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ギロッポンでルービーはいかが?
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ずいぶんご無沙汰してしまってゴメンナサイ。
この冬が春に向かう季節は、今年は特に体調も精神状態も浮き沈みが激しくて、毎日クタクタ。
blogを書いて振り返る余裕もなく2ヶ月が過ぎていったわけで。

いろいろ振り返って伝えたかったこともあるけれど、ますます前を向いて歩かなければいけない時期に突入だ。

4月も中旬になってから、強烈な寒波が襲来し真っ白な雪景色になってしまった有明山麓。
この時期は雪が止んで陽射しが出てくるとすぐに溶けてしまうのだけれども、桜が満開に近い状態で雪が積もるということは古老たちも経験がないと話すほどの異常な出来事。

数年来の気温上昇傾向が実は氷河期の前触れだという説もあり、なんだかそれも信憑性を帯びて見えてくる。

しばらくは低温傾向で推移して、春らしさをあまり感じないうちに初夏になってしまいそうな、そんな長期予報も出ている。体調管理には十分気をつけたいものだ。

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爺ヶ岳の雪形「種まき爺さん」も出現し、田畑のシーズンもいよいよ動き出した。でもこの時期になっても何日かにいっぺん、気温が氷点下、あるいは0度近くまで下がるので、植物たちにとっても過酷な気候だ。

もちろんそれは人間にとってもそう。
冬でもビールの僕だけど、今の時期になっても水代わりにガブガブとビールを飲む気になれない。


でも、いよいよビールシーズン到来。
今年も4回のビアフェスの実行委員として楽しんでいく予定だ。


第一弾。
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グラン・ビエール @東京ミッドタウン
昨年からはじまった、ビールの新しい楽しみ方を提案するイベント「グラン・ビエール」。
今年は正式名称を「キュイジーヌ・ドゥ・グラン・ビエール」とし、香り高いビールやハイアルコールのビールたちと料理のマリアージュを楽しむことを主目的にしている。

高級洋惣菜店「Dean & Deluca」の全面協力で、ビールと料理を合わせていく楽しみ方を知ってもらおうというわけだ。つまり、去年顕著に感じた「とりあえず」ではないビールの楽しみ方が一般に広がっていっていることをベースにして、今年は食中酒としてのワインや日本酒と同様の扱いにビールの地位を上げていく一助にしたいというのが実行委員会の思いなのだ。

今年は桜の散った後の4月下旬に開催時期を変更したけれども、なんと寒波の襲来で3月中旬開催だった去年と同じくらいの寒さになりそう。
特に裏側にいる時間の長い僕にとっては、今年も寒さとの闘いになりそうだ。

ギロッポンでルービーはいかが? この3日間はシースーではなく、キュイジーヌでどうぞ。

グラン・ビエール
 http://www.beertaster.org/gbindex/
4/23(金) 18:00 - 20:15 「ミッドタウン・ナイト」(定員1000名の前夜祭)
      前売 2700円  当日 3100円
 4/24(土) 13:00 - 17:00 「グラン・ビエール」初日 (定員1800名)
      前売 4100円  キュイジーヌ券つき前売 5900円  当日 4500円
 4/25(日) 11:30 - 15:30 「グラン・ビエール」最終日 (定員1800名)
      前売 4100円  キュイジーヌ券つき前売 5900円  当日 4500円
 会場:東京ミッドタウン「ミッドタウンホール」(地下鉄大江戸線六本木駅直結)

 お知り合いの方へ。
  24日、25日に使用可能な当日料金から2000円引きとなる割引券があります。
  ご希望の方は直メールください。お誘い合わせのうえ、ぜひお越しを。
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【2010/04/22 10:09】 | ビアテイスター | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
今日が善き日でありますように。
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今日の日の出はとても美しかった。

北西の山は雪雲の中で見えなかったけれども、日の出前には蓼科山も甲斐駒、北岳、仙丈もうっすらと見えた。
もちろん常念山脈は朝日を浴びてピンクからオレンジ、そして真っ白に光る。
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地震の前から、政情不安もあって森林の荒廃の進むハイチ。
亜熱帯なので植生は大いに異なるし、雪も積もってはいないけれども、かつてはこんな風景が当たり前のようにあったはずだ。
緑をなくした時点で子どもたちの笑顔は既になかった。

そして今年1月12日の大地震。

安曇野から僕らミュージシャンたちが、そして子どもたちが、
ハイチの子どもたちに笑顔を届けよう。

そんな日の始まりにふさわしい朝日の登場。ありがとう。

どうかたくさんの人の笑顔に会えますように。
そして、少しでもいいから、たくさんの人の愛情がハイチの子どもたちに届けられますように。

さぁみなさん、ご家族ご友人お誘い合わせの上、池田町創造館にぜひお越し下さい。

12時半開場、13時~17時がライブ・タイムです。
特に15時過ぎからは大いに盛り上がり、たくさんの笑顔がステージに、客席に広がることでしょう。
最後はステージも客席もなく、みんなが知ってる歌を一緒に歌いましょう。

チャリティーだからって変にかしこまらない。いつもとおんなじ、楽しいライブ。
これが僕らのスタイルだから。

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昨夜はチャーリーさんタミコさんのお家にお邪魔して、内輪で小さな前夜祭。
ますみさんが本番で歌う予定の歌を聴き、じわじわと降り注いでくる何かに目頭が熱くなる。
さあ、みんな楽しんでいこう!
【2010/02/20 10:02】 | 田園音楽生活 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
2/20 ハイチの子ども支援チャリティーコンサート 開催!
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1ヶ月ほど前に「Lotus Cafe」営業中のひつじ屋で、我らが大先輩のパーカッション奏者・チャーリー宮本さんと企画を始めた、「ハイチ地震救援」のチャリティーコンサート。

