存への道を探る。 もちろん刈り込んだ草は、敷いてグラウンドカバーやマルチの代わりにしたり、あるいは鋤き込んだりして畑の一部として存在し続ける。 ![]() 長引く梅雨空に、正直言って夏野菜の生育は非常に悪い。 遅くに植えた田んぼの生育はこんなものかとは思ってるけど。 トマトはまだ花すら咲かないし、ピーマンや唐辛子などはまだまだ小さな「苗」のまま。 ようやくズッキーニやきゅうりが成りはじめてきたばかりというありさまだ。 でも、去年から頑張ってやってきたことが、今ようやく少しずつ認められてきている気がする。 花を咲かすまで、自然体にやっていけばきっとそんなに時間はかからないはずだ。 ![]() 玉ねぎ。昨秋植えつけた500本ほどの苗はしっかり実りの季節を迎えた。 肥料は刈った雑草を焼いた草木灰とほんの少しの油粕や生ゴミ堆肥を入れたぐらいで、プロの玉ねぎ農家さんに言わせれば情けない作り方でしかなかった。 当然のごとく実った玉ねぎは、それなりの大きさになったものも一部にはあったけれど、大部分がペコロスのようなサイズ。 ![]() ところが、この小さな玉ねぎたち、恐ろしいくらいに濃くて甘い味になっていたのだ! 簡単にオーブンで1時間弱焼いただけでどんなに手をかけたおもてなし料理以上にその場の主役になったのだ。 特に、安曇野でも豊科、堀金あたりは玉ねぎの生産量がものすごく多いところ。土質と気候の違う有明山麓では実際のところそんなにおいしい玉ねぎはできないと思っていたのだけど、少量をお試し的に使ってもらった友人の料理人たちからはいたく感謝されたのだった。 ありがとう、神様。ちゃんと僕がやってきたことを見てくれはったんやね! ![]() その実りが、華燭の典をも彩ってくれた。 7月25日、マヤ暦では「時間を外した日」。確かに存在している一日だけど、何も存在しない日。 そんな日に大好きな仲間カップル2組が合同で結婚式を挙げた。 まるで夏フェスのような、音楽とアートが中心にある野外での手作り結婚式。 当日までは大荒れの天気になりそうな予報だったのに、猛烈な風こそ吹けども強い夏の陽射しがまぶしい素晴らしい天気が挙式〜披露宴の間続いていたのには本当にびっくり。 神様は4人のこと、そして、この結婚式に裏方として関わった仲間たちのことをしっかり見てくれはったんやね!ありがとう! そして、おめでとう。ちゅーわん&ふまちゃん。大ちゃん&じゅんちゃん。 披露宴の終了とともに激しい雨に。僕らはずぶ濡れになって後片付けをする。 だいたい一段落したところで、僕は乗り捨て自転車の回収に向かうと、有明山麓から結婚式の会場だった高瀬川と犀川の合流地点の方向に、大きくて美しい虹が浮かぶ。 大ちゃんとじゅんちゃんの工房の名前も「にじ工房」。頑張った僕らとこれから新たな人生のステージを築き上げていく二組のカップルへの神様の祝福。 ![]() 7月18日〜20日 ビアフェス大阪2009。 今回も実行委員として、そして、当日運営の中枢メンバーのひとりとして、完全燃焼した。 京セラドーム大阪の最上部のふくらんだところを、この3日間だけでたぶん50周ぐらいしたんじゃないかと思えるほどのすごい歩行距離。 それは長距離徒歩旅行をやっていた頃を思い出させてくれた。 ![]() 去年まではのんびりゆっくりやっていけた大阪のビアフェスだけど、今年は東京でも感じていた客層の変化「地ビールの大衆化」が大阪でもずいぶん進んだと実感した。 こちらも雨の予報なのに、開催時間中は見事なまでに晴れていた。 実行委員、ボランティアスタッフ、醸造家、そしてお客さん、それぞれの熱い思いが融合した結果、そんな素晴らしくエキサイティングなビアフェスになったと思う。 3日間で来場してくださった4000人のお客様、少ない人数ながら頑張ったスタッフのみなさん、素晴らしい出来のビールを提供してくださった醸造家のみなさん、本当にありがとうございました。 