政情不安やHIVの蔓延でただでさえ孤児の多かったハイチという国で、この1月12日に起きた地震によって両親を亡くした子どもたちがたくさんいる。
幸いにして両親ともども生き延びた子どもも、心に大きく深い傷を負っている。さらには人身売買の危機までも。

こんな子どもたちが再び笑顔になれるように。
地球の裏側の小さな小さな田舎町をホームグラウンドに活動するミュージシャンたちが、この町の子どもたちとともに、こんなコンサートを企画した。

ハイチの子ども支援チャリティーコンサート
 2010年2月20日(土) 12:30開場、13:00開演 (終演予定は17:00)
  池田町創造館にて。(北安曇郡池田町会染7770、池田クラフトパーク内)
   出演:ますみ(三線、唄)、負ケズ犬@シン(弾き語り)、
      舞&ダブルファンタジー(親子デュオ)、赤沼千史バンド、
      松本教会グレイス・クワイヤー、チャーリー宮本  ほか。
      (シークレットであの伝説のバンドの残党が登場するかも???)
    お問合せ、お申し込みは/0261-62-0256(ミヤモト)
                e-mail tamichant@gmail.com まで

館内では、フリマ感覚のチャリティーバザールも開催されます。
えっちゃんのサモサ、「こーさんのうち」のバナナちまき、「ゆら麦工房」のパン など。
古本市なども行われる予定。


チャーリーさんからのメッセージ
 カリブ海に浮かぶ島国、ハイチで先月12日(1月12日)に発生した大地震では、数百万の人々が被災し、亡くなった方は20万人近く、中でも被災した半数以上は両親を失った子どもたちです。
 親という支えを無くし、家も無く、食べることもままならない彼らには、人身売買の危険も迫っています。
そんな状況下で、子ども達を安全に保護し、食事を与え、安全な環境を確保する支援が緊急に必要です。
そんな子ども達を支援する為の子ども支援コンサートです。
 そして日本にいる私達の恵まれた暮らしを、私達一人一人が省みると同時に、日本の子ども達にも日本の暮らしの豊かさに気付く機会となればうれしく思います。
日本の子ども達から、私達大人から、ハイチのみなさんへ愛のメッセージを送りたいと思います。
どうかみなさん、ご家族でご参加下さい。
お越しいただく全ての方々が支援コンサートの実行委員であり、こころの支援者です。

 ありがとうございました。

                  チャーリー宮本


この日は安曇野・松本でいろいろとイベントが重なり、会場の確保にも苦労した。
結局、チャーリーさんの地元、池田町での開催となり、チャーリーさんとタミコさんは関係先との調整に奔走されていた。
僕も微力ながらお手伝いをして、なんとか無事に開催にこぎつけることになったワケで。

お忙しい方も多いかと思いますが、ぜひ短時間でも一緒にハイチの子どもたちを支えるために、そして世界中の誰もが平和に豊かに生きていくことの素晴らしさを考える、そんな時間を過ごせたらと思っています。

2月16日付 松本平タウン情報
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2月4日付 市民タイムス
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【2010/02/20 10:00】 | 田園音楽生活 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
この週末のおすすめイベント2つ+期間限定ショップ1つ
今週末は、なぜだか僕の大切な仲間たちが関わっているイベントが盛りだくさん。とても全部は参加できないし、20日は企画からお手伝いしてきた大事なイベントがあるので全部不参加となってしまうのが本当に残念に思えるほどなのだ。

その中から、僕が可能なら参加したかったイベントを2つと期間限定ショップを1つ紹介しよう。


2月20日(土) ベーシック・インカムを考える集い
       「豊かさの中で広がる貧困とベーシック・インカム」

  13:30~16:30 信州大学 全学教育機構34番講義室にて。
   資料代:500円
   主催:安曇野ベーシック・インカム研究会
   (問い合わせ:藤沢雄一郎 090-9359-2013)
 主催者からのメッセージ:
  アメリカでは7~8人に一人が食糧配給を受けて生活しているという。
  日本でも失業率は5%を超え過去最高となり年越し派遣村が毎年話題になる。
  EUでもギリシャやアイルランドなど破産状態の国が増えているらしい。
  経済大国と言われる国でさえ貧困が進んでいる。
  その実態とベーシック・インカムという制度の可能性を
  共に考えてみませんか?
 報告者:
  曽我逸郎(中川村村長)「私は何故ベーシック・インカムに期待するのか」
  八木航(生存を支える会)「ホームレス・失業者の救援現場から」
  藤沢雄一郎(安曇野ベーシック・インカム研究会)
   「政府通貨発行によるベーシック・インカムの必然性」

  僕の米作りの師匠のひとりで、安曇野の有機・自然農業のパイオニア的存在の
  藤沢雄一郎さんは、この地からベーシック・インカムの導入について声を上げ
  続けている人。
  僕も影響された訳ではないが、今の社会保障制度の問題点は政府から基礎所得
  として現在の生活保護相当額を国民全員に支給することで案外簡単に解決する
  のではないかと思ったりもする。
  もちろんそれだけでも最低限の文化レベルを維持する生活はできるのだけど、
  それ以上に稼いでもいい。稼いだならその分所得税が多く課せられるだけ。
  仕事がないならば、それだけでちゃんと暮らせる。そうすれば突然失業しても
  しっかり生きていけるし、その間に次の仕事をゆっくり探せばいい。
  体調を崩したり怪我をしたりで働けなくなってしまったときにも、ちゃんと
  暮らしていける。資格を取るために学校に戻るようなケースもしっかり学業に
  専念できる分難関資格の合格率も上がり、スキルド・パーソンが増えることで
  いろいろな効果が期待できる。
  ただ、いろいろと問題点もありそうだ。特に市場経済信奉者(旧来の自民党支
  持層)には「不労所得」としてそれだけで嫌悪感もあるようだし、この下支え
  の分インフレが発生してしまっては元も子もない。
  支え合って生きていくという発想を全国民が持てるようになるまでは時期尚早
  かもしれないけれど、制度が新たな国民性をつくることだってある。

  今回僕は参加できないけれども、これからしっかり勉強して考えていきたい
  テーマ。
  こんな本を読んで、少しずつ勉強中。
  
ベーシック・インカム入門 (光文社新書)ベーシック・インカム入門 (光文社新書)
(2009/02/17)
山森亮

商品詳細を見る
  


「冬かふぇ」
 2月21日(日) 11:30~16:00ごろ
 安曇野地球宿にて。(安曇野市三郷小倉4028-1 tel:080-5486-6111)
 「寒い寒い安曇野の冬は、山の恵みで温まろう!!」
  年末年始のいろいろで疲れた身体を 冬かふぇでほっと一息、
  ゆったりと食事時間を楽しみませんか?
  冬かふぇは 身 も 心 も <<デトックス>>がテーマです。
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地球宿シェフの「まさちゃん」と麻女かふぇの「EIKOちゃん」のコラボで、今年も一日限定カフェが地球宿にオープン!
去年の春かふぇに続き、今回も試食会にお呼ばれ。一足先に楽しませてもらったけど、例によって僕ら仲間たちの野菜をおしゃれにおいしく健康的な料理に仕上げてくれた。
気分的にも体調も低空飛行墜落寸前だった僕だけど、少しは上昇気流を受けられたかな。
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のんびりゆったり、冬の野菜たちを楽しんで。

なお、この売り上げの一部はハイチの子どもたちへの支援に募金されます。
20日のコンサートに来れない方もこちらにぜひ。


安曇野スタイルショップ(あめ市ショップ延長) 2月22日まで限定
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穂高あめ市協賛の期間限定ショップとして「あめ市ショップ」が2月7日~14日の間穂高駅前通りに開設されていたが、そこに参加していたクラフト作家さんたちの有志で同じ場所で22日まで延長営業中。
クラフト作品、パン、お菓子などの展示販売をやっている、期間限定アーティスト・ショップ。
安曇野スタイル・ファンの方はぜひお立ち寄りあれ。


今年の冬は仕事を創る冬にするはずが、なんだか大きなイベントに今年も引っ張られてしまってる気が・・・
まだ農作業の本格開始、観光シーズンの開始までは2ヶ月弱はあるから、これからラストスパートすればいいや。
この週末までは自分のことは後回し。

【2010/02/19 16:40】 | 安曇野の仲間たち | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
今日は奄美の「方言の日」。
毎日が誰かの誕生日であり、何かの記念日である366日。
今日は「冥王星の日」だと今朝聞いた。1905年に米国の天文学者クライド・トンボーが太陽系第9惑星として発見したのがこの日。なんでも1月23日と1月29日に撮った2枚の写真を比較して、冥王星を発見したのだという。
その冥王星も惑星ではなく「準惑星」に格下げされたのはまだ記憶に新しいけれど、やはり太陽を中心に回っているものなのは今も変わりはない。

今日の記念日は、ほかにも「嫌煙運動の日」とか「エアメールの日」とかあったけれども、僕が一番目を引かれたのは奄美の「方言の日」。
奄美大島では「シマユムタの日」、喜界島では「シマユミタの日」、徳之島では「シマグチの日」など、島・地域ごとにそれぞれのネイティブな呼び方になっている。

東京郊外に育ち、成人してからは各地を転々としてきた僕だけど、残念ながら母語となる方言を持っていない。
厳密に言えば、伊那谷出身の祖母、転勤族の娘の母、鹿児島出身の父の言葉に囲まれて育ったので、必然的に標準語を話して育ったわけで。もともと武蔵野にあった方言(よく「志村けんのじいさんばあさんコントの言葉」と形容される)は既に絶滅寸前だった時代だった。

岐阜・名古屋時代に言葉の洗礼を受け、気がつけば関西っぽいイントネーションの標準語を話すようになっていた僕。
京都や大阪にも多感な少年時代からよく行っていたので、関西に行けば「京都の大学に4年間通った地方出身者」のようなフェイク京都弁だって話す。
安曇野に暮らすようになってからは、松本平の言葉を少しずつ吸収して語尾につけたりもしてきたダ。さすがに食後の挨拶を「いただきました」と言うのはまだ気恥ずかしいし、普通に話しても岐阜県西濃地方や京都のアクセントが自然に出てくるので、なんだか不思議な言葉を僕は話している気がする。

さて、奄美大島の「方言の日」。
奄美は僕にとって未踏の地なので、奄美の言葉がどんな言葉なのかよくわからない。
黒糖焼酎や鶏飯が大好きでも、言葉というスピリットがわからない以上本当の旨さを知らないのかもしれない。
そろそろ奄美に行ってみたいなぁ。

でも、なぜ方言の日に目を引かれたのかというと、実はごく単純なこと。

昨夜から左目のまぶたが腫れて痛い。カルテに書かれる正式名称「麦粒腫」。僕の育った関東では通常「ものもらい」と呼ばれ、名古屋文化圏では「めんぼ」、関西では「めばちこ」。京都では「めいぼ」が正しいそうだけど、少なくとも僕の周囲にいた京都人はみんな「めばちこ」と言ってた気がする。
ひどい痛みや膿みがなければ、たいてい放っておいても治るものだけど、その分いつでもどこでも誰でもかかるポピュラーな感染症。
だから日本中でいろんな呼び方がされているのはごく自然なことなのだ。

目薬の大手、ロート製薬のホームページには、ものもらいMAP などというコンテンツまであるほど、日本の地方の多様性を示す好例。

果たして長野県では何がポピュラーなのかなと開いてみたら、「ものもらい」が主流。
でもかつては「めこじき」が主流だったらしい。
そういえば祖母は「めこじき」って言ってたっけ??? ああ、思い出せないや。
今、眼科に行ったとしても、他県出身の若い看護婦さんでは「めこじきができた」と言ってもきっと通じないのでは?