また来年もこのメンバーを中心に、新しい血を混ぜながら大阪のビアフェスを創っていこうというのが、僕ら実行委員全員の想いなのだ。 さて、安曇野はまだ梅雨空が続いているけれども、観光シーズンの到来。 まだ落ち着いてはいるけれども、梅雨明けと同時にたくさんのお客様をお迎えできるよう、僕らも頑張っている。 景気は悪いけれども、その分家族や恋人や友人の絆が深くなれば最高の夏休み。 お迎えする立場として、日々新たな気持ちで、楽しみながら頑張っていこう。 そして、夏が終わると今度はビアフェス横浜。こちらは僕にとっては大阪の半分ぐらいの思い入れしかなかったけれども、第一回から関わってきたイベントとして、今年は今まで以上に頑張りたいという想いでいっぱいだ。 その前に、松本でも来月下旬にビールイベントがあると、ビアフェスで仲良くなったブルワーさんから聴いているので、そちらにも何らかの形で関わっていくことになるだろう。 さあ、まだ梅雨は終わっていないけれども、間もなく夏本番。 事故のないよう、ケガのないよう、風邪ひかぬよう、気合を入れて頑張ろう。 もちろん楽しむことも忘れずに。 昨日の虹は、僕らにとっては今年の夏を頑張りぬくモチベーションのひとつになったようだ。 ![]() ちなみにRainbowとは、雨(Rain)と弓(bow)がその語源。昨日の虹から射放たれた矢は、どこへ向かって飛んでいくのだろうか? それはすべて風まかせ。ぶれるからこそ人間なのだ。 |
|
近況報告もせずにすんません。単に忙しかっただけです。
さて、本日から3日間、京セラドーム大阪で「ジャパン・ビア・フェスティバル2009 大阪」が開催されます。 開催要領は以下のページをご覧ください。 http://www.beertaster.org/gjbf/date.htm また、今回からビアフェスのスタッフによるblogも登場しています。 こちらもぜひご覧になって、もっとおいしくビアフェスをお楽しみいただければと思います。 http://blog.goo.ne.jp/beertaster では、関西のビール好きの方、ぜひお誘いあわせの上ドームへGo! 蒸し暑いので、ビールうまいっすよ。 でも飲みすぎ注意。 |
![]() いやはや気がつけば6月も最終日。本当に自分自身のことを省みている余裕などまったくない状態のまま突っ走らざるを得ず、結局今月は田植えの話題2題しか書くことができなかった。 これだけ頑張って働いても現金収入はほとんどゼロ。市場経済の中では最低最悪最底辺の労働者なのだけど、自分自身の価値観に革命を起こすことから始めなければ真の革命家にはなれないのだと言い聞かせてなんとか頑張っている。 そう、あのスティーブ・ジョブスだって、アップルのCEOとしてはまったくの無報酬なのだから。次元は違うこともないだろう。(笑) 今日で1年も半分過ぎた。本来なら上半期を振り返るなんてこともしたかったけど、今夜は時間がなさ過ぎる。 昔、「上半期忘年会」なんてのを旅人どうしでよくやってた僕らだけど、今夜も余裕がないまま更けていく。たまにはそうやって誰かと語り合って自分の存在を見直したいものだけど、昨日は疲労が激しくて寝込み、今日は一日誰とも話すことなく黙々と土と戯れていたし。 ![]() この6月は僕にとっては土と水の季節だった。 去年は「約束の水」関連で毎日走り回っていて畑はほったらかし状態だったので比較できないのだけど、今年の6月は本当によく働いたと我ながら思う。 まずは今年から始めた田んぼ。 畑の両隣の休耕田が2枚あいていたので、同じ地主さんに掛け合って5月末になってやっと借りる手はずを取れた。その時点でもう遅すぎる。 ![]() ![]() そこから毎日草を刈り、天地返しし、手掘りの水路を作り、水が溜まらないことにやきもきしながら苗を入手し、そして代掻き。 ![]() トラクターの手配を諦めていたところ、おぐらやま農場の松村暁生さんがトラクターをトラックに積んでやってきてくれた!本当に嬉しかった。 ![]() 仲間たちに呼びかけて一緒に代掻き、田植えをやってくれる人を募集したら、十数人もの友人たちが時間の長短はともかくとして一緒にやってくれたのも嬉しかった。 ![]() 確かに僕が借りた田んぼではあるし、一番近くに住んでる僕がメインで管理しなければいけないのも間違いないけど、僕の田んぼとして独占したくはなかった。 田んぼというのは、古来、若い男女の出会いの場であり、逢い引きの場であったという。 それは「結」という言葉が生きていた時代の話。 ![]() でも、僕らが安曇野から世に問うている「革命」は、人と人の心のつながりを基本にしているわけで、すなわち「結の復活」というのもそのひとつの側面として顕れて当然なのかもしれない。 もしかしたらこの田畑で何か新しい恋や、新しい家族の絆が生まれるかもしれない。それこそ十年以上耕作放棄されていたこの田の神様が喜んでいるからにほかならない。 だから僕はいつの日か、石に彫刻を施す技術を身につけて、この場所に道祖神を建てたいと本気で思い始めている。30年以上前のNHKの朝ドラ「水色の時」で、主人公の父親が道祖神を彫るシーンは子ども心にしっかりと憶えていたりもする。 その道祖神が今でも古い道祖神同様に穂高川のほとりで大切にされているのを見ていると、安曇野という土地柄には本当に僕らのような一見根無し草のような生き方だって許されるというわけで。 ![]() 梅雨時だけど、山や空の美しさはやはり筆舌しがたいものがある。 現金収入を得られる仕事を後回しにしてまでも田畑にいたいと思う一番大きな理由は、そんな風景に抱かれていることなのだと思う。 そしてこんな美しい風景を常に感じていられる田畑を借りることができたこと、それだけで、僕はものすごく幸せなのかもしれない。 ![]() 梅雨時だけど、僕らは楽しいことを欠かさなかった。 田植えも豆の種まきもそうだし、もっと楽しい活動もたくさん。 ときには安曇野を離れて、都会での活動もあった。 ボランティア・スタッフとしてかかわり始めて早5年ほどになる「ジャパン・ビア・フェスティバル」。 いつの間にか中心スタッフのひとりとなっていた今年、あまりの人の多さ、混雑でお客さんとしても7,8年は避けていた恵比寿会場(6月6日〜7日)にも今年は実行委員として運営に参加した。 iPhone 3Gで撮影時期が時期だけにフル参加はできなかったけれども、実行委員会の会議から、前日準備、本番初日と、裏方として楽しんだ。 六本木のときも同じことを言ったけれども、この手のイベントは裏方が一番楽しいと思う僕。だから実に楽しく、一般のボランティア・スタッフの皆さんを引っ張りながら、充実した日々が過ごせたと思う。 さて、7月は大阪・京セラドームにてビアフェス開催。 こちらも実行委員、当日のリーダーのひとりとして、真剣に、でも楽しくやっていこうと思う。 早速先週末は会場の下見と役割分担などの打ち合わせのために大阪へ。 あと4週間弱、このメンバーと今年もまた楽しくやっていけることだけでも本当にありがたい。 そして新しい血も入ってきて、ますます楽しみなビアフェス。 ![]() ![]() まだ内緒だけど、僕のビールの夢はどんどん広がっていってる。 もちろん、自分と仲間たちの生産した100%安曇野産原料と安曇野の水だけで造るビールがその根幹にあるのは言うまでもないけれども、それをたくさんの人たちに楽しんでもらう場を作ろうということも考え始めている。 どういう形になるかはまだわからないし、これからどんどん変化していくのは間違いないけどね。 ![]() 名古屋へも行った。大好きな店、「立ち飲みBarみーま」の開店当時からの飲み仲間TくんとNちゃんが結婚したのでそのお祝いに。 そう、この店でのたくさんの出会いは、心を病んだ日々からの回復のきっかけとなってくれたし、今、場所は変わりながらも人と人をつなぐことをライフワークにしたいと本気で思わせてくれた。 この店がなかったらきっとまだ僕は、都会でしがない中間管理職をやっていて、まだまだ生き辛さや不安やいろいろなネガティブなものと闘いながら、きっとくすぶっていたに違いない。 Tくん、Nちゃん、おめでとう! そしてふたりを祝福すべく集った仲間たちとマスター夫妻に乾杯! うん、名古屋でビアフェスというのもいいかもな。それも僕を暖かな心で旅立たせてくれた名古屋の人たちへの恩返しのひとつになるかもしれない。 ![]() 僕が出向く活動も多かったけど、その一方でいろんな人が僕らの安曇野を訪ねてきてくれたのもとても嬉しく素晴らしい刺激になった。 以前からの友人では、5月の連休明けAさん(from仙台)に続き、今月はYちゃん(from大分)が登場! ふたりともとてもかっこいい現れ方をして、なるほど類は友を呼ぶのだと改めて思う。 そう、安曇野来訪当日朝に突然ケータイにメールくれたのだ!それも謀ったかのように僕のスケジュールがうまくあいていたりして、いやぁ、実に面白い。 Yちゃんとは梓川のイタリアンの隠れた名店「ルチェルナ」へ行き、コストパフォーマンス最高のディナー「ピッコロセット」を堪能してきた後、大分出身の望さんとつなげたくて「安曇野地球宿」に泊まってもらったり。翌晩は松本でKちゃんとその友人Jちゃん(from名古屋)と飲み歩き。 もちろんJちゃんともしっかり友人になったし、本当に面白いようにつながっていく。 ![]() そう、これぞ、僕が安曇野と都会やほかの地方をつなぐメッセンジャーとしての醍醐味でもあるかなと思ったり。 そして何よりも楽しいのは、音楽活動が日々の暮らしの中にしっかり戻ってきたこと。 それについてはまた別の記事で。 ![]() そんな風に、水無月1ヶ月を振り返ってみた。 ときどき惑わされたり道に迷ったりもするし、新月の願い事とまったく正反対のことが起こったりもするけれど、それこそ生きている証なのだから、信じた道を寄り道しながらでいいから進んでいけばいい。 忙しい日々を振り返るだけで、そんな当たり前のことに気づく2009年の6月だった。 ![]() この写真はiPhone 3G内蔵カメラで撮影 特記なきものは Nikon Coolpix P60で撮影 |
![]() ![]() キーボードのRとT(隣どうし)を押し間違えて、田植え艦長と変換して大笑いしたのはここだけの話。 よかった、浣腸じゃなくて(爆) |
|
2週間以上更新できない忙しさが続いているにも関わらず、毎日コンスタントにページビューが上がっていて嬉しい限りです。
つまりはそれだけ気にかけてくれている人が多いということ。感謝! でも、毎回見に来ては失望させているんだよなぁ。ごめんなさい。 とはいえ、時間がない以上書けないのは仕方ないので。 ようやく田植えも半分終了。全部手植えなので本当に時間がかかってしまっていますが、たくさんの友人たちと力を合わせて楽しくやっています。感謝! ![]() ![]() ![]() 明日は朝から残り半分を一気に片付けるつもり。お暇な方はぜひ一緒にやりましょう。 天気がよければ、こんな景色を眺めつつ楽しんでいます。 ![]() ということで、ショートバージョンにて失礼いたしまする。 それにしても最近、カエルの合唱が聞こえてこないのは何故? GW田植え組が一気に除草剤でも撒いたのかしら? |







