ということで、明日の朝までガマンできたらガマンしてみるだけ。左目に負担をかけないように気をつけなきゃ。
劇的に腫れたりしたら、観念して眼科に行くか。

考えてみたらもう1年近く病院にも歯医者にも行ってないなぁ。
健康なのか、調子が少々悪くてもガマンしてしまうだけなのか。まぁ、変に元気すぎるより、これくらいがいいのかも、ということにしておこう。

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笑っているような三日月を見ながら。
【2010/02/18 14:44】 | log | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
そして僕らは伝説になった。
去年の話でごめんなさい。
ま、今日は旧正月。だから去年を振り返るにはふさわしい日だろうから、許されるだろうな。

「伝説のバンドになろう」。そう言って2009年の1年限定で活動してきたAZUMINO Jug Band。

12月27日、安曇野市穂高学習交流センター「みらい」にて、伝説の最終章がついに完結した。

体調と精神の不調を抱えた状態で、みんなの協力のもとなんとか僕もステージに立つことができた。
みんなありがとう。

詳しい報告はいろんなblogなどでされているので、僕からはそんなに書かない。
予定されていたセットリストも、ちょっとした非常事態だったので途中から変更しながら。
でも、オーディエンスがたくさん一緒に参加してくれたこと。それが音楽の女神さまを揺り動かし、僕らは本当に伝説になった。

ありがとう。ありがとう。

この日、言いだしっぺのヒデさんのお父さんの容態急変とのことで、リーダー不在のままにリハーサル、そして本番へと突き進んでいくしかなかった。
ふまちゃんのリードでステージ自体はつつがなく、楽しく進行したけれども、ヒデさんの思いがここにないことが僕らの心に大きな棘となって刺さる。

結局、ラストライブといいながら、この日、僕らは本当に解散なのかと結論を出せなかったのだ。
もう一回、何かの機会に全員集結して、短時間でもいいからライブをやって終わらせようか。
ヒデさんの思いを聴くまでは、僕は「解散しました」とは伝えたくなかった。
だから、こんな時期まで報告せずに引っ張ってしまったのだ。
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1月30日。今年の「ドリカム新年会」@地球宿。
今年も僕はスタッフとして参加。でも、かなりパワーダウンしていた時期だったので正直言って長丁場にすっかり疲れきってしまっていた。
その中で、ヒデさんも含めて、本当の意味でのラスト・ライブをやることができただけでも、ここから新しい冒険へと旅立っていける自信を僕は取り戻した気がする。

このバンドに出会えて、僕の生活の1割程度には音楽活動というトピックが戻ってきた。
そして、今年は、「器用貧乏で本当に貧乏なクリエイター」としての僕の「器用」なことのひとつに、ソングライティング、鍵盤弾き語りが加わることになった。

半農半クリエイター、ときどき観光業。
今年はこれで行こう。

これが僕の今年の冒険。ようやくその気持ちが固まってきた。
去年の夢のような日々をしっかり現実として受け止め認めること。
ドリカム新年会で完結、そして今日から旧暦で暮らす一面を持っている僕にとっては新しい一年の始まり。

さぁ、農閑期もあと2ヶ月。
急ぎすぎずに歩いていこうか。ぼちぼちいこか。

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旧暦初日の出 @穂高牧、キッセイ薬品第二研究所西側
【2010/02/14 20:47】 | 田園音楽生活 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ここ数日の出来事、新blogオープン、そしてiPad
なんだかんだで自分の時間が持てなかったこの1週間ほど。
blogをゆっくり書く余裕がまったくなかった。

つまり、日々を振り返ることができなかったわけで。

そのうえ、昨日からずっと頭痛が続いていて、仕事もまともにできず。
昨日の美しい青空から、今朝の冷たい雨。
気圧と湿度のあまりに激しい変化に体がついていけていないのだろうな。


友、遠方より来るあり。
最近あまり飲まなかった日本酒を、久しぶりに毎晩飲んだ。
お互い抱えているものはいろいろあるけれど、本音で語れる旨い酒。

写真を撮る友人を案内して、久々に僕も本気で写真を撮った。
奇蹟のワンショットもいくつか撮れた。
たとえばこんな写真たち。スナップショット。
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1月26日、LotusCafe最終日。感謝の時間。
チャーリーさん(perc)、負けズ犬・シンちゃん(g,perc,vo)、新婚のますみさん(歌、三線、三板、vn)と芸達者が揃い踏み。
安曇野ジャグバンドの元メンバーも何人か集まり、延々2時間以上のジャムセッション。
ああ、楽しいなぁ~ 幸せだなぁ~
それ以上の言葉は出そうにない、素晴らしい時間だった。
僕も久しぶりにベースを弾いた。今年もベースを弾く機会はいろいろありそうだから、しっかり練習しよう。
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タカハシさんの旅荷物がインド・チェンナイからひつじ屋に届いた。
無事に29日からひつじ屋としての営業再開できるといいね。

荷物といえば、この日はかなちゃんの引越し。
望さんに軽トラ持ってきてもらって、一気に新居に運び込む。
すぐご近所になったので、これからちょくちょく酒持って訪ねることになるんだろうな。
これからもよろしくね。
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WeatherNewsサポーターとしての空リポート、去年の年末から本格的に毎日やってきたけれども、空の写真は天気予報の精度向上に一役買っているだけでなく、それだけ見てもなかなかキレイだ。
それを残しておく場所として、新しいblogをひとつオープンしたので、お知らせします。

ソラヨミ日和 from 安曇野」 http://www.matsuaz.com/TerraSunWeather/
メインblogは引き続きこのblogを使いますが、ソラヨミ日和もぜひご覧くださいませ。

余裕がありそうなら、Twitterかスナップ写真つぶやきサイトのflickerにも手をつけたいのだけど、果たしてどうなることか。まずはソラヨミ日和の継続が先だな。


DSCN6676_200.jpgこれは僕のiPhoneだけど・・・
そして、今朝、ついにiPad発表! 日本での展開がどうなるかまだ読めないのだけど、iPhoneアプリ開発者としてはターゲットが増える分楽しみも大きい。何より画面サイズで今までiPhone/iPodTouchではできなかったアプローチが可能になるのは面白い。
その分開発の手間が増えるのが大変だということもわかってはいるけどね。

たぶん、WiFi専用で僕も買ってしまうんだろうな。わくわく。


停滞しているんだか進んでいるんだかわからない僕のここ数日だけど、明らかに気持ちはさらに前を向いている。
あとはこの頭痛さえおさまれば・・・ううう
【2010/01/28 07:33】 | log | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
中越逃避行・2010新春(後編)
1月19日。
日付が変わっても雨は一晩中降り続いていた。落雪の激しい音と揺れで何度も目を覚ました。
三角屋根は雪下ろしがいらない代わりに頻繁に落雪することは、安曇野の暮らしでも良く知っていたが、この地の雪の多さ、湿っぽさはより一層その衝撃を大きなものにする。
部屋の暖かさゆえに深い眠りに落ちては落雪の衝撃で目を覚ましというのを繰り返しているうちに、いつの間にか朝。
雨はすっかりやんでいた。
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昨夜のうちに買い込んでおいたパンをかじって簡単に朝食。
そしてあっという間に小さなログハウスの快適な朝が過ぎていき、出発の時間に。
加藤さんに挨拶をして一夜を過ごしたログハウスを後にする。今回は交通機関の乱れで到着が遅くなり、ゆっくりお話しすることができなかったのが心残りだけれども、遠くはないところだからまたすぐに帰ってこよう。

来迎寺駅で18きっぷに改札印を押してもらう際、「穂高駅発行」に気づいた駅員さんから「今から穂高に帰れるの?」と訊かれる。いくら隣県とはいえ、穂高という名前がさりげなく出てくると嬉しくなるものだ。
まっすぐ帰ればほんの5時間。でも18きっぷ1日分は軽く元がとれる距離。

僕が今日これから向かおうとしている先は、「魚のアメ横」で有名な寺泊。
市町村合併で同じ長岡市になった場所で、車で向かえばほんの40分ほどの距離なのだけど、各駅停車の旅で一番効率のいい乗り換え方を選んでもこの時間は2時間もかかってしまう。
信越線で柏崎へ、さらに越後線に乗り換えて寺泊へ。ずいぶんと長い旅だ。

でも到着はあまりにあっけなく。気がつくと寺泊駅に電車は滑り込み、慌てて降りる。どうもそのときにニット帽を落としてきたようだ。
確か大阪ミナミのアメリカ村で300円ぐらいで買ってきた安物のニット帽。いつの間にかダラダラに伸びてしまって心地悪かったけれども、なくなってしまうと本当に寂しいものだ。
何かこの日に僕に降りかかってくる悪いことに、ニット帽が身代わりになってくれたのだと思えば、感謝の気持ちになる。
代わりのニット帽を今度探してこよう。それが供養というものだ。

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「魚のアメ横」はオフシーズン、閉まっている店も多く人もまばら。大雪直後で入荷量も少なかったようで、あまり心を惹かれるものは見つからず。
ふらふらっと歩き回り、帰りに残っていたら買っていこうというものを見繕うものの、今ひとつ惹かれるものはなかった。
まだ活きのいい好物のメガニ(ズワイガニのメス)が安かったのだけしか目につかなかった。でも5匹で1000円。一人暮らしの僕には5匹もいらない。せめて2匹にならないだろうか。後で交渉してみよう。

今日一番のお楽しみは、この寺泊の地で美味しいビールを作るブルワリーを訪ねること。「魚のアメ横」からさらに5kmほど行った先にある。寺泊の町までは1時間に1本あるバスも、その先へは極端に便数が減るが、市場をひやかすにはちょうどいい待ち時間だった。

やってきたバスの乗客は僕ひとり。それも普段からほとんど誰も乗らないバスのようで、乗ろうとすると運転手さんから「このバスでいいんですか?」と訊かれる始末。なんとか中高生やお年寄りの通院の足として維持されているものの、既に役割をほぼ終えてしまっている哀しいローカルバス。
「地ビールレストランに行きたいんですけど」と言って乗り込むと、10分ほどで到着。フリー乗降区間なので、あらかじめ行き先を告げておくとその前で降ろしてくれるのだが、降ろしてもらったのは「市坂」という正規のバス停だった。海の眺めのいい一角に今にも朽ちそうな待合小屋のある、その部分だけは時間が止まっているようなバス停。
でもすぐ後ろには、小ぢんまりとしたリゾートホテルとその別館の日帰り温泉施設、いくつかのレストランなどが肩を寄せ合って立っている、そのギャップがとても面白い場所だった。

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そのレストランのひとつが「日本海夕陽ブルワリー」。熱心なブルワーさんが毎年コンペティションに出品して、必ず入賞している素晴らしいクオリティで僕も好きなブルワリー。でも、少人数で運営しているとのことでビアフェスには毎回樽を送ってくるだけでブルワーさんとは残念ながら面識なし。
今回も思い立ってのアポなし訪問だけに会える可能性はほぼゼロだけど、それでも醸造タンクから出したばかりのビールを飲めるだけでも、僕にとっては念願かなっての時間だ。

ビアフェスでおなじみの「コシヒカリラガー」も安心して飲めるうまさは変わらず。現在飲める4種類すべて、とても高クオリティだった。(詳細は別記事にて)
今年もビアフェスでの「再会」が本当に楽しみだ。
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すぐ隣の日帰り温泉施設「太古の湯」で、酔い覚ましをかねての入浴。
海辺の温泉で、経営者の情熱で源泉を掘りなおしたとのことだったので、傷にしみるほどとても濃い食塩泉であることを期待していたけれども、残念ながら加水循環のようで、お湯の力強さをほとんど感じられなかった。隣にブルワリーがなければ「二度と・・・」なんだろうな。でも、ブルワリーを訪ねると、ランチビールだけでは帰りのバスまでの時間をすっかり持て余してしまうので、たぶんまた何度となく寄る気がする。
まぁ、浴感はサラリとしすぎていたけど、やはり食塩泉、しっかり体の芯まで温まっていたからよしとしよう。

バスの乗り継ぎが必要だったので、「魚のアメ横」に再び。メガニ2匹(400円)にしてもらうことに成功し、サンマの糠漬け(越前や丹後では「へしこ」と呼ばれるもの)と一緒に包んでもらう。しめて900円。これが今日のお土産だ。

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寺泊駅から、越後線で吉田、弥彦線に乗り換えて東三条へ。
接続の時間次第では、ご当地ラーメンの「燕三条系」と呼ばれる魚介系の醤油味スープに背脂たっぷりが太麺となじんでいる比較的ガッツリなラーメンを食べたいと思っていたけれど、東三条駅周辺には「燕三条系」のラーメンを食べさせてくれる店はなかった。
でも、さすがに「石を投げれば社長に当たる」というほどの古くからの中小の町工場が多い町だけに、数多くの職人さん工員さんたちに愛されてきたB級グルメの宝庫、ここにはもう一個興味深いご当地ラーメンがあった。
それが「三条カレーラーメン」。
ケータイで東三条駅の近くの店を探し、訪れたのが「佐藤屋食堂」。
本来は醤油味の「三条っ子ラーメン」が看板メニューなのだそうだけど、僕はやっぱりカレーラーメンを食す。
鶏がらのベースの中に昆布や煮干の香りが、それだけでも美味しそうな醤油ラーメンに、具は豚肉と玉ねぎだけというシンプルなカレールーがかけられたカレーラーメン。辛味はマイルドで、縮れた細麺にスープがよく絡んでおいしい。もう少しお腹がすいていたら、ご飯と一緒にいただきたい、そんな素朴な美味しさに大満足。
帰りに「三条カレーラーメンマップ」というのをいただこうとしたら、「今届いたばかりでたくさんあるから、何枚でも持っていって」とご主人。遠慮がちに5枚ほど頂いてきたので、ご希望の方には差し上げます。
僕が今製作中のiPhoneアプリのコンテンツの新潟編を作ることになったら、そのときはぜひ三条カレーラーメンマップをコンテンツのひとつとして載せたいなぁ。
嗚呼、B級グルメ、万歳! お高くとまった高級郷土料理よりも、こういうお手軽な食べ物の方が、暮らすように旅をしたい僕にとっては大きな楽しみなのだ。
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特急並みのスピードで、実際に一昔前の特急用車両を使っている快速「くびき野」に乗り、直江津へ。やはり昼酒の影響か、昨夜の眠りが不規則になり過ぎたのか、めちゃくちゃ眠くなって、とてもよく眠れた。でもこれで、アルコールは完全に抜けてスッキリ。寒い中アルコールが残っていて長野の駐車場で動けなくなることはとりあえず避けられたかな。

直江津で長野行きの普通列車に乗り換え、足を投げ出して読書。ここ数年、読書量が極端に減っている理由は、普通に暮らしていてもあまりアイドルタイムのない状況に求められるのはわかっていた。都会のサラリーマン時代は、電車通勤で毎日1時間半以上は読書に費やすことができたのだから。
安曇野暮らしでは基本的に普段の移動は車か暖かい時期なら自転車。当然移動途中に本は読めない。
だから旅の醍醐味は読書にあるのかもしれないな。もちろん普段見られない風景だから、明るい時間は車窓にくぎづけになるけれども、単調な風景だったり、夜間の移動だったりではやはり読書が一番。

21時半前に長野駅に帰着。
そこから1時間半運転して日付が変わる直前に帰宅。2日間の短い旅だったけれども、寒さに凍りつきそうだった僕のクリエイティビティが、少しは溶けてきたようないい感触をもって帰ってくることができただけでも、有意義な旅だった。
【2010/01/27 23:47】 | ちょっとお出かけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
中越逃避行・2010新春(前編)
ryoma-koseisai3_32.jpg別にこの人のせいじゃないけど・・・
本当は四国にでも行こうかと、2日分温存しておいた今期の青春18きっぷ。
ところが先週の大寒波の影響で安曇野を脱出できず、最終有効期限まであと3日という状況になってしまっていた。

これでは四国はとても無理だ。仕方がないので、もっと近場で、でもこういう機会でもないとなかなか行かないところに行こうと思った。

そこで白羽の矢が立ったのが新潟県中越地方。
越後湯沢、石打、上越国際、六日町、そして八海山。僕が若かりし日によく行った雪山のある地域だ。
たぶん今の僕にはしっくり来る場所。それも、交通が完全に麻痺するほどの豪雪の直後。いかにも僕が好きそうなシチュエーションだ。


正直言って、ここ数日妙な閉塞感に僕は襲われていた

創りつつある仕事は、順調とは言いがたいながらも別に行き詰っているわけでもなかったし、何も予備知識のない状態から新しい価値を生み出すという行為には大きなエネルギーが要ることもわかっていたから、そこから来る閉塞感ではなかったのも間違いない。
強いて言うならば、あまり人と話す機会がなかったことに尽きるのかもしれない。
結局ひとりで暮らしひとりで仕事をしている以上、アイドリングタイムに誰かに会いにいくしかないのだけど、今年に入ってから誰かとゆっくり電話で話すことも一度もなかったし、「Lotus Cafe」も最近はお昼時が大盛況で、文字通りあの「ひつじ屋」の小さなテーブルで「膝を突き合わせて」語るような機会も先週後半は一度もなく、結局はひとり。
まぁ、ひとりの時間を愛している僕だから、人からそれが苦痛とはまったく見えないわけで。

どうせひとりでいるなら、旅をしよう。
だって僕は旅人なのだから。

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おりしもちょうど、「地球の歩き方の歩き方」という本を図書館で借りてきて読んでいたところだった。
かの個人自由旅行のバイブル「地球の歩き方」を世に出した人たちのことを書いた素敵なノンフィクション。そう、彼らもひとつの革命を成し得た人たちなのだから、ますます「革命家好き」で自らも「心優しき革命家」を目指す者としての気分は高まっていたわけで。

でも、なんだか今回の旅はのんびりしているようで、時間との闘いのような気がしている。
ちょうど半分が終わった時点でそう感じているのだ。

まず出発からして本当にバタバタ。昨夜のうちに送っておいたと思しき大事なメールが未送信のままになっていることに気づいたのが運のツキ、今日は本当に一日、いろんな意味で時間という概念を考えさせられた一日だった。
明科駅で乗ろうとしていた電車に間に合わず、やむなく長野まで車で行く。

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駅からちょっと離れた24時間700円の駐車場に車を置いて、東急でいろいろ買い物していたら、あっという間に予定の電車の発車3分前。地下道を走り、コンコースを走りぬけ、汗だくになりながら飯山線のディーゼルカーに乗り込む。
ところがこのディーゼルカー、「大人の遠足」に行くと思しきリタイヤした世代の旅行者グループが1両の半分を占拠して大騒ぎ。この世代の人たちの群集心理って本当に「旅の恥は掻き捨て」を当たり前と思っているようで本気で怖い。まだヤンキー高校生の方が僕はとっつきやすいのだ。

そんな厚顔無恥な行動を見ざる聴かざる言わざるで旅の車窓をやり過ごしたかったけど、実際は心がすっかり乱れていたわけで。彼らが飯山駅で下車したときは本当にホッとしたのはここだけの話。
当初彼らは北飯山駅で下りると大声で言っていた。もし彼らと話す機会があったなら、「仏壇でも買いに行くんですか?」と悪態のひとつやふたつついていたかもしれない。掻き捨てるような旅の恥には、もっと恥をかかせることで対抗したいと思うけど、たぶん彼らはなんとも思わないんだろうな。
そのバイタリティが日本を成長させてきたのは確かなのだから。
実際、僕はこの世代の人たちにはサラリーマン時代にずいぶん泣かされたものだ。つまり彼らも「新人類」の僕らに大きなジェネレーション・ギャップを感じていたわけで、その分冷たく当たられたのかもしれない。
お互い様と我慢するしかないや。いまだになかなか素直になれないんだけどね。

話を戻すと、北飯山駅周辺はお寺も密集しているけれど、日本有数の仏壇商店街。それは紛れもない事実なのだ。

そしてその北飯山駅から乗ってきた高校生の女の子たちのあまりに不釣合いな服装と足元に、なんだか安心してしまう僕なのであった。
僕が高校生だった頃、このあたりの女子高生は上は制服のブレザー、下は不釣合いにヘビーデューティなズボンだったりした。(今で言う「パンツ」なんていうかわいいもんじゃない、ただのズボン!)
でも今の雪国の女子高生はちゃんとスカート。暖かい素材のストッキングが安価に普及したおかげで、無理して生足で過ごすことも、やや懐かしいハニワちゃんスタイルになることも、どちらも必要なくなっているのだ。
彼女たちの足元は、「雪国着用率No.1」ソレルのブーツだったりカラフルなゴム長だったり、本格的雪国仕様。

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途中、除雪作業や遅れていた対向列車との行き違いのために最大30分以上遅れ、十日町には20分遅れで到着。
ほくほく線への乗り換えは時刻表どおりだとわずか10分、たぶん間に合わないだろうなと思っていたらほくほく線も20分遅れで走っていた。
乗り換えられなかったらこの豪雪地帯で一番大きな街をしばし散歩してみたかったけど、それはまたの機会に。

しかし、六日町で足止めを食らってしまう。石打駅付近で小さな雪崩が起きて線路に流れ込んだため、上越線が運転見合わせとなってしまったのだ。
これから除雪作業と線路の点検をして、何も異常がなかったとしても動き出すまでには2時間以上かかるのは間違いない。
だったらどこか温泉に入っていこう。

ふと、バスの時刻表を見ると、5分後に出るバスがある。このバスで一度行ってみたかった五十沢温泉へ。
ここは消雪パイプに流すための井戸を掘っていたら湧出した温泉だと言う。豊富な湧出量と肌触りがやさしいながらも力強いお湯はなんとも魅力的。
中でも「ゆもとかん」は混浴の大きな岩風呂と露天風呂がウリで、混浴愛好家たちにもよく知られた存在だそうだ。
話のタネにと僕も行ってみる。

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しかし何一つ「オイシイ」思いはすることなく、0度近い寒空の下の露天風呂でひたすら半身浴をしていたらあっと言う間に全身から汗が噴き出すほどのお湯の力強さに納得しながら帰りのバスの時間に。
また訪ねてみたい温泉がひとつ増えた。あ、別に異性の裸が見たいわけじゃないよ。そんな欲望は別の手段で解消する僕なのは皆さんご存知の通り(爆)。パートナーがいれば僕はその人だけで十分満足するわけで。そういう相手がいなくてどうしても女性の裸が見たければ、ストリップにでも行けばいい。
温泉はあくまで温泉。ボートはボートだし、ファックはファック。(すみません、村上春樹の引用です。)

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いい気持ちでバス通りに戻るも、帰りのバス停がどこにも見つからない。ローカルバスの停留所は上下線両方のバス停を兼ねていることもあるのでもしやと思い逆方向のバス停を見るも、駅行きのバスの時刻表はなく、上下線独立したバス停なのだと一瞬パニックになる。ふらふらと周辺を探すもやっぱり見つからず、ちょうど通りかかった住民の方に聞いてみると、なんと雪の中に埋もれていたのを発見! すごい豪雪だったことがこんな場でもわかってしまう。

無事に六日町駅に戻ってみると、上越線はまだ開通していなかった。駅員さんに状況を聞いてみると、30分後メドに運転再開の判断がなされるとのこと。
時間まで駅前の商店街を歩き、地酒の豊富そうな酒屋へ。この地はかの銘酒「八海山」の醸造元のある町。都会やほかの地方ではプレミアつきで売っている「八海山」も、ここなら町の小さな酒屋でも定価で買える。
その八海酒造では地ビールも醸造しているが、雪深いこの時期は公共交通機関でたどり着くのが困難な場所にブルワリーとレストランがあるため、今回の旅では寄ることを諦めていた場所。
だから駅近くで買えればぜひ買って宿で飲もうと思っていたら、ここにその「八海山泉ビール」が3種類売っていたので、個人的な好みで2本選んで買っていく。(インプレッションは別途)
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駅に戻るとすぐに、復旧後の一番列車が越後湯沢駅を発車したとのアナウンスが入る。復旧まで予想通り3時間かかったけど、これで無事に先に進める。

今夜の宿は長岡市の旧越路町にある「加藤ゲストハウス」。
来迎寺駅を下りて季節外れの雨で足元がべちゃべちゃでとても歩きにくい中、迷いながらなんとか到着。
敷地内の小さなログハウスに泊めていただく。
暖かな夜だったこともあるけれど、このログハウスがとても暖かく過ごせることがわかって、僕もいつかログハウスをセルフビルドで建てたいという思いを新たにした夜。

夕食がまだだったので、駅前の居酒屋「わかば家」へ。この大雪にもかかわらず、魚の鮮度のよさには改めて感動。店の大将との会話も楽しく夜は更けていく。

(以下、後編に続く)

※1/27 写真追加で再アップしました。遅くなってスンマセン。
【2010/01/18 23:20】 | ちょっとお出かけ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
あれから15年。そしてまた・・・
DSCN6371_1600_256.jpgつとめての 雲海上空 気球舞う

今年もまた1月17日がやってきた。
毎年同じようなことを書くのも申し訳ないので、今年思ったことをひとこと。

地震はこの地球上、いや、日本という小さな島国だけに限っても毎日どこかで起こっているもの。
だから、ここで暮らす以上はそのリスクから逃れることはできない。

でも、心構えと工夫次第で、落とさなくてもいい生命をしっかり守ることができるはずだ。

地震のような天災に限らず、常に生命の危険と隣り合わせの趣味を持ってきた僕だけど、
正直言っていざというときに何もできないかもしれない。

だからこそ、現実を直視して、できることはやっていこう。
それが生き延びてきた者の使命なのだ。


先日のハイチの大地震のことは、僕らも心が痛んでいる。
失われた生命は15年前の日本の震災の40倍もの人数になるかもしれないとの情報まである。

さっき、「Lotus Cafe」に寄ったら、チャーリー宮本さんから「安曇野のミュージシャンたちで支援コンサートをやったらどうだろうか?」と声をかけられた。
もちろん僕は二つ返事で「やりましょう。いや、やらなきゃいけないと思います。」と答えた。

そう、音楽には国境はない。
人が音を楽しむことは、グローバルに普遍的なことなのだ。
苦しいときも辛いときも。

こういうときこそ、チャーリーさんの掲げる「国境なき音楽団」の旗がますますもって生きるのだ。

歌が、音楽が、人々の勇気になる。
その勇気は、人と人をつなぎ、いくつもの命をつないでいく力になる。
僕らはそう信じている。

Love & Peace.


公演詳細決定次第、このblogでもお知らせします。
【2010/01/17 23:39】 | ひとこと日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